助ける方法
私がまーちゃんにお願いすると、
「あかり先輩の頼みなら任せて欲しいぜ❗️」と言ってくれたが天野さんは、
「お前の命令なんか絶対に聞かない。ていうか何でお前がここにいる?それに、轟かなめに、白糖トバリ。クビになった奴らを引き連れていったい何が目的だ?」と言っている。
うーん。どうしよ?いやマジでどうしよう。天野さん言う事聞いてくれないよ。このままいけば天野さん多分クビになるけどいいのかな?と私が困っていると、
「別にいいんじゃ無いですか?天川先輩の事なんて放っておいても。天川先輩を一方的な悪者にして、魔白先輩を被害者にする方法なんて沢山あります。」
と天野さんを切り捨てろと言っている。
すると、今まで黙っていた、天野さんのマネージャーが、
「勝手な事を言わないで貰えますか?」と口を挟んできた。
「おや?今まで黙っていたから、置物かと思いましたよ。うるさいんで黙っていて下さい。」と暴力を振るおうとしてたので、
「志保ちゃん駄目。」と止めておいた。
志保ちゃんは暴力を辞めてくれたので、私は話を戻す事にした。
「天野さん。本当にVSTARクビになりたいんですか?なりたくないですよね。だったら私の言う事を聞いて下さい。例え嫌いな私の言うことでも。」と言ったが、
「何度も言わすなよ。私は、お前の指図なんて受けない。」とやはり了承はしてくれなかった。
なので私は言い方を変える事にした。
「分かりました。では、まーちゃんを助けるのを協力して下さい。このままじゃまーちゃんもかなりのダメージを負ってしまいす。まーちゃんを助ける為に手を貸してくれませんか?」とまーちゃんの名前を出してみた。すると、
「……後輩を助ける為だ、お前の作に乗ってやるよ。」と言ってくれた。
さっき喧嘩してたけど、やっぱり天野さんは、まーちゃんの事が大好きだな。と自分の作戦が上手くいった事を喜び、二人に細かい作戦を伝える事にした。
「それじゃあ。二人には今からさっきのケンカはドッキリだったと配信をして貰うんですが、ただドッキリと言っても信じて貰えないかも知れません。」と私が告げると、
「やっぱだよね。上から圧力が掛けられて無理矢理ドッキリだった事にしたって思われる可能性はあるよね。実際すでに来てますよね?」と奏さんが聞くと、
二人のマネージャーは頷いていた。
うん。まぁその通りなんだよね。やらないよりはマシだけどこれじゃあ今回の件は完璧には解説しない。完璧にドッキリだったという事にするには、
喧嘩に意味が無いと行けない。
ただの意味が無いドッキリじゃ視聴者達は納得しない。だから喧嘩をする事に何か意味があったと思わせないと行けない。例えば、何か告知があるとか。
とはいえ、今回の喧嘩はガチだから、そんな告知とかがあるはずが無い。
だから、二人に仕事を渡す事にした。
この仕事は、私が猫犬ウサギとして活動している時に、来たお仕事だ。この仕事は猫犬ウサギのイメージとは違うという事で、愛さんが受けなかった仕事なのだが、この二人にはピッタリの仕事なので、行ける私はそう、確認していた。
だから私はその人に連絡した。断った時に、
「そうですか。とても残念ですが、今回のお話は無かったという事で。ですが、気が変わったらいつでも連絡下さいね。」と言ってくれたのだ。
正直図々しい話ではある。一度断っているし、私はクビにもなってる。さらに、仕事を受けるのは私じゃ無い。無理かもと思いながら私は、来る前に連絡を入れたのだが、
返事はついさっき帰ってきた。
返事は何と、
【いいですよ。貴方が紹介してくれる人なら間違いは無いでしょう。来月の特集が決まって無かったので、私も助かります。】と返って来たのだ。
ちなみにこの仕事は、日本全国の不良について細かく調べ上げた月刊誌みたいだ。私は読んだ事が無いから何も知らないけど、まーちゃんの家にもおいてあるし、愛さんが仕事を断った時、社長が怒っていたからかなり有名なんだろう。
不良の雑誌みたいだから、ヤンチャなキャラでやってる二人にはいいだろう。さっきの喧嘩もこの告知をする為のものと思えば、多少強引だが納得は出来るはず。そう思いながら、
私がその事を二人に伝えると、二人とも大興奮。私の事が嫌いな、天野さんですら、
「私なんかにこんな大きな仕事くれるなんて、本当に嬉しい。ありがとう。」と言って来たのだ。
予想以上に大きい仕事なんだな。とそんな事を思いながら私は二人に急いで配信をして貰う事にした。
二人が配信部屋に入っていくと、
「助かりました。ウサギさん。」とまーちゃんのマネージャーが私にお礼を言って来て、
「すいません。圭さんが失礼な事を沢山言ってしまって、貴方様に歯向かうなんて許されないのに、どうか圭さんのクビだけは、勘弁して下さい。私が全ての責任を負いますので。」と言われてしまった。
え?私って、マネージャーさん達からは、そんな風に思われてたの?とショックを受けるのだった。




