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久しぶりの集合

それからしばらくは奏さんと2人で喋っていた。のだが、すぐに志保ちゃんが来た。


志保ちゃん曰く、「騙された。集合時間なんて信じるんじゃなかった。」と言っていた。どうやら奏さんが私だけ早い時間に呼んでる事に気がついたみたいだ。


どうやって気付いたんだ?と思いながらも、三人で話し、本当の集合時間まで時間を潰そうと思っていたのだが、何故か他の子達もかなり早く来た。


軽く3時間は早く来てる。何で?志保ちゃんみたいに、私だけ時間が早かったって気づいた訳じゃないよね?何でこんなに早くくるんだ?と思っいると、


「2人とも早すぎ。まだ3時間も有るんだけど?」奏さんが聞いてくれた。すると、南さんと葵さんは奏さんを無視して、私の方まで来て、


「「これ受け取ってください‼️」」と通帳を渡して来た。


……そういえば私の書いたイラスト料を増やしたいからとか言ってお金稼いでたな。と思いながら返そうしたが受け取ってくれなかった。困ったなと思いながら、通帳を開くと、


大体1億くらい入っていた。


……2週間くらいで一億貯めたの?どうやってと疑問に思い2人の方を向くと、


「ごめんなさい全然貯めれませんでした‼️」と南さんが言い、


「デビューしてからのお給料は全部渡すから。」と言われた。


……まぁもう考えるの辞めるか。私は黙ってお金を受け取り、全員早く到着した為、デビューに向けての話を進める事にした。


とりあえず現段階で決まっている事それは、私、天廻ルアンのデビューが最後で1月1日という事だ。三人がどういった順番でデビューするかだが、とりあえず、実力も知名度2人よりある、志保ちゃんが私の1日前にデビューさせると奏さんは言った。そして、南さんと葵さんだが、デビュー曲もある為、歌の得意な南さんが最初にデビューして、歌声で魅了すると決まった。


つまりデビュー順は、南さん、葵さん、志保ちゃん。そして私。これで行くみたいだ。


そして私達全体のデビュー曲は、年越しと同時に今日から作る公式チャンネルでお披露目するみたいだ。


そして、その曲で私の存在を匂わせると奏さんは言ってる。


奏さんも結構考えてるんだ。と私が関心していると、


「VSTARはカウントダウンライブをしますけど、年越しと同時にお披露目して再生数は稼げますか?」


遅れてやって来た愛さんが言った。


愛さんごめんね?昨日鹿児島に行って今日も呼び出した。元々今日は、私達だけで、話す予定だったけど、春華さんの話が奏さんにまで言ってたから、詳しい話は愛さんにお願いします。と言ったら奏さんが呼んだのだ。まぁ仕方ないか。話があまりにも大き過ぎたし、と思いながら、奏さんの返答を待っていると、


「え?そこ心配する必要ある?デビュー曲にはあかりちゃんの歌声もあるんだよ?例え聞いた人が1人でもいれば全世界中に拡散されるに決まってるじゃん。」と奏さんは言ったのだ。


辞めてよ。なんか私に全責任があるみたいじゃん。と思いながら、愛さんの返答を待つと、


「確かに。それもそうか。」と納得。周りを見ても、全員納得。


やだな。なんかプレッシャーかかっちゃうよ。と少し不安を抱えたが、まぁ大丈夫だろう。私の歌声なら皆んなを魅了できる。と自分自身に暗示をかけて乗り越える事にした。


すると、奏さんが、


「て事でさっきも言ったけど今日公式チャンネルを作るから。それから、全員のチャンネルも。それからビジュアルも公開するから。」と言い出した。


結構急だな。いやでももう時間無いし当たり前か。と思いながら私は納得した。そして、奏さんは一人一人のビジュアルを見せて行った。


「きゃあー私可愛い❗️」「推しが作ってくれた体最高‼️」と南さんと葵さんははしゃぎ、


「まぁ前とほとんど同じだからノーコメントですね。」と志保ちゃんが言い、そして、


「やばい可愛い過ぎる。」「推しの転生したビジュが良すぎる。」「大好きです。」と反応された。


……うん。まぁありがと。こんなに喜んで貰えると嬉しいし、うるるママのイラストが褒められてるので私も鼻が高いよ。と思いながらも、私自身は、


やっぱ猫犬ウサギだな。と思ってしまった。そりゃ幼くなってるし、髪色も違うけど、やっぱ猫犬ウサギだな。と思ってしまった。


まぁでもいいか。私としても、猫犬ウサギとは8年の付き合いだ。今更全然違う姿でVtuberやるの無理だもね。と一人納得した。そして、


「じゃあ私はこれから、告知をする為の配信をするから、あかりちゃんが貰った家というか、事務所で歌の練習とかダンスの練習をして来て。」と言われた。


うん。優奈さんから貰ったスタジオね。南さんと葵さんは何言ってるの?感じだな。まぁ説明してなかったらそんな反応するか。と思いながらも移動中説明するか、と思ったので、


「とりあえず向かおうか。」と私は言うのだった。



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