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第十二話『新役』


最近無性にサラミが食べたくなってきたなと。どうも、爆裂キノコです


夏は嫌ですねー。


「砕けやがれっ!!。」


対戦相手の頭を握り潰し思い切り地面に打ち付けさらに潰す。


手を離すと案の定目を回して気絶していた。



『試合終了。勝者アルマ選手。これによりチーム咲耶、二回戦進出です。』


おぉーとかキャーとかアルマ!とか、随分と人気なんだね。


右腕を上に向けてかっこよく立っているだけ、表情は無表情。女の子の顔面潰して打ち付けたのに罪悪感とかないのかなぁ彼は。



一回戦を無事勝った(僕なにもやってないけど)僕たち三人は第二アリーナで咲耶たちの試合を咲耶チームのベンチで見てたんだけど。


みんな瞬殺。一戦目も二戦目も二十秒もかかってないんじゃないかな。


「容赦ありませんねぇ~。」


僕の右隣で苦笑いを浮かべる女の子、とは言っても160以上の身長はある。


彼女は『リリカ』さん。学年は違うけど歳は一緒。


あまり関わったことはないけれど会うたびいつも優しくしてくれる。確か魔界人の貴族でかなりのほんわかさんらしい。


おっとりした碧の瞳に腰までかかる水色の髪、スタイルは咲耶と同じく抜群。


みんなのお母さんのような存在って昔咲耶が言ってたけど、確かに母性愛がありそうな雰囲気だ。



しかし彼女は魔界人で貴族、身分だけではなく勿論戦闘も計り知れない。


詳しくは説明できないけど相手を十秒近くで倒すほどの強者だって言えることは確実。


…見た目で人を判断したらダメってことが身に染みた気がするよ。



「アルマはああ見えて女の子には容赦がないですからね。」


無表情で倒すんだもの、獣モード全開だよ。


相手選手が医療隊に運ばれるのを確認してこっちのベンチに戻ってくるアルマがさっきまでいなかった僕の存在に気づき目を大きくする。そしていきなり全力ダッシュで向かってきた。


