き
「こんにちは」
彼は君達に平凡な挨拶をした。
返事がこない事を分かっていながら、そのまま話を続ける。
「さて、今回なぜこんな始まり方なのかと言うと...何故だと思う?」
彼はニヤニヤと笑いながら質問をした。その笑顔を見ていると、無性に殴りたい気分になってくる。
「冗談は置いておくとして...なんとなく小説のような始まり方をしてみたいと思ってね。」
「この作品は小説と言うよりも、ブログや日記に近い形で話を書いている。逆に書き方さえ変えれば、物語や情景を持たせた上で厨二病全開の作品が出来上がるという事だ。」
そう言いながら彼は回転椅子に腰掛けた。
椅子はギシギシと悲鳴を上げている。
「厨二病全開とは一体なんなのか、君達なら分かってくれるだろう?」
彼はこちらに顔を向けて、鋭い目付きで君達に問いかけた。
部屋には十数秒の静寂が訪れた。カチカチと鳴っている時計の針に合わせて、君たちの心臓も鼓動をしている。
彼は深い溜め息をついて、また口を開く
「つまり【超かっこいいファンタジー物語】を描けるという事さ。」
数秒間の沈黙の後、彼は恥ずかしそうに顔を見る。
「そんな顔をしないでくれ...私もふざけた事を言ったと思っているんだ」
「と、とにかく!小説のような書き方をするだけで、かっこいい話がよりしっかりと君達へ伝わるんだ!」
彼はそう言い終わると勢いよく椅子から立ち上がり、部屋の隅にある本棚の前へと来た。
「さて...茶番もこれくらいにして、いつも通りロマン溢れる話をしようじゃないか」
彼は本棚から1冊を手に取ると、君達にパスをした。
「今回の題はそれについてさ」
本のタイトルに目を向ける
タイトルには【隠し道具に関する本】と書かれている。
「とりあえず早く開けて読んでみてくれ」
彼は焦った様子で勧めてくる。
君達は言われた通り、本をめくり始めた。
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というわけで...ここまでで約700文字も使ってしまった。ただの素人が書いたのもあって、相当酷い形になっているのだろう。
動作や音、!と?...これらを正しく使えれば、自分の描いていた想像がより読者に伝わりやすくなる。
小説と言うのもまた、ロマンと夢が詰まっている素晴らしいジャンルだ...。
というわけで、隠し道具の話をして行こう!
まず隠し道具とはなにか...なんて説明は要らないだろう?という訳でこの話は飛ばす。
隠し道具と言っても用途によって様々な違いが生まれてくる。
例えるとして武器...展開&収納が出来るように手首に隠しておく物、靴の裏やポッケに分解した物を隠して後でくっつける物。
一つ目は「小型で隠せる」「すぐに使用出来る」という点、二つ目は「大きな物でも組み立てて使える」「目立たない」という点がある。
武器以外でもボールペンにみせかけた録画道具、メガネに見せかけたGPS追跡機なんてモノもある()
全て小型なのは「携帯性」を重視しているからだ。携帯性を捨てる...例えば家具、棚を押すだけでショットガンが飛び出す仕組みなんて物も存在する。
今まで言った中で、果たして隠し道具と言えるのか的な物もあったが...それは置いておくとしよう。
私達が1度は考えた&考えから抜ける物さえ技術を持った人達は作ってくれている。
ボールペンにみせかけた録画道具なんてThe・そんな感じというものだろう。
意味も無く袖の中にカードやボールペンを入れたり、ベルトに超薄型のポーチやペンを引っ掛けたり...君達も一度はやった事があるだろう?私は何百回とやった事がある。
実用性や携帯性があっても無くても、秘密基地にロマンを感じたり、マントにロマンを感じるように、私達は「隠れている物・隠されている物」に憧れを抱く運命なのかもしれない。




