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助けに来たのは

私が再び助けて欲しいそう願った時


ドンドンドン❗️と外からドアを叩く音が聞こえた気がした。


しかし、優奈さんは何も反応しない。私の気のせいかな?と思っていると、


ドォンドォンドーン‼️‼️とさっきより大きくドアを叩く音が聞こえてきた。


すると、


「なんなんですかこの大きな音は❗️せっかくあかり様と二人きりの時間だという迷惑です❗️」と言って、携帯を取り出して、


「今すぐ家の外にいる不届きものを始末してきて下さい❗️」と言った。


「これで大丈夫ですよ。あかり様今家の外にいる用心棒に黙らせるように命令したので。」と私に言ったのだが、


「あれ?外には用心棒が待機してる筈。なのにどうしてドアを叩く音が聞こえるの?」と疑問を覚えていた。すると、


「気づくのが遅いぞバカが。6人が悲鳴を出してたのに気づかないとはマヌケだな。」と声が聞こえてきた。


えっ?まーちゃん?と私が驚いていると、


「真白さん何故貴方がここに居るんですか‼️」と優奈さんは怒鳴った。


「そんなの一つしか無いだろ?推しが助けを呼んでいたそれだけ。」と言っている。


「推し?貴方無い言ってるんですか?」


「とぼけんなよ。居るんだろ?そこにウサギ先輩がよ。」


「何言ってんのアンタ‼️」


「じゃあ確認しに行くだけだな。」と言った後、電話は切れて、


ドゴオォォォオーーン‼️と今まで1番大きな音がした。


え?何?何なの?と驚く私に対して、


「アイツ‼️絶対に許しません❗️」と叫び、部屋を出て行ってしまった。


………えーと?私どうすれば良いの?と思っていると、


優奈さんが帰って来た。


帰ってきたがただ帰ってきた訳じゃない。吹っ飛んで来たのだ。


何があったの?と驚いていると、


「やっぱりいるじゃん。嘘ついてんