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脚本家もどきの日常。  作者: まめたろう
2/13

02 顔合わせらしきもの。

次の日。

台本の方向性だけでも決めるべく、顔合わせもかねて授業後、僕と山森さん、演劇部の部長・副部長、顧問の先生で集まることになった。

2年生は僕と山森さんだけなので少し緊張する。



やってきました授業後。

「全員揃ったねー?じゃあ、始めよっか。」

先生が切り出す。

「それぞれ自己紹介してください。必要ないかもしれないけど、一応。部長から。」

先生に促されて部長さんが自己紹介を始める。


「部長やってます、綾瀬なつみです。宝塚が好きです。」

綾瀬先輩は、髪がセミロングで、上品なドレスが似合いそうな大人っぽい人だ。

宝塚なら、確実に娘役。


「副部長の長屋加奈です。将来ミュージカルをやりたいと思っています。」

長屋先輩は、ショートカットのボーイッシュな感じの人。短パンとか似合いそう。

宝塚なら、確実に男役。


次は、山森さんだ。

「山森美奈子です。照明やってます。裏方の方が得意です。」

僕に話しかけてくれるくらいだから、てっきり役者だと思ってた。

へえ、なんか意外。


「次は私ね。顧問をやってます、堀崎ふみです。よろしく。」

堀崎先生は、国語教諭。年は、40歳くらい。

実は元々役者だったらしい。足と腰を悪くして辞めた様だ。(山森さん情報)

あだ名は、マダム。(公認)


僕の番が回ってきた。

「2年3組、羽島直樹です。帰宅部所属、山森さんの誘いで台本書かせていただきます。どうぞよろしくお願いします。」

ふぅ、噛まずに言えた。


「全員自己紹介終わったので、打ち合わせを始めます。」

綾瀬先輩が切り出した。

「今回は、羽島君に台本を書いてもらうことになっています。羽島君、台本を書く上で私たちに聞いておきたいことってある?」

いきなり話を振られた。

えっと…なんだっけ?

「えっと、皆さんはどんな作品にしたいですか?」

僕は問いかけてみる。


「私は、恋愛モノをやってみたいです。」

うっとりした顔で長屋先輩が言った。


「私は、楽しい作品がいいな。」

綾瀬先輩はこう話した。


「山森さんはどう思う?」

僕は問いかけてみた。


「…私は…『賢者の贈り物』のような作品がやりたいです。」


…文学作品、キター!!


…てか、それやればいいじゃん。

「著作権があるから。」

え、まだ、だめですか。

「それに、オリジナルがやりたいの。」


…そうでしたね。

「じゃあ、『賢者の贈り物』をモチーフに書いてみます、ってことでいいですか?」

僕は聞いてみた。

「勿論です。」

「羽島君、よろしく。」

「お願いします。」

「じゃあそういうことで。」



そのあと少し雑談してお開きになった。



とりあえず、モチーフを決めることができた。

…しかし、『賢者の贈り物』ってどんな話だっけ?

また読まなきゃ…。


ん!? そういえば、今日マダムはあんまり喋らなかったな。普段は鳥みたいに喋りまくるのに。珍しい。


作中に演劇部が出てきますが、私は演劇部ではないので、想像で書いたので実際の演劇部とはかなり異なると思います。ご承知おきください。

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