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おじいちゃんに会おう

推しに会えば病なんて吹っ飛ぶか。


……いやー流石にそれは厳しくない?と思ったが、今までの記憶を辿ると、


「ウサギ先輩‼️見て下さい❗️このギブス。俺足骨折してて、今日の収録きつかったんですけど、ウサギ先輩に会ったら治りましたわ。」と言って、走り出す後輩。


「すいません。わざわざお見舞い来てもらったところ申し訳無いんですけど、ウサギ先輩の顔見たら、治っちゃいました。」と新型ウィルスを治した後輩。


という子たちもいた。


え?もしかしてマジでいけるの?とそんな事を思っていると、


「好きな人に会えばどんか事でも解決出来るものなんだよ。私も、可愛い弟や妹に会えばどんな病でも治せる自信があるからね。まぁ人生でも一回も体調なんて崩した事ないけど。」


とシスコンブラコンを匂わせながら人外な発言をしている、春華さん。


そして、こうやって春華さんと初めてゆっくりと話したがめちゃくちゃいい人だ。話も面白いし、色々面白い話を聞かせてくれる。そして何より美人だ。


別に私にそっちの趣味は無い。ただ一女として、これだけの美人。尊敬者だ。マジでどうやってこの美貌を保っているのか教えてもらいたいものだ。と思っていると、


「私より妹達の方が可愛いよ。」と春華さんは教えてくれた。


とまぁそんな話をしていると、おじいちゃんが入院しているという病院に到着した。やっぱり、春華さんのプライベートジェット早いな。あっという間に着いたわ。と思いながら一つの疑念が生まれた。


何で春華さんが病院の場所分かるんだ?と疑問に思い、春華さんの方に顔を向けると、


「マネージャーの頭の中覗いたら分かった。」と教えてくれた。


……やっぱり超能力だな。と改めて思い、私が病院に入ると、


「お久しぶりです。ウサギ先輩。」と最後に会った時より、体が痩せ細っていて、身体中に管を刺しているおじいちゃんが出迎えてくれたのだ。


私が、「久しぶりおじいちゃん。えーと元気?」と質問すると、


「勿論ワシは元気ですよ。」と腕をブンブンと振り回していた。


すると、「気がきくんだね。人払いしっかりと出来てるんだ。」と、


少し遅れて春華さんが入ってきた。


本当だ。こんなに大きい病院なのに誰もいないや。と辺りを見ると、


「そりゃ勿論。ウサギ先輩の身バレを防ぐ為じゃ。どんな手段でもとるわい。」とおじいちゃんは言ってるが、


どうやったんだろ?だっておじいちゃん以外にも入院してる人いるよね?しかもおじいちゃんも病気だから先生はいないといけないだろうし、……マジでどうやったんだ?としばらく考えたが分からなかったので、  

「おじいちゃん。辞めてごめんなさい❗️」と私はおじいちゃんに謝った。


すると、


「頭を上げて下さいウサギ先輩。ワシは幸せじゃたんじゃ。元々死ぬはずだったワシがウサギ先輩に出会い3年も生きれた。ワシはそれで満足じゃ。最後に会えて嬉しかったです。」とおじいちゃんがその場にうずくまった。


全然大丈夫じゃ無いじゃん。私の為に無理なんかしないで、救急車を呼ぼうとして手が止まった。私は昔の事を思い出した。



あの時私は、判断を間違えた。いや普通なら間違っていないと思うが、彼女からしたら違ったんだ。あの時

私は頭を撫でて一緒にいてあげなかった。直ぐに救急車に乗せたのは間違いだった。


彼女が必要だったのは私という精神的な支えだった。ていうのは聞かされたっけ?だからおじいちゃんはもしかしたらそうなのかも知れない。私は、一応救急車を春華さんにお願いして、おじいちゃんの元まで駆け寄り、


「おじいちゃん❗️私またVtuberするの。猫犬ウサギじゃないけどまたVtuberになるの。だからおじいちゃん私の事推してよ❗️おじいちゃんは私のファンであって欲しいの。だから癌なんかに負けないでよ‼️」と告げると、


「愛する推しにそんな事を言われちゃくたばる訳にはいかんの。」とおじいちゃんは体を起こした。そして、


自身について合った管を全て力づくで取ったのだ❗️


え?流石にそれは駄目でしょ❗️と思ったが、


「新たにVtuberになるというならウサギ先輩と呼ぶのも失礼じゃな。あかりさん頑張って下さい。ワシも直ぐに癌を治し配信に戻る。また会いましょう。」と告げるおじいちゃんと私達は別れを告げる事になった。


そして、鹿児島の別荘に再び戻る中で、


「流石は猫犬ウサギ。癌すら治すとか驚きだよ。」と春華さんは言ってる。


まだ治ったと決まった訳では無いと思うけど、と思っていると、


「私人の寿命が見えるの。だからあの人寿命伸びたから癌は治ったよ。」と告げる春華さんに、


マジかよ。と思っていると、


「いや流石に今のは冗談。」と言われてしまった


何だ冗談か。春華さんならあり得るって思っちゃったよ。と思っていると、


「やっぱり猫犬ウサギは凄いな。……よし決めた。私貴方に出資する事にした。」


と春華さんは突然言い出すのだった。



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