社長との話
何か大きな音がした後、おそらくゆりりんが倒れる音がした。そして、その後に社長が電話に出た。ということは、
「ゆりりんは無事なの?」
「さぁ?如何だろうな?」
「はぐらかすな。さっさと答えろ?」
「そんなに怖い声を出すなよ。幸皇かんなは無事だ。多少手荒なマネはしたが、無事だよ。ちゃんとその道のプロに気絶させた。」
………やっぱり気絶させたのか。ゆりりんが無事なのか今すぐ確認したいが、今は確認するすべが無い。だから社長の言葉を信じるしか無いか。そう決めた私は、
「でいったい何のよう?私はもうVSTARとは無関係。なのに、ゆりりんを気絶させてまで私に電話なんて、何がしたいの?」と言うと、
「敬語を使え。と言いたいところだが、お前はもうVSTARでも無いし許すとするか。しかし懐かしいな。お前が俺にこんな風に話すなんて。」と全然関係のない話をして来た。
「くだらない話はしなくて良い。なんで、ゆりりんを気絶させた理由。そして私に何のようだ。さっさと答えろ。」と再び催促した。
すると、社長は話出した。
「幸皇かんなを気絶させたのは、単純な話だ。お前と関わったからだ。」
……やっぱり私のせいか。と私が思っていると、社長は続けた。
「幸皇かんなはこの程度で済んだが他の奴はどうかな?」と社長が行って来たのだ。
ま、まさかイブキや、まーちゃんも❗️
なんて名前を出すほど私は冷静さを失ってはいない。これでも社長とは長い付き合いだ。こう言う時社長がどういう風に話を持っていくかなんて分かりきっている。社長は、私が、他のメンバーの名前を出すのを期待してるが、私は社長の策には乗らない、私が黙っていると、
「流石に吐かないか。まぁやっぱりお前には通用しないか。」と社長は笑っている。
イラつくな。と思いながら、私は自分の手刀で気絶して目を覚ました志保ちゃんに社長にバレないようメッセージを送った。
【出来れば、ゆりりんを助けて欲しい。今社長とその仲間がゆりりんの家にいると思う。私が電話してる限りは、ゆりりんには何もしない筈。だから私が出来るだけ時間を稼ぐから助けてきて。後、社長に手を出したらダメね。】
志保ちゃんはメッセージを確認すると、直ぐに向かってくれた。ありがと。さてと、ゆりりんの事は志保ちゃんに頼んだ。後は、
「で?私になんか用があるの?」と聞くと、
「お前転生するだろ?」と言われた。
「だったら何?転生したらダメなわけ?」私はあえて否定しなかった。社長がこう言う事を聞いてくる時は完全に理解してる。だから否定しなかったのだ。すると、
「そうか。」と社長の返事は凄くあっさりとしてた。え?こんだけ?と思っていると、
「菜花魔白の件感謝するぞ。」と言われた。
そっちもバレたか。まずいな。まーちゃんの事もバレてるのか。
さて。どう誤魔化すか。私がここで肯定すれば、まーちゃんが今度はやられる。まーちゃんが簡単にやられるとは思えないけど、私が誤魔化せばまーちゃんは狙われない。だから何か考えないとと考えていると、
「誤魔化しても、無駄だぞ?もう菜花魔白と、天川雷子のマネージャーから聞いた。」
クソ。誤魔化せない。これじゃあまーちゃんがそう思っていると、
「安心しろ。菜花魔白にも、天川雷子にも何もしない。アイツらが個人的に接触したなら話は別だが、今回は、炎上しそうな所をお前から助けに行った訳だ。このくらいじゃ何もしないさ。」
よし❗️私がその前にまーちゃん会ったのバレてない。と喜んでいると、
「まぁアイツらには何もしてないが、マネージャー達は無事じゃ無いがな。」と社長は言い出した。
は?何でマネージャーさんが?と思っていると、
「アイツらは社長である俺に報告しなかった。お前に会った事をな。だから、クビにして、財産を全て取り上げ、多額の借金を背負わせて地下に送ってやったよ。」と社長は言ったのだ。
このゴミ野郎が。と私は怒りそうになったが何とか堪えて、
「それで要件はもう終わり?」と聞くと、
「そうだな。お前の転生が上手くいかないよう色々と妨害をさせてもらうとするか。弾かれ物同士が組んでも大した事にはならないぞ?」と社長は行ってきた。
志保ちゃんや奏さんがこっちにいる事もバレてるのか。仕方ない。
志保ちゃんはまだつかないか。時間稼ぎするか。そう決めた私は、
「社長のお子さんも大変ですね。私が敵になるんだから。まぁそもそもデビュー出来るかも怪しいですけど。」と私は何も無いのに意味深に言ってみた。すると、
「俺の娘に何かするつもりか猫井あかり❗️」と怒り出した。
子供は可愛いんだ。こんなクズでもと私は、思いながら、
「さぁ如何でしょ?それにしても昨日の娘さんとても可愛かったですよ?特にあの服。社長のプレゼントですか?」とデタラメを言ってみた。すると、
「何故それを知ってる❗️娘を監視してるのか‼️」とかなりのお怒りだ。
……やべ怒らせた?とと思っていると、
【着きました。今すぐ助けて来ます。】と志保ちゃんからメッセージが届くのだった。




