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【完結】俺とアーシュ~TRUE LOVE 4EVER~  作者: 水谷誠司
伝説シリーズ開催!!!

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21/90

そして伝説へ…




愛を確かめあった俺とアーシュは、

ついに旅に出ることになった。




理由は、

なんとなく世界が呼んでいる気がしたからだ。




仲間は三人。

俺と、アーシュと、

あの日ぶつかってしまった、かわいい少年。




少年は、

まだ少し恥ずかしそうだったけど、



「一緒に行く」



と言ってくれた。




パーティーが、完成した。




アーシュは前に立つ。



黒髪が風に揺れて、

睫毛の影が強い。




「誠司、後ろは任せた」




その一言で、

俺は最強になれる。




最初のモンスターは、

草むらから出てきた。



スライムみたいで、

でも目が多くて、

ちょっと気持ち悪い。



「来るぞ」



アーシュが剣を構える。



俺は、

よくわからないけど、

勇気を出す。



「ま、守る!」



かわいい少年が、

後ろから魔法っぽいものを放った。



光が走る。

当たった。

モンスターは、

ぷるぷるしてから、

消えた。




勝った。

胸が、どきどきする。



でも、怖くない。



次の戦闘は、

洞窟だった。




暗くて、

音が響く。



コウモリみたいなモンスターが、

一気に襲ってくる。



「誠司!」



呼ばれて、

俺は前に出た。



剣はない。



でも、

アーシュが後ろにいる。



それだけで、

足が動いた。



かわいい少年が叫ぶ。



「今!」



よくわからないけど、

振り下ろした。



当たった。



たぶん、

当たった。



モンスターは、

ばらばらになって、

消えた。



息が荒い。



でも、

アーシュが肩に手を置く。




「すごいな、誠司」




その言葉で、

全部報われる。



最後の敵は、

夜の森にいた。



大きくて、

影みたいで、

強そうだった。




三人で、

円になる。



「一緒に行くぞ」



アーシュが言う。



うん、

一緒なら大丈夫だ。

かわいい少年の魔法が光って、

アーシュが突っ込んで、

俺は、

ただ必死に叫んだ。





「うおおおお!」




世界が揺れて、

静かになった。



勝った。




三人で、

しばらく座り込む。




夜空に、

星がたくさんある。




「楽しかったな」




アーシュが言う。



俺は、

何度も頷いた。




これが、

俺たちの冒険。




ノートの最後に、

大きく書く。



俺とアーシュと、

かわいい少年の

三人パーティー。

(※剣と星とハート描いた)




こうして、

俺たちは旅に出た。



そして――

伝説になった。




次回

「再び、伝説へ…」

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