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最高記録保持者

「それじゃあ今日はもう終わろうかな?また明日会おうねバイバイー」そう言って配信を終わらせた。すると、


「すごいじゃんあかり❗️」とうるるママが私に抱きついてきた。


え?何が?私の初配信が良く出来てたって事なのかな?と思っていると、


「ほら見て❗️あかりのいや、猫犬ウサギの登録者、今、18万3000人。世界一のVtuberだよ❗️まだ三人しかいないけど。」とうるるママは言ってきた。


え?嘘?私セカイちゃんを超えたの?嘘でしょ?と驚いていると、


「中々良かったぞ初配信。」と和也さんが入って来た。


「だから勝手に入らないでって何回言わせるんですか?いい加減にして下さいよ。」と言ったのだが、


「黙れ。おい今すぐ動画を出せ。何でもいいから今すぐに出せ。」と和也さんは言ってきた。


何なの?いきなり和也さんどうしたの?と思った私は、


「何で動画を出さないと行けないんですか?」と聞くと、


「動画が3本以上無いとスーパーチャットが貰えない。だから今すぐに出せ。そうだな。お前はさっき歌が好きだと言っていたから、歌動画を出せ。」と和也さんが言ってきた。


つまりお金を視聴者から取れって言ってるの?私そんな事したく無いと思ったので、


「嫌だ。私そんな事しない。私は、セカイちゃんに憧れてVtuberになったの。和也さんも知ってるでしょ?そしてセカイちゃんはスーパーチャットをしていない。だから私もしない。」と言ったのだが、


「俺は社長だぞ?お前は俺の命令に従う義務があるんだ。分かるか?それに俺はお前に投資してるんだ。だからさっさと金を巻き上げて俺に返せ。それに、取り分は、5:5だ。お前が稼げばお前も生活が楽になる。だから俺の命令に従え。」と言ってる。


……「分かったよ。いや分かりました社長。」と言うと、


「それでいいんだ。だったらさっさと動画を出せ。次の配信でスーパーチャットが貰えるようにな。」そう言って社長は部屋を出て行った。


……和也さんいきなりどうしたの?何でいきなりこんな事言ったの?お金は返せって言ってたけど、こんな風には言ってこなかった。……考えても仕方ないか。とりあえず社長が言うように歌動画出すか。


本当はしばらくしたら出そうと思っていた歌ってみた動画これを投稿するとしよう。


でもこれを出してもスーパーチャットの条件には満たない。……ってあれ?そうだよ。スーパーチャット貰えるようにするには、他にも条件があるじゃん。と思ったのだが、


「登録者25万人超えて、総再生時間が、10000時間超えてる。そして運営からメールが来てる。」と愛マネージャーが言ってきた。


え?運営から?何だろ?と思っていると、


「貴方は可愛すぎます。本当は未成年だから駄目ですが特別に収益化します。スーパーチャットも貰えます。活動頑張って下さい。って書いてるね。」と教えてくれた。


………え?ダメじゃね?いくら運営でもこんな事許されなくない?と思ってしまった。てか、もう25万人❗️



え?本当に何なの?怖いよ。本当に怖いよ。私がデビューしてからまだ2時間もたって無いんだよ?それなのに25万って怖すぎるよ。


と正直怖くなってしまった。けどこれで動画を出さなくてもいいんだよね?と思った私は和也さんに報告しする事にした。


ートントンー

「何のようだあかり入れ」


「失礼します社長」


「あ、おう。」


「先程の件ですがどうやら運営が私の事を気に入ったらしく、条件は通ってないけど特別に収益化とスーパーチャットの解禁をしてくれました。」


「そ、そうか。」


「社長?どうかなさいましたか?先程から生返事ですが、もしかして体調が優れませんか?」


「俺が悪かったよ。」と和也さんはいきなり誤ってきた。


「さっきはその言いすぎた。お前が余りにもファンを魅了して、登録者を増やしていった。これなら金を直ぐに回収出来ると思ったら目がくらんだ。悪かった。」と言ってきたのだ。


何だそういう事だったのか。まぁ仕方ないのか?私もこの増え方には驚きを隠せないし。と思った。そして、


今日はとにかく寝るか❗️明日も配信があるから頑張るぞ❗️と意気込み私は寝ることにした。そして目を覚ますと、


「何これ?」私は目を冷まし、スマホを見ると、驚きの余りスマホを床に落としてしまった。


そこには夥しいほどの通知。そして、変なニュースが目に入った。


そこには、【歴代最速‼️Vtuber猫犬ウサギ登録者100万人突破❗️】


と書いてたのだ。


え?と思いチャンネルを見ると、登録者が122万人になっていた。


いや怖い怖い❗️まだ私デビューしてから1日も立って無いんだよ❗️それなのに122万人って怖すぎるよ。私これからどうしていけばいいの?


と私は困惑する事しか出来なかった。

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