表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

59/139

クソ社長

「ふざけるなよ猫井あかり‼️俺の大事な娘を‼️」


……ヤバいな。社長かなり怒ってる。どうしよ。早く電話切りたい。志保ちゃん頑張ってと思っていると、


「……いや。冷静に考えればお前がそんな事する筈無いか。」と社長が言った。


良かった。気づいてくれて。ただの時間稼ぎで言っただけなのに、社長が怒って、ちょっと調子に乗ったら思いのほか怒っててビックリしていたのだと私が安心していると、


「じゃあなんでいきなりこんな話をしたんだ?………時間稼ぎか?」


やべバレた。と思っていると、


「正解です。」と志保ちゃんの声が聞こえた。


「その声は、白糖トバリ‼️」と驚く社長の声と共に、ガッシャアァァン‼️と大きな音が聞こえた。


「な、何の音だ‼️」社長が驚いている。そしてそのすぐ後ろの方から、「そいつがかんな先輩を気絶させた不届きものですか。」と志保ちゃんの声が聞こえた。


うん?すぐ後ろから声がきこえる?って事は志保ちゃん社長のすぐ後ろに?と思っていると、


「白糖トバリ‼️いつの間に俺の後ろに立った❗️」と社長の声が聞こえた。


やっぱり後ろなんだと思っていると、


「このスマホはかんな先輩のですよね?返して貰いますよ。」と言う志保ちゃんの声が聞こえた後、


「そんなに返して欲しいか?」と社長の声が聞こえ、 

「ゴトン❗️」とスマホが地面に落ちるような音がして、


「ベギ‼️」とと壊れる音ともに電話が切れた。


……壊しやがったな。特に意味もなく壊しやがった。あのクソ社長。と思っていると、私に電話がかかって来た。


……社長からだ。仕方ない出るか、と思い電話に出ると、


「やってくれたな。」と社長は機嫌が悪そうな声で言ってきた。しかし、私はそれを完全に無視して、


「ゆりりん。幸皇かんなはどうなるの?」と質問した。


「罰金って所か?元々はお前と関わった事に対しての制裁をするだけのつもりだったからな。」と社長は言ってる。


制裁か。やっぱり助けに行ってもらって良かった。だって、制裁の内容が最悪だからだ。


私も詳しい事は知らないが、愛さん曰く、酷い辱めを受けるそうだ。実際制裁を受けた社員は全員辞めて行ったらしい。幸いな事にメンバーは誰も制裁を受けて無いみたいだが、もし志保ちゃんに助けに行ってもらわないとゆりりんが酷い事をされる所だったんだ。よかった。と思いながら、


「罰金っていくら?」と聞いてみた。すると、


「6000億。」と答えのだ。


6000億か。ゆりりんの給料三ヶ月分くらいか。社長にして、案外控えめのだな。と安心して、じゃあ私が払うか。と思っていると、


「お前が払う場合は、6兆だ。」と行って来たのだ。


何10倍にしてんだよ。クソ野郎。別に払うけどと思っていると、


「ちなみに60兆払えば幸皇かんなを完全に許してやるし、600兆払えば、斎場イブキを襲わせるも辞めてやる。そして、6000兆払えば、今後メンバーがお前に接触したとしても不問にしてやる。」と行って来たのだ。


………金が欲しいだけか。と私は呆れていた。まぁ後は、私が転生して活動する為の活動資金を減らすのも目的か?などと思っていた。そして、税金取られればいいのにと思った。


VSTARは税金を払わなくてもいいのだ。後私も、今の総理大臣が就任した時に、私のファンだからという理由で税金が完全免除になった。それは、辞めた今でもだ。


私はクビになってすぐに税金を払うと連絡した。しかし、


払わなくていい。と帰って来たのだ。


とまぁそんな話はどうでもいい。普通は多額のお金を渡せば税金を取られるみたいだが、社長も税金を取られない。ウザいな。と思いながらも私は払う事にした。


私が払う事を伝えると、社長は嬉しそうに、


「これで娘に沢山お金を使える。」と喜んでいた。あー確かお金は奥さん基、副社長が管理してるんだったけ?と思いながらも私は、


「約束守れよ。」と言うと、


「勿論守るさ。」と言っているが、多分一ヶ月くらいしか約束は守らないだろう。社長はそういうヤツだ。昔はそんなクソじゃなかったのに、と少しだけ昔を思い返しながら、


「話はもう終わりです。お金はVSTAR共有口座に振り込むんで取っといて下さい。」と言い切り、私は電話を切った。そして、


【愛さん。社長に6000兆渡す事になったから、私の口座からVSTARの共有講座に振り込んとどいて】メッセージを送ると、


ゆりりんを抱えた、志保ちゃんが帰って来るのだった。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