メンバーの喧嘩
そして、社長が居なくなった後、俺達の間には沈黙が続きました。そしてその沈黙を破ったのは、ルビー先輩でした。
「あかりんが転生‼️あの話本当なのかな‼️めっちゃ嬉しいんだけど‼️」と嬉しそうに言いました。
そして嬉しそうにしてる、ルビー先輩に、
「あまりはしゃがないで下さい。活動しない私達に対して、社長が嘘をついてるだけの可能性だって考えられます。」とかんなが言いました。
「ちょっとその言い方は良くないよ。」「本当かも知れないでしょ?そしたら嬉しいよね。」と花火とキララの二人がかんなの事を宥めていました。すると、
「とりあえずウサギ先輩が転生するって事はめでたい事だ。何か全員でプレゼントでも贈らないか?」とクロロは言いました。
その言葉に、
「……私は辞めておく。私にその資格は無いのだから。」とシャルルが言ったんですよ。
何でかな?と俺達全員は疑問でしたよ、だけどシャルルの言葉を聞いて納得しました。
「私は、ウサギ先輩がクビになるのを知っていた。それなのに止めれなかった。あそこで私が反抗すれば、ウサギ先輩を助けれたかも知れないのに。」ってね。
そんな事言えば、魔白が怒るんじゃ無いかと思ってたんですけど、怒ったのは魔白じゃありませんでした。怒ったのは、
「ウサギ先輩をクビになるのを知ってた?それなのに何もしなかった?信じられない。あなたの事軽蔑します。」ってかんながすごい冷たく言ったんですよ。
それを見て、吠えようとしてた、魔白も踏みとどまり、
「と、ところで、あかりは最後にな、なんて言ってたの?」って聞いたんですよ。すると、
「後の事は任せた。そう言われた。」と答えましたよ。すると、
「後は任せたですか。つまりウサギ先輩の後継者、が貴方って事ですか。……納得出来ませんね。……決めました。シャルル・クロノアール。今日から貴方は敵です。私が貴方を追い抜いて、世界一のVtuberになります。そして、転生したウサギ先輩に言うんです。ウサギ先輩の後継者は、この私、幸皇かんなだと❗️」と宣言しました。すると、
「Save it❗️」とシャルルはドスの聞いた声で机を叩きながらそう言いました。そして、
「私がウサギ先輩の後継者なんだ。お前らは、全員引っ込んでろ❗️」その発言で俺達は全員言い合いが始まりました。
「前々からババアが上にいて迷惑だったんだよ。今ここで引導を渡してやるぜ。そして、私とあかりがトップに立つ。」
「ガキがデカいツラしてんじゃねえよ。」
「ちょっと待て。何でお前がウサギ先輩を呼び捨てで呼んでる?」と魔白と花火が言い合いをしてる時、
クロロは言いました。その言葉を聞き、
魔白は気まずそうな顔をしていました。そして、
「そういや用事を思い出したぜ。私は帰らせて貰うぜ。」と魔白は急いで帰ろうとしましたが、
「逃すわけねぇだろ?」「吐くまで返さないぞ?」とクロロと、深淵が扉の前に立ちました。
「どけよ。オッサンども。私は帰るんだよ。」
「話せば帰すぞ?」「話さないなら手荒なマネをする事になるぞ?」
「あ?力づくがお望みなら此処でくたばって貰うか?テメェらしばらく配信出来ねぇぞ?」と殴り合いに発展しそうになった時、
「ちょっと二人とも❗️真白はまだ子供なんだよ。いい年した大人が子供に暴力なんて恥ずかしい❗️」と、VSTAREnglish2期生、アルカ・クロノアールが止めました。そして、
「真白大丈夫?」と魔白に駆け寄りました。
「止めんなよ。あんな奴ら速攻でリンチなんだからよ。」と言っていましたが次の瞬間、
「で何でウサギ様を呼び捨てにしたの?教えてくれないかな?」と銃を向けていました。
「チッ❗️クソアマがやりやがったな。」「で話してくれるかになった?」と無表情で銃を向けてくる、アルカに対して、
「撃てよ。私は死んでも口をわらねぇぞ?」と魔白は言いました。そして、
アルカが引き金に手を掛けようとしたその時、俺が銃を取り上げました。普通に本物でビビりましたよ。そして、
アルカは文句を言って来ましたが、姉であるシャルルに引き渡し、俺は確認の為にも口に出し言いました。
「シャルル・クロノアール、登録者3億2015万人。
幸皇かんな、登録者3億2004万人。俺、斎場イブキ、登録者3億1825万人。菜花魔白、登録者2億9284万人。二星キララ、登録者2億4205万人。白英クロロ、登録者2億3196万人。アルカ・クロノアール、登録者2億1385万人。深淵の憂鬱、登録者2億1015万人。星空花火、登録者2億845万人。そして、鉱石ルビー、登録者、1億9800万人。」俺はここにいる全員の登録者を言い、
「ウサギ先輩が転生したら、必ずまた世界一になるだろう。だが、少しだけ時間が掛かるだろう。俺は、世界一は、ウサギ先輩にしか相応しく無いと思う。だから俺は、ウサギ先輩をフォローする。例えクビになってもな。」そう言い俺は、部屋を出て、今に至る訳ですよ。




