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突然口調が変わる人は嫌いかね?
私は気分によって口調が変わるタイプなんだ。ふざけた話だと思うだろう?まぁ細かい事は気にするだけ無駄という物さ。
さて今回の話だが...「闇・裏の組織」という物に惹かれた事はあるかい?
「表舞台には立たない、政府が設立した極秘組織」「汚職政治家や元囚人を狙う過激派組織」...アニメや漫画で主人公が入ったり、敵対する組織は大体こういう物だろう。読者諸君なら理解してくれるだろうが、私はこの手の物が大好きなんだ。企業、宗教、政府...様々な形で表社会に潜り込み、裏で日々人知れず暗躍をする...。これをロマンと言わずしてなんというべきか!
私は過去に「もし本当に作るのだとしたらどうなるか」をノートにまとめた事がある。その黒歴史ノートをここに書いていこうと思う。決してそう言う趣味では無い。これはあくまで【もし・仮に作るのだとしたら】であって、他意は無い事を理解して見てもらいたい。
まず第一の問題として、【組織の目的】だ。
この世界にはモンスターだとか、危険な儀式を行おうとしてる闇の組織なんて物は存在しない...まぁ私の知る範囲でだが。となればもっと一般的目線で考えよう。犯罪に触れず、尚且つ人の役に立てる【目的】とはなにか...そうだ!子供を助ける組織を作ろう!なんて、その時の私は思い付いたのだ。
世の中には虐待・いじめ、絶えないであろう問題が存在している。賢く立ち回る大人や、いじめを隠すいじめっ子達によって、今も明るみに出ず苦しんでいる子が居る。そんな子達を【どんな手段を使ってでも助け出す】組織を作るのはどうだろうか...。
そうして私は組織の目的を決めた。
次に第二の問題として人員だ。アニメの場合、「戸籍の無い孤児」「親族を失った子供」辺りが候補となっているだろう。この二つに共通して言えるのは[探してくれる大人が居ない]という点と[子供]という点だろう。
[探してくれる大人が居ない]という事は、捜索など邪魔が入らない、物語の進行に影響が少ないという点が挙げられる。前者は見ている側が納得出来るし、後者は作っている側に利点がある。
そして[子供]という事は、比較的善悪の区別がついておらず洗脳しやすい、子供が主人公という事でそちらの方が興味を惹かれる...辺りだろうか。
前者は先程と同じく、見ている側が少しでも納得出来る理由になるだろう。後者に関しては、私の独断と偏見な回答に過ぎない。仮に敵対組織に両親を殺されてしまった三十後半のおじさんが居たとしよう。ここからおじさんが裏の組織と手を組み、仲間との絆を育んで、困難を乗り越え、成長をして敵対組織を壊滅させる...見たいと思うだろうか?いや、意外とアリだな...。ではなくて!
主人公がおじさんと子供では、華という違いが生まれてしまう。おじさんに恋心を抱くヒロイン役だとか、おじさんの覚醒だとか、おじさんというだけで何かが変わってしまう。
話を元に戻すとしよう...様々な理由があり、アニメでは「子供が裏組織の構成員」というのが普通となっている。ただこの現実世界では、突然現れたモンスターに両親を殺された子供なんて居ないし、戸籍の無い子供は...少なくとも居るだろうが、探せる程の技術を一般人が持っている訳でも無い。
私は悩みに悩んだ結果、ある一つのニュースを思い出した。「東京都○○区某所にて、未成年の集い場がある」と...夜中でもそこでたむろしている少年少女達だ。一定数の子は捜索願や帰る家があるだろうが、大半は訳アリで逃げてきた子達ばかりだ。
横の繋がりも広いであろう彼らを組織に入れた場合、情報収集と構成員を同時に獲得出来るという名案を閃いた。
さて、第三の問題として金が必要という点だ。
組織の拠点である【住】、組織のトレードマークとなる【衣】、活動に欠かせない【食】、その全ての元となる[金]
まず私は住から計算する事にした、一つの部屋に二人住むとして約二十人分、十部屋と共同スペースを兼ね備えた寮を土地付きで調べてみた。場所は鳥取や北海道など比較的人間が少ない場所を想定している。
坪だの水道を引っ張るだの、私には何が何だか分かったような分かってないような状態でやってみたが...普通に一千万を超えた段階で計算を辞める事にした。
裏や表に関わらず、組織を作る上で必ず壁に当たるのは「金」という事だろう。
仮に私が宝くじの一等でも当たったら、もしかしたらこの話を現実にする日が来るのかもしれない。
まぁ、私の事だから引き篭ってゲーム三昧のぶくぶく生活になる可能性の方が高いだろう。
さて...そろそろ二千文字に達しそうだから、ここら辺で終わるとしよう。またいつか会おう。




