事情説明
自分がマネージャーさん達から変な風に思われている事に私がショックを受けていると、
二人は配信を始めた。
ちなみにより多くの人に見てもらえるように、
天川雷子のチャンネルではなく、菜花魔白のチャンネルで配信をしている。
そして、今話題になっているからか、普段より同接が多い。さて、上手い事やってくれよ。と願いながら、私は二人の配信を見ることにした。
チャット
上位のメッセージ、3012万
《配信来た》《さっきの何だったの?》《喧嘩勝った?》《強かった?》《心配してた》《大丈夫?》《え?何があったの?》《魔白んは何も悪く無いからね。》
「「はい。という事で‼️ドッキリ大成功〜‼️」
チャット
上位のメッセージ、3152万
《え?》《ドッキリだったの‼️》《良かった》《やっぱりそうか。》《どっからドッキリ?》《全然分からなかった。》《何でドッキリしたの?》《本当にドッキリ?》《二人は喧嘩なんてしてないんだ》
ふむ。少し疑ってら人もいるけど、殆どの人はドッキリだと思ってくれてるなと思っていると、二人が話し出したので、再び配信を見る事にした。
「はい。突然こんな事をしたからにはちゃんと理由があるんだぜ。ねぇ雷子さん。」
「そうなの。すっごい大事な理由があるの。」
チャット
上位のメッセージ、3160万
《大事な理由》《何だ?》《気になるな》《告知って事?》《早く話して》《とりあえずドッキリでマジ安心》《早く知りたい》《楽しみだな》
「「何と‼️私達あの超大人気雑誌、月刊バッドに載ることが決まりました‼️」」
チャット
上位のメッセージ3245万
《え?》《本当に》《マジか‼️》《嘘でしょ‼️》《信じられない》《凄すぎる》《そんな事ある‼️》《めっちゃ羨ましい》《良く出られたね。》《マジだwww月刊バッドの公式サイトに載ってる》
え?もう公式サイトに載ってるの?と思い公式サイトを開くとそこには、
大人気Vtuber‼️VSTARから、菜花魔白と天川雷子とのコラボ決定‼️と書かれていた。
……仕事が早いな。いや本当に仕事が早いわ。と思いながら私は、
【ありがとうございました。】という、メッセージと、これからの話はマネージャーさん達がするだろうという事で、マネージャーさん達の連絡先を送っておいた。
そして、二人は何も話がまだ決まっていないから、話すぎると、ボロが出るかも知れない、という事で、配信を早めに打ち切った。
そして、配信が終わるなり、
「あかり先輩❗️助けてくれて本当に嬉しいぜ❗️」と私に抱きついて来た。それを見た、奏さんが
「離れろ。」と冷たい視線を向けているが、
「好きな人同士が仲良くしてるのって良いですね。」と志保ちゃんは、嬉しそうな視線を向けている。そして、
「離れろって言いたい。けど助けてくれたのは事実だから何もいえない。」と血の涙を流している。
私が何も言えないでいると、
「コラボ終わったぜ。今からは時間はいくらでも空いてるぜ。ふ、二人きりの時間を過ごせるぜ。」とまーちゃんが言って来た。
……確かに時間空いてるかは聞いたけど、別に二人きりでする話では無いんだけど?この状況で二人きりにはあんまりなりたく無いよ?と思っていると、
「そっか。結構残念だぜ。で?いったい何の用なんだぜ?」とまーちゃんが私に更に抱きつきながら言ってきた。
うーん。ここで話しても良いかな?でも、まーちゃんだけじゃなくて、天野さんにも会っちゃたし、マネージャーさん達にも顔を見せた。そして、私だけなら誤魔化せたかも知れないが、奏さんも志保ちゃんもいる。誤魔化すのは無理だろう。そういう事で、私が説明しようとすると、
「あかりちゃんは疲れてるでしょ?ここはマネージャーの仕事だから任せて。」と愛さんが説明してくれた。
愛さんの説明は凄く分かりやすかった。何故かパソコンを使って、動画やら資料を使って詳しく説明してた。何でそんなの準備してるの?と思ったがまぁいいか。愛さんの説明が終わると、
「なるほどそういう事だったのか。」と優奈さんが大まかな事は言っていたので、半分くらい理解してたまーちゃんが完全に理解した。
まーちゃんのマネージャーは、「社長マジでゴミですね。」と社長の所業を見て、ドン引きだ。
天音さんのマネージャーは、「皆んな助ける為に辞めた?え?ウサギさんってもしかしていい人?」と誤解?が解けたみたいだ。そして、
「なるほど。転生か。………頑張ってくれよ。」と、天野さんが言って来たのだ。
え?もっと色々言われると思ってたのに、と驚いていると、
「何だよ。そのツラ。私がもっと余計なこと言うと思ってたのかよ。確かに私は、お前の事が嫌いだ。だが、尊敬はしてる。実際お前が辞めてから、お前の凄さを実感したよ。だから、そのまた活動してくれるのは嬉しい。」と天野さんいや、圭さんは言ってくれたのだ。私は、
「圭さんありがとうございます。」とお礼を言っていると、
「で?アンタ達内に入る?」と奏さんが聞くのだった。