「うおぉぉぉぉおぉぉぉ!!!!。見ててくれたか桐佳ぁぁ!!、俺の試合どうだった!?。」


抱きついてこようとしたアルマの頭と胸を掴んで抵抗する。


「あとで相手に謝ったほうがいいよ。あと僕が来た瞬間元気になりすぎ、飼い主を待つ犬か君は。」


「悪くないぜ!!。」


「僕がお断りだわっ!!。」


離れてと前に突き飛ばしぜぇぜぇと荒い呼吸をする。こんなことですごい体力使っちゃったじゃないか。



「如月さん、どうぞ。」


リリカさんがポケットから白いハンカチを取り出し僕に手渡してくる。


「すみません、洗ってお返しします。」


受け取り汗を拭きポケットに入れる。


「準備がいいのねリリカ、流石だと言うべきか。」


「いえ、女性なら持ってるものですよぉ?。アクアちゃんは持ち合わせていないんですか?。」


「私は魔術でどうにかするわ。」


きっぱり言っちゃったよこの娘!?。魔術ってそんなこともできるの!?。


「私は持ってますけどよくおトイレについているエアータオルでしたっけ?。あれを使用しているのであまり使わないんですよ。」


「あぁ、あれすげー楽しいよな。ずっとやってたい気分になるし。」


「!。わかりますその気持ち!。」


「おっ、流石はリース姫!、あれの良さを知るとは中々やるな!。」


……話を聞く限り、あの二人はエアータオルが大好きなのだろう。




「っとそうだ、話が脱線してたね。リリカさん、咲耶を知りませんか?。こっちに来たときから姿が見当たらなかったんですが。」


二人を置いといて僕は気になっていたことをリリカさんに訊く。


すぐに苦笑いを浮かべたリリカさんになぜだろうか、嫌な気がしてきた。


「それなんですが、アルバイトの方に行ってしまって。」


「はぁ!?。」


「準決勝か決勝には間に合わせるって、走って行ってしまったんですよー。」


ふふふと笑う彼女に僕は唖然。


「じゃあアルマ先輩もリリカも負けられないってことになるわね。実質二人だけなんだから。」


「そうなんですよぉ。」


「…どうせ咲耶のことだ。『アルマ達なら勝てるよー。』とか口実言ったに違いない。」


「正解ですよー。」



肩を落としやれやれと首を横に振る。まったく、あの娘は。


リリカさんの表情を見る限り咲耶のことは察しがついているのだろう。


「もしかして去年準優勝した理由って咲耶が来なかったから?。」


ふと思い出したことにリリカさんは懐かしそうに微笑む。


「はい。急用ができたからと言って、ふふ。」


「アルマが試合放棄した意味がやっとわかった気がするよ。」


「あ?、なんだ?。」


「なんでも~。」



ポケットから携帯を取り出し時間を確認、閉じてポケットにしまう。


アクアは僕より前に気づいており問題ないオーラを漂わせていた。心強いよ。


一方リース。まだエアータオルについてを熱く語っていて忘れている。


なのでアクアと後ろから獣耳を思い切り折り畳んだ。


「ぷぎゅ!?。」


これ以上のない驚きを見せ手を払われて警戒する猫のように耳を押さえながらリリカさんの後ろに隠れた。そ、そこまで驚くかね…。


「いきなりビックリするじゃないですか!?。獣界の住民は耳に敏感なんですよ!?。」


涙目って重症レベルじゃないかな。


「アルマって耳敏感?。」


「いや、俺ら男は普通の耳だかんな、感覚は桐佳やアクア嬢と変わんないぜ。…ハッ、で、でも桐佳に口で優しくはむはむして――」



「リース、耳を触ったことは謝るけど大切なこと、忘れてるよ。」


感覚が治ったのか、いつも通りに戻り首を傾げる。


この様子だと…忘れてるね、きっと。


「二回戦、始まるわよ?。」



「……………あ。」


ようやく理解したね。アクアは先に行くわよと僕に目で合図をし第二アリーナから出ていった。



「ま、待ってくださいよぉぉぉぉ!!!!。」


それに合わせてリースも急いでアクアを追い掛けていった。



「ふふ、可愛らしい娘ですねぇ。」


「僕もそう思います。」


「如月さんも、ですよ。」


「ありがとうございます。」



なぜか彼女に言われても不快感が起きず、僕は小さく手を振りアクアたちを追いかけた。



「だから耳に喰いついてきてもいいんだぜぇ!ってあれ、いねぇぇ!!!?。」


「気づくの遅いですねぇ。」





―――――





『さぁ二回戦Aブロックの試合の時間だぁぁぁ!!。アゲアゲでいくぞお前らぁぁ!!!!。』


『うおぉぉぉぉおぉぉぉ!!!!!!!!!!。』



斉賀さん、次第にキャラが壊れ始めてきましたよ。



…にしても、なにこの熱気。二回戦とは思えない盛り上がり様、まるで決勝戦みたいだ。


多分、アルマを倒した僕や世界のお姫様の二人のせいだろう。観客の人たちを見れば大方察しはつく。


