(その3)創作の「AI補正文章」って、どうしてますか?
1、2、3――ダーッ!
みなさん、小説書いてますか。
調子はいかがですか〜♪♪
ある、わたしの書いたエッセイに、
>>**きぃ……**と軋んだ音を――
と、
markdown記法を残したままアップしたところ、
「ちゃんと見直して投稿してる?」――
という、ありがたいコメントを貰いました。
最近は、わたしと同じように、
AIを補助的に使って作品を創る人も増えてきていると思います。
AIの使用には賛否があると思います。
*
最初に断っておくと、
わたしはAIに「まんま」小説を書かせることには反対です。
さらに、それで量産して、
「なろうリワード」を稼ぐことが、
目的になっている場合には、
正直、怒りすら感じます。
そこには、作品への愛も、想いも、こだわりも、
そして――完結させたときの喜びも。
何も、無いからです。
ただ一方で。
どうしてもまとまらない文章を整えてもらったり、
読みやすく直してもらう――
そんな使い方には、わたしは賛成です。
誤字脱字を減らし、読みやすくすること。
それは、読者ファーストにつながると思うからです。
そしてもう一つ。
これまで自分の力だけでは小説を書き上げられなかった人が、
AIを使って「完成」まで辿り着けるようになった。
自分でつけた名前のキャラクターが、
自分の想像した世界を走り回る。
そんな体験が広がったことは――
とても素晴らしいことだと思います。
*
わたしも、markdown記法――
つまり「**」のことは、
ある方の『AI文章の見分け方』というエッセイを読んで知りました。
「ああ、なるほどな」と思う反面、
気づいてしまうと、けっこう目につくものです。
他にも、こんな“分かりやすい特徴”がありました。
・「**」や「#」などのマークダウン記法が残っている
・日本語の途中に別言語(中国漢字、ハングル、ギリシャ文字など)が混ざる
・「分かりました!」など、AIの返答文がそのまま入っている
・文中に半角スペースが混ざる
・“ ”(ダブルクォーテーション)を多用する
・「……」や「――」の使い方が安定しない
・同じ構文(「ただの〇〇じゃない〜」)が頻出する
・やたらと「温もり」「絆」などで感情を表現する
……こうして並べてみると、
「あるある」だと感じる人も多いんじゃないでしょうか。
*
ただ――
本当にしたかった話は、ここからです。
わたしは、**きぃ……**といった、
『**』で囲んだAIが出してくる訂正文が好きです。
きぃ……と。
原文の上につける『傍点』よりも、
**きぃ……**と。
こちらの方が、
“中の言葉たちが強調されている感じ”がして――
自分の中でしっくりきました。
それに、わたしはなろうとカクヨムの両方に、
投稿している作品もあるので、
双方の『傍点』の書き方の違いがあるために、
それをいちいち直すのが面倒……という事情も、正直あります。
だから、
そのままで済む『**』を、好んで使っています。
――でも。
それを見て、
「AIが書いた小説だ」と思って離脱する人がいるのも事実です。
もし今後、『ネトコン』のような場で、
AIが機械的に審査して、
『**』があることで
「AIが書いた小説」と判断されて落とされてしまう――
そんな可能性も、ゼロではないのかもしれません。
だからこそ、
使わないに越したことはない――
そういう考えも、分かります。
それでも、思うんです。
自分の作品は、
自分の気に入った文字や文章で書きたい。
たとえそれが、
『**』を使う表現だったとしても。
そして――
悪意のある“AI使用を隠したい人”ほど、
そういう露骨な痕跡は消すはずです。
『**』のような分かりやすい特徴は、
後ろめたい人ほど、真っ先に削るでしょう。
そうなったとき、
もう「AIかどうか」なんて、
見た目では分からなくなる。
じゃあ、何を信じればいいのか。
――いや。
大事なのは、そこじゃない。
AIかどうかを見分けることよりも、
読んだ人に、
この小説が面白いと思ってもらえるか。
書いている自分が、
本当に楽しくて、救われているか。
それだけで、いいんじゃないか――
と、わたしは思います。
わたしの中の答えは、これです。
――もっと面白いものを、
自分の気に入った文字で、
自分も楽しみながら書き続けていきたい。
どうしてもまとまらない文章や、
自分より読みやすいと感じた表現は、
素直に取り入れていく。
・AIに小説は書かせない
・読みずらい文章や誤字脱字は直してもらう
だからこれからも、
AIを気にせず使っていくと思います。
*
創作者として、
AIに対する賛否があることも、
嫌いだと感じる人が多いことも、分かっています。
それでも。
もしよければ、教えてください。
あなたの、
小説を創るときのAI使用について――。
【了】
お読みいただき、ありがとうございます。
もし今回の内容が少しでも刺さった方は、
同シリーズのこちらもぜひ読んでみてください。
・『(その1)創作の「最初の一歩」って、どうしてますか?』
https://ncode.syosetu.com/n7431ly/
・『(その2)創作の「プロローグ」って、どうしてますか?』
https://ncode.syosetu.com/n0491mb/
《AI参謀作品》
・『外連味のあるケレン
~「文豪っぽい」と言われて喜んだ3秒後――地面に叩きつけられた!?~』
https://ncode.syosetu.com/n5177mb/




