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今更だけど異世界で育成します  作者: 神木名 緒
13/29

何はなくとも米が食べたい

大変お待たせしました更新いたします。

非常に内容の無い回になっており、申しわけございませんです。


よろしくお願いいたします。

※すみません一部ダブり文章に気がついたのですぐ更新しました。失礼しました。

「…い、今のところ、特に変った事はないみたいだけど…やっぱりあんまり魔法は使わない方がよさそうだね」


元々そのつもりではあったけれど、気をつけようと私は自分に言い聞かせた。

膝でごろごろしている猫クロスケにもお願いねと視線を向けてみるけど、ただごろごろと喉を鳴らして私に撫でられている。


…わかってんのかなぁ?


「何か変った事があれば、すぐに言ってくださいね」


少し表情を緩めて、チャッピー君は言ってくれた。


その後、食事の片づけをしながら色々疑問に思った事を聞いたり話をした。


チャッピー君は10年位この幻翔修練の塔で勉強をしているそうです。

魔素とか魔幼を操れる人は年々少なくなっていて凄く貴重なんだそうで、魔法を使う人が日常的に居る世界ではないみたいです。


ただ、魔法が組み込まれた装置や仕組みは一般的に使われているので幻翔修練の塔で勉強した後に、そういう技師になる人と魔法使い…じゃなくて魔法師と呼ばれている人に分かれるそうです。


「-僕は魔幼を手に入れて、父のような"魔法師"になりたいんです」


「お父さんも魔法師だったんだ」


「はい」


でも、僕が生まれてすぐに亡くなったので記憶はないんですけど、とチャッピー君は話してくれた。


そういう職業の選び方もあるんだよね。


私は全くそういう事は考えなかったなぁと、ふと家族の事を思い出してしまった。


…大丈夫、私は帰れるんだから。


少しだけ寂しいって思った気持ちが伝わったのか、猫クロスケが膝の上ですりすりと額を擦り付けてにゃぁんとないた。


そうだよね、お前が居るもんね。


「…その時になったら、ちゃんとお家に送ってね」


頼んだよと猫クロスケを抱き上げて額を合わせた。


「マーサさん、そろそろお休みになりますか?」


「…そうだね」


外はすっかり暗くなり、灯りをつけてくれながら、チャッピー君がきいてきた。


お風呂かシャワーは入りたいけど無理なんだろうなぁ…。


チャッピー君はてきぱきと二階の寝室の場所を教えてくれて、寝巻きがわりの服も用意してくれた。


「僕は下の部屋に居ますので、何かあれば呼んでください。」


部屋の鍵がかかることを説明すると、チャッピー君は部屋から出ていった。


伝わったのか、猫クロスケが膝の上ですりすりと額を擦り付けてにゃぁんとないた。


そうだよね、お前が居るもんね。


「…その時になったら、ちゃんとお家に送ってね」


頼んだよと猫クロスケを抱き上げて額を合わせた。


「マーサさん、そろそろお休みになりますか?」


「…そうだね」


外はすっかり暗くなり、灯りをつけてくれながら、チャッピー君がきいてきた。


お風呂かシャワーは入りたいけど無理なんだろうなぁ…。


チャッピー君はてきぱきと二階の寝室の場所を教えてくれて、寝巻きがわりの服も用意してくれた。


「僕は下の部屋に居ますので、何かあれば呼んでください。」


部屋の鍵がかかることを説明すると、チャッピー君は部屋から出ていった。


体感時間で22時位かな。眠れないかなーと思いつつ、ストンと頭から被るタイプの寝間着を着込んでからマシュマロみたいな四角いベットに潜り込む。うんふわふわだ。


当然のように一緒に布団に入ってくる猫クロスケをもしゃもしゃ撫でていたら、あっという間に眠ってしまっていた。


「…お、おはようございます。マーサさん」


「…おはよー」


ショートボブの私の髪の毛は、今正にボンバー状態になってると思う。

チャッピー君にお会いするまえに直したかったのですが…。お早いですね…。


龜の中の水を少しもらって整えていたら、チャッピー君が櫛を渡してくれた。

ありがとうございます。


「朝ご飯を用意しました」


そう言ってくれたテーブルを見て、私はちょっぴりだけガッカリした。昨日の夜のデジャブ的なあれですよ。


もちろん、折角用意してもらいましたのでたべますですよ!!


むしゃむしゃとパンを頬張りながら、膝の上の猫クロスケをみる。


猫さんですと、こういう時はなに食べてるの?があるけど、猫クロスケはやっぱりそういうのはないのか…。


食べ終わった食器は綺麗に洗って、チャッピー君が持ってきた籠に戻します。

この間に台所の使い方も教わったので、お昼は是非自分で作りたいと思います!


「あの、チャッピー君ちょっとお願いがあるんですけども」


「はい」


「私…あの料理が趣味でして…是非…お料理がしたいんだけど、食材って分けてもらえないのかな」


「料理…食材ですか…」


チャッピー君はそう言って、凄く困った顔をした。


「…すみません。食事は幻翔修練の塔では作っておりません…」


だから食材はないのですと、チャッピー君が申し訳なさそうに言った。

ここまで読んでくださりありがとうございました。


ようやく育成に進めたと思います。

この回で、どうしようかなこうしようかなという悩みがありましたが

こんな感じになりました。


良い方向にすすむといいなぁと思ってます。


ポイントなどつけていただきありがとうございますv

お時間ありましたら、感想ご意見いただけたら参考にいたします。

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