「どう?、緊張するかしら?。」


右に座っているアクアは目を細めながらにやついていた。


「アクアはよく緊張しないねぇ~。」


「負けてもリスクがないからよ。」


…そうだったね。リスクを負ってるのは僕だけだったんだ。


いやでも、リスクがないからって緊張しないのはおかしいと思うぞ。


「私はもう人前なんて慣れてるのよ。それはもう、呆れるほどに。」


「お姫様だもんね、なら納得だよ。」


「あんたも体験してみる?、王族生活。きっと暇すぎて爆発するわよ。」


「本人が笑いながら言わないでもらえます?、すごく恐いんで。」


「ふふ、なら今度招待するわ。とびっきりの王族生活を味あわせてあげるわよ。」


そりゃどうもと苦笑いを浮かべて立ち上がる。



すると服の裾を誰かが引っ張ってるのに気づき視線を左下に落とす。


当然リース。心配そうに僕を見上げてなにか言いたげそうだった。


きっと『大丈夫ですか?。』とか『怪我だけはしないでください。』とか不安気な言葉を掛けようとしている。


…本当に優しいね、この女の子は。人の身をいつも心配してくれる、親みたいに。こんなにも優しくて温かい気持ちにさせてくれるのはリースの優しさのおかげ。


でも、反対に本人に不安を生じさせちゃうんだよね。


迷惑を掛けたくないけど自然と迷惑を掛けてしまう。なるべく努力してるんだけどリース相手には厳しいね。あはは。



だから、僕は唯一の方法、撫でるというコマンドで安心させる。

でも今日はちょっと強めに、わしゃわしゃと。


当然リースは驚くも僕を見上げてくる。


そんな様子を見て僕は微笑みポケットに入っているピンクの腕輪を取り出しリースの腕にはめる。


「お守りだよ。勝利祈願ってやつかな?、あはは。」


「お守り…ですか?。」


「尤も、戦うのはリースじゃないんだけどね。はい、アクアのもあるよ。」


アクアに渡すのは赤の腕輪。


「あら、意外といいセンスしてるのね。ありがと。」


お気に召してくれたみたいで何より。アクアが腕輪をはめたすぐに僕もポケットから青い腕輪を取り出し右腕にはめる。



「大会なんだし、ね?。」


「あとで元値分は払っとくわ。」


「いいよ。試合をしてくれてるお礼なんだし。」


お金にも少し余裕が出てきたしね。


「き、桐佳さん!!。」


「?。」


リースがベンチから立ち僕に黒い紐を渡してくる。?、これで相手の首でも締めるの?。


「戦闘中では恐らく髪が邪魔になってしまいます。ですのでこれで。」


「わぁ、ありがとうリース!。助かるよ。」


受け取った紐で早速髪を後ろで結ぶ。うん、しっくりくる。




「じゃっ、行ってきます。」





◆◆◆◆◆





『二回戦第一試合、両者選手入場っ!。……ってあれは如月選手!?。』


『ほう、先鋒での桐佳ちゃんとは、なにか考えがありそうだな。そんなことよりポニテだぞポニテ!。雰囲気が若干変わった桐佳ちゃん可愛すぎるぅぅ!!。持ち帰りたい!!。』



一試合目に僕が出ることがそんなに珍しいか。あごに手を当てながら思う。


風音さん、実は考えなんて持ち合わせてないんですよ。


僕が最初に出た理由、それは単なるわがまま。


もう守られるのは嫌、迷惑掛けたくない、本人がなにもしないで仲間に辛い目に合わせるなんて見過ごせない。だから一試合目から出た。


それ以前にお姫様二人に戦わせるって、身分的にも男としても最悪じゃないか。



箱に白と中を刻子で差し込み体内に入れながらフィールドの指定地に立つ。


『対する相手はポニテの剣道部新人エース。外見によらず内に秘める熱血少女、柳門寺りゅうもんじ 姫乃ひめの選手だぁぁ!!。ちなみにスリーサイズは上から8―あだっ!?。』


『おおう、小石が窓を貫通してきて見事ヘッドショットを決めたぞ。大した精密さだ。ぜひ私のモノとしてそのビックなメロンを舐め回せてぶっ!?。』



今度は風音さんの両目に小石が放たれた。…あの人は馬鹿か。というか理事長の両目に小石って投げていいものなの?。


正面を向くと少し赤くなりながら溜め息を吐く女子生徒、柳門寺さんが青い鞘に入った刀を片手に立っていた。


青い髪を後ろで一つに纏め黄色の瞳を宿している。身長は150台後半。制服でなく既に戦闘服を纏っていた。


白い衣に黒のズボン状の袴という武士装備。よく目を凝らしめて見れば胸元になにか武器を隠しているね。



(…何故だろう、如月先輩がわたしの胸を直視してくる。はっ!、まさか胸がキツいことがバレた!?。そんな馬鹿な…。)


(驚いたと思ったら今度は深々と考え始めた。あれは考察…?。…ま、まさか僕の三元牌に気づいたというの!?。他の生徒には公表してないはずなのに。)


