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猫犬ウサギの思い

「私は、昔の社長に戻したい。今でこそあんなゴミクズだけどさ。昔はまだマシなゴミクズだったの。」と私は自分の思いを伝えた。


てかどっちにしろゴミクズなのかよ。と自分で言っておいて、ツッコミを入れていると、


「私が入って来た時はもう今のゴミクズだったよ?」とゆりりんが言い、


「同じく。てかあのゴミにマシな時が会ったなんて信じられねぇぜ?」とまーちゃんが言い、


「ウサギ先輩?それっていつの社長ですか?」と志保ちゃんが聞いて来たので答えようとすると、


「昔ってあかりがデビューする前だよね?」とうるるママが答えてくれた。


そっか。うるるママは知ってるんだ。昔の社長をと思い、ひとまずうるるママの言葉を肯定する為私は大きくうなづいた。すると、


「あーちゃんのデビュー前か。そりゃ知らないや。」とゆりりんは言ってし、まーちゃんも志保ちゃんも似たような反応だ。


………流石に知らないか。皆んな私の事めっちゃ詳しいから分かるのかと思ったけど流石に知らないか。私は少し安心していた。すると、


「ファン失格だね。四天王として恥ずかしいよ。」


「四天王なのに分からないなんて生きてる意味無いぜ」


「所詮私なんかにウサギ先輩を愛する資格なんて無かったんです。」


と皆んなテンションが非常に下がった。


何でテンション下がるの?分かったら怖いからね?普通にビビるからね?と思ったので一応フォローする事にした。


「分かったら普通に気持ち悪いから分からなくていいよ。」


………あれ?フォロー失敗したか?自分で言っておいてなんか変な気がするな。と思っていると、


「推しに気持ち悪いって思われたら生きていけないから良かった❗️でもオタクとして推しに関する知識がないのは悔しい‼️」と喜ぶと同時に悔しがっている。そしてまーちゃんも志保ちゃんも頷いている。


てかいつまでこの話続くの?と思っていたら、


「で昔の社長ってどんな感じだったの?」「昔の社長は今とどう違ったんだ?」とゆりりんとまーちゃんが同時に聞いて来た。


それを話すとだいぶ長くなりそうだな。と思った私は、ひとまずこの話を聞かなくていいうるるママに、お願いをする事にした。元々私も用事があったのに社長のせいで話せなかったから今話そう。と言う事で


「社長の事を話すけどちょっと待ってね?」と皆んなに言って、


「うるるママ。私の依頼受けてくれない?」と言うと、


「依頼?それって何の?」と聞いて来たので、


「今度では月刊バットの表紙のイラスト。菜花魔白と天川雷子がコラボするからそのイラスト。」とうるるママに依頼をした。すると、


「私が描く。」と今まで黙っていたRIRARA先生が言ったのだ。うるるママは、


「あかりは私に依頼して来たんだよ?引っ込んでてくんない?と怒り気味だ。だが、


「私としては、ボトフママがいんだけどな。だってうるる先生とRIRARA先生ってよバイクの絵とか描けねぇだろ?」とまーちゃんが口を挟んできた。


あー確かにと私は思ったが、


「は?描けるが?」「舐めるな。」と二人はペンを取り出して絵を描き始めた。


そして、うるるママの方が数秒早く完成して、絵を見るとそこには、


メチャクチャゴツくてカッコいいバイクが描かれていた。凄い❗️と私が見ていると、RIRARA先生の絵を見ていた、まーちゃんが


「描けないとか言って悪かった。」と謝っていた。


私はまーちゃんの後ろからRIRARA先生が描いたバイクを見たがこれがまたカッコいい。


うるるママみたいにゴツくは無いが、スマートでめっちゃ速そうでカッコいい。


どっちもカッコいい。けどやっぱりうるるママの絵が好きだな。と思っていると、


「て事で私達が二人で表紙を担当する。それでいい?」といつの間にか二人で表紙を担当する事になっていた。


………まぁいいか。私はその事を仕事をくれた人に連絡して、


「まぁじゃあそろそろ話そうかな?昔の社長の事を。」と話し出す事にした。そしてその前に、


「昔の社長の話をするって事は、私がVSTARに入る前の話になる。だからだいぶ長い話になるけど大丈夫?」と確認した。すると、


「勿論❗️あーちゃんがVSTARに入る前すごい気になる。」「当たり前だぜ!何時間、何十時間でも聞くぜ。」「デビュー前のウサギ先輩凄く楽しみです。」と三人は言ってくれて、


「じゃあ私はここにいらないね。ほら表紙のイラストの下書きするよ梨華。」


「放せ海。私も、猫犬ウサギのデビュー前の事を知りたい。」と言ってるが、RIRARA先生はうるるママに引っ張られ別室に連れて行かれた。


……あの二人やっぱり仲良い?私でさえうるるママの事名前で呼ばなにの。と思いながら私は、自分の過去を話す事した。


「私が社長と出会ったのは、世界初のVtuber。ユメノセカイがデビューしてから一か月が立った時だった。」と話し出すのだった。

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