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【完結】俺とアーシュ~TRUE LOVE 4EVER~  作者: 水谷誠司
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23/90

やっぱり、伝説へ…

三人で旅を続けていると、

道の真ん中に少年が立っていた。




腕を組んで、

いかにも生意気そうな顔。



「お前、強いんだろ」



いきなり言われて、

俺は戸惑った。




「え……?」




アーシュは一歩後ろで、

静かに様子を見ている。



かわいい少年も、

首をかしげていた。



生意気な少年は、

なぜか俺の方だけを見る。




「俺、お前についてく」




理由は、よくわからない。




でも、

目が本気だった。




困った。




「えっと……」




俺には、

もう先約がある。



隣には、

アーシュがいる。



前世も、来世も、

一緒だって決めてる。



「ごめん」



勇気を出して言った。




「俺には、

アーシュがいるから」




生意気な少年は、

一瞬、きょとんとして、

それから顔を真っ赤にした。




「……そっか」




声が、

小さくなる。



そして、

ぽろっと、涙が落ちた。



泣くとは思っていなかった。



俺は、

どうしていいかわからなくなる。




アーシュが、

そっと俺の肩に手を置いた。




「誠司は、

悪くない」




かわいい少年も、

生意気な少年に

ハンカチを差し出した。





「大丈夫だよ」




生意気な少年は、

鼻をすすって、

強がるみたいに言った。




「……また、強くなるから」




そう言って、

走っていった。



少しだけ、

胸が痛んだ。



でも、

後悔はしていない。



俺は、

ちゃんと選んだ。




アーシュが、

少し照れた顔で言う。




「一途だな、誠司」




それだけで、

また歩ける気がした。



ノートの余白に、

泣き顔とハートを描いた。

(※消せなかった)



旅は、

まだ続く。



やっぱり、

俺たちは伝説へ向かう。





次回

「もしもし、亀よ、伝説へ…」

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