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【完結】俺とアーシュ~TRUE LOVE 4EVER~  作者: 水谷誠司
最終章 俺とアーシュ~ TRUE LOVE 4EVER~

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炎鎖の魔術師登場!

 赤い霧の向こうで、鎖の擦れる音がした。



 ――ジャリ、ジャリ……。



「誰だ?」


 俺が振り向いた瞬間、炎が弧を描いた。

 燃え盛る鎖が空を裂き、俺の足元に突き刺さる。


「不用意に歩くな。地獄はお前みたいな未熟者を歓迎しない」


 現れたのは、金髪に傷のある男。片手には燃える鎖。


炎鎖(えんさ)の魔術師――そう呼ばれてる」


 鎖は意思を持つように蠢き、周囲の亡者を縛り上げた。触れた瞬間、炎が罪を炙り出す。


「転生したいんだろ?」


 俺は息を呑んだ。


「だったら、まずは地獄に適応しろ。生き延びる術を覚えろ」


 炎鎖が俺の腕に巻きつく。

 熱い。だが、焼けない。


「素質はあるな。未練が強すぎる。悪くない」


「アーシュに会うためだ」


 男は鼻で笑った。


「その執着、力に変えられるなら――面倒を見てやる」


 炎が揺らめく。


「地獄で生きる術を教えてやる。だが甘えるな」


 鎖が地面を打ち、赤い霧が割れた。


「来い、水谷誠司。ここからが本当の“地獄”だ」


 俺は拳を握る。


 転生できなくてもいい。

 地獄を突破してやる。

 炎鎖の魔術師と共に――。

次回

「水律の魔術師登場!!」

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