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俺のアーシュ
死から甦った俺は、
少しだけ強くなった気がした。
アーシュは、
まだ心配そうに俺を見ている。
「……本当に大丈夫?」
その顔が近くて、
胸がまたドキドキしたけど、
今度は逃げなかった。
「アーシュ」
名前を呼ぶと、
ちゃんとこっちを見る。
俺は深呼吸して、
一番大事なことを言う。
「俺……アーシュと一緒にいたい」
言ってから、
意味が大きすぎて焦る。
でも、止められなかった。
「ずっと。前世も、来世も――」
アーシュは驚いたあと、
ゆっくり笑った。
「……誠司らしいな」
そう言って、
俺の手を握る。
「俺も、誠司のそばにいる」
それだけで、
全部うまくいった気がした。
(※大きなハートを描いてある)
(※ここ消しゴム使ってない)
次回
「俺、結婚!!!!!!」




