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俺、浮気?!?!?!?
それは、事故だった。
道でつまずいて、
前にいた少年に、
そのまま転んだ。
抱きつく形になって、
俺は動けなくなった。
「ご、ごめん……!」
相手の少年は、
真っ赤になって固まっていた。
俺も、
たぶん同じくらい赤かった。
一瞬、
見つめあってしまったのも、
よくなかった。
そのとき。
「……誠司?」
声がした。
振り向くと、
アーシュが立っていた。
何も言わない。
ただ、見ている。
胸が、
すごく嫌な音を立てた。
違う。
本当に違う。
浮気じゃない。
事故。
ラッキースケベ(?)
たぶん。
でも、
言葉が出なかった。
アーシュは少しだけ視線を逸らして、
「……先、行くな」
って言った。
それが、
一番つらかった。
(※ノートの余白に、ぐちゃぐちゃなハート)
(※消しすぎ)
これは、
誤解だ。
次のページで、
ちゃんと説明する。
しないと、だめだ。
次回
「俺、仲直り!!!!!!」




