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雨の日の帰り道(傘は一本)
今日は雨だった。
天気予報は見ていなかった。
なぜなら——恋で忙しかったからだ。
校門の前で、俺はアーシュを見つけた。
「ア、アーシュ……傘……一本、だけど……」
(※声が小さすぎてほぼ独り言)
アーシュは首をかしげた✨
「え? なに?」
「い、いや……その……
一緒に……帰れたら……いいなって……」
沈黙。
雨音だけが、やけに大きい。
終わった。
俺の人生、ここでEND。
……と思った、そのとき。
「うん。いいよ」
え?
「濡れるし、寒いし。一緒に帰ろ」
世界が、スローモーションになった。
(※ここで“キラキラ背景”の落書きあり)
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
俺は傘を差し出した。
距離が近い。
近すぎる。
肩が、触れた。
これは……キスよりヤバい。
俺の脳内では、
結婚 → 同居 → 老後
まで一瞬で進んだ。
アーシュは何も知らず、普通に言った。
「誠司って、変なこと考えてそう」
「な、ななな、何も考えてねぇし!!」
(※完全に考えてる)
メモ(欄外・自筆)
・雨=イベント
・傘=フラグ
・肩が触れた=両想い(確定)




