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100万人記念配信?

とりあえず今日の配信内容は決まった。だが一つ困った事があった。配信が始まるまでまだ5時間あるのに、登録者が180万人を超えた。このペースで行くと、配信を始める頃には200万人を超えてしまう。と思ったが、


まぁいいや❗️とりあえず諦める事にした。私がどうこうしてもどうにもならない。なら何もしない❗️と私は決めて、とりあえず今日の配信で読むファンレターを厳選するか。流石にこの量だ。全部は読めない。 

そして、私がファンレター厳選してると、


「あかりちゃん。金の盾が届いたよ。」と愛マネージャーが言ってきた。


………え?金の盾?何で?いや確かに登録者が100万人行けば貰えるけど、普通申請してから、何ヶ月後に届く物じゃないの?と思い聞いてみると、


「まぁ普通はそうなんだけど、運営が猫犬ウサギ可愛いすぎ。すぐに金の盾渡すって今届けられたの。」と言って私に渡してきた。


運営さん。そんな事したら駄目だよ。と思いながらも受け取ると、


「え?重くね?」私は予想以上の重さに驚いた。すると、




「そりゃ純金だからね。そのくらいの重さだよ。」と平然と言ってる。


え?金の盾って純金じゃ無いよね?と思い調べると、やっぱり純金では無い。なのに純金?どういう事?と思い聞いて見ると、


「運営が猫犬ウサギ可愛すぎ。貢ぎたいって。だから純金にしたみたい。」と教えてくれた。


だから運営さん。そんな事したら駄目だよ。と思ったがどうする事も出来ずに私は金の盾を飾った。


そして、ファンレターの厳選が終わると、配信まで1時間を切っていた。


ファンレターが予想以上に多くて、困ったがちゃんと整理出来たからよしとしよう。そして私は、とりあえず配信前にご飯を食べる事にした。


今日は配信を昨日より長くする予定だからお腹すいちゃうからちょっと早めのご飯にしよう。と思い部屋をでると、


うるるママがいた。


え?またいるの?私はうるるママの顔を見るなり、そんな事を思ってしまった。


私が黙っていると、「あかりこれ。」と私にまたタブレットを渡してきた。


……まさか。……私の予想は的中した。タブレットのなか、記念イラストだった。


登録者200万人おめでとう❗️と書かれた、特別衣装のイラストだ。


いくら何でも描くの早すぎない?と思ったが、うるるママは描くのが早い事が有名なのでこんなもんかと有り難くイラストをもらって私はご飯を食べた。勿論うるるママも一緒だ。愛マネージャーも誘ったけど、やる事があるのでと断られてしまった。


そして、食事を終えると、配信まで後10分。待機するか。と思いパソコンの前に座った。そして、自身の登録者を確認すると、218万人だった。


……100万人記念配信なのに超えちゃたか。分かっていたが、やはりいざ超えると、ビビるな。などと思っていると、始まる。よしやるぞ。ミュートを外して、気持ちを切り替える。


「にゃわうさー❗️VSTAR所属の最強究極バーチャルペットの猫犬ウサギだよー‼️」


チャット

上位のメッセージ55万


《にゃわうさ‼️》《にゃわうさ‼️》《にゃわうさ‼️》《にゃわうさ‼️》《にゃわうさ‼️》《これが猫犬ウサギ。超可愛い。》《クソ❗️初配信から観たかった。》《可愛すぎる》《可愛いの次元が違いすぎる》


「今日は、みんなのお陰で何と❗️チャンネル登録者が100万を超えました❗️ありがとうございます‼️」


チャット

上位のメッセージ、79万

《凄い❗️おめでとう》《めでたすぎる》《もう200万人にいる。》《マジで凄すぎる。》《天才》《凄すぎる》《生まれて来てくれてありがとう》


「今日はね。本当はゲームをする予定だったんだけど、私宛にね、大量のファンレターが届いたの。だから今日はこれを読んでいこうと思うよ。」


チャット

上位のメッセージ、81万人

《もう届いたの?》《楽しみ》《俺の読んでくれるかな?》《私の気持ち届いて》《私も今から書こう》《俺の愛のメッセージを受け取ってください》《私また送るね》《どんな事が書いてあるの?》《何枚くらい届いてたの?》


どんくらい届いていたか。私はそのコメントを見て、愛マネージャーが枚数を数えてた事を思い出し、後ろを向くと、1万1354枚と書いたカンペを持って愛マネージャーが立っていた。それを見て、


「何枚くらい届いていたかー。それじゃあ教えてあげる。何と❗️何と‼️1万1354枚も届きました‼️皆んなありがとね❗️」とコメントを拾うと同時にお礼を言った。ふふこれはかなりの高等技術だろ。と私は自画自賛をした。


そしてコメントは、この枚数に驚く声ばかりだ。まぁだよね。私も驚いているし。てかマジでどうやったらデビューして1日でファンレターが一万枚超えるんだよ。と再び思ってしまった。がまぁいいか。私は配信に集中する事にした。


「それじゃあ読んでいくね?まずは、……この字は小学生かな?ましろちゃんからファンレターです。」

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