何はともあれ戦うことには変わりはないんだ、気づかれていても僕は僕の戦いをするだけ。


体に魔力を通し脳内であるスイッチをONにする。


すると足元から魔方陣が展開され上昇。その際に僕の服装が変わる。


主に黒色の長袖に長ズボン、肩からは革をベルトで垂らしている。これはポーチ。


特徴はなく服の裾に白いラインが入っているだけのシンプルなデザイン。なんだか某人気ゲームのなんたら覇斬を使うキャラクターの服みたい。


でも意外と気に入ってるんだ、動きやすいしかっこいいし。


「お似合いですよ、如月先輩。」


「あはは、ありがと。」



頭の後ろに手を回し照れ隠し。



実を言うとこの装備、デザインアイデアは僕じゃなくてアルマなんだ。必死に考えてくれて出てきた傑作だから大切にしろよって目の下隈だらけで。


今となっては宝物の一つ。今度久しぶりにお礼でも言おうかな、お菓子でも持って。





◆◆◆◆◆





「ブッフォルッ!!。」


「すごいくしゃみですねぇ~。」


「きっと桐佳が俺の噂をしてるに違いないぜっ!!。」



当たっていた。





◆◆◆◆◆





「試合をする前に一つ訊いておきたいのですが、如月先輩、体のほうは平気なのですか?。差し障りがあると水城先輩に伺いました。」


お互い構えてる中柳門寺さんが質問をしてきた。


「あー、なんとか戦えるほどの体力は作ったから安心して、すぐにはばてないよ。」


「そうですか、安心しました。」


「柳門寺さんって咲耶と仲がいいんだね。」


「はい。中学からの仲で師弟関係ですので中々仲はいいと思いますよ。」


「へぇー……って師弟!?。」


はいと答える柳門寺さん。ちょ、咲耶、弟子がいるなんて一年以上聞いてない初耳なんだけど…。


となると相当不利じゃないかな僕。勝ち目あるの?。



「大丈夫ですか?。芯が震えてますけど。」


「た、ただの武者震いだよ。強い柳門寺さんとの試合だ、だもの。」


「成る程、ならばわたしも御期待に添えるよう心血を注ぐとしましょう。」


逆効果だ!?。あと僕なんかに心血注がないでくれるかな!?。



『はっはっ、不器用な娘も可愛いな。だがそろそろ目を開きたいものだな、石が邪魔だな。』


取ればいいじゃないなんてツッコミは会場内の人が思ったろうけどの胸の内に仕舞っておこうね、関わり損だから。




と、もうおふざけはやめよう。真剣モードに移行だ。


それに呼応するかのように柳門寺さんも会場内の人もさすがの風音さんも口を閉じ集中を始める。


リースは拳を固め僕の勝利を願うような表情、アクアはどうでもよさそうに頬杖をついている。


『さて、長い前置きは終了致しまして、ようやくポニテ同士の試合が始まろうとしています。両者とも強く睨み合っています。』



僕は身を軽く沈め両手を少し後ろへ、柳門寺さんは軽く刀の鞘を掴み人差し指を浮かす。


『勝つのは巨乳ポニテか?、男の娘ポニテか?、倍率は柳門寺選手のほうが遥かに低いが勝てるか如月選手!。では、第一試合、開始ッ!!。』



ちょっと意味わかんないけど試合が始まったことはわかった。



今回も少し様子見、手札を少し見てから攻めよう。


そうと決まれば腰のポーチから飛針を各三本ずつ計六本取り出し柳門寺さんに投げる。




「咲き乱れるのは、舞踊するかの桜の如し…。」



が、しかし飛針は柳門寺さんを通りすぎやがて各方向へ落ちる。


…なんだ?、すり抜けたわけじゃない。あれは瞬間的に打ち落とされたんだ。


よく見れば僅かに飛針の芯にナニかが打ち込まれた形跡が見られる。


加えて一撃じゃない、一つに最低三回は打ち込んでいる。


防御魔術…では弾くだけであって打ち込むことはない。


だとすると剣技しかない。



けど、なにも見えなかった。おそらくぼそっと小声で言ったあとに打ち込んだはずなんだけど一切知覚が出来なかった。


…やだねぇ、僕の周りは速い人が多すぎる。




「迸る雷は、何事にも干渉されぬ閃光の如し。」



ってほら早速速攻っぽい技が飛んできそうじゃん!!。あとさりげなく台詞かっこいいよ!。



間に合うかと僕は高速で術式を組み目の前の座標を確認し詠唱と共に展開させる。



「コール!。平和断幺九三色一盃口!!。」



するとポーチから萬子の二~四萬がそれぞれ二枚ずつ。索子、筒子は一枚ずつ。これでこの四つの役の条件をクリアして発動。


牌たちが円を描くように瞬時に移動した――――矢先、プロテクションを張った障壁に柳門寺さんの袈裟懸けの一撃が火花を散らせながら打ち込まれた。


「!。」


防がれたことが驚いたか、剣を引き大きく距離をとる。



「高速展開に強力な防御魔術、わたしの一閃を受け止めるとは流石です。」


「結構危なかったけどねー。」


あと0.5秒遅かったら首がホームランしていたよ。


高速展開の練習を繰り返した甲斐があったね。あとはアクアが四の牌を作ってくれたおかげでバリエーションが増えた。ほら、今回の平和、五翻の満貫まで高いところまで強化出来たよ。


魔力消費は激しいかもしれないけどいざというときの満貫だね。一応僕が出来る最高の翻みたいだし。


「成る程、それが先輩の武器だと。」


「さぁ、どうだろうねー。」


両手を挙げて首を捻り挙げた両手を胸の前で強く叩く。


「ただ言えることは、まだ手札はいっぱいあるってことだよ!。」



魔力を両手に流し思い切り離すと、手のひらから魔力が糸状に出現し結ぶようにして姿を成す。


完全に生成を終えた姿、それは赤と紫が混じった不思議な形の弓。重さは魔力武器なので非常に軽いけど中々の強度はある。展開するのはこれが二回目でこの弓の名前を。




「これが新役、断矢九!!。」










「…センスの欠片もないわね。」





ア「あら、こんなところにサ〇ーンの機体が捨ててあるわ。」


ア「一体誰が捨てたのかしら、勿体無いわ、私が引き取るとしますか。」



~理事長室~


風「探せぇぇ!!!!、私の命の次に大切なレアサ〇ーンがなくなってしまった!!。あらゆる手を使ってまでも探すのだぁ!!。私の権力なら地球は動かせる!。」


桐「権力の無駄遣いですよ…。」





次回『剣VS犬』

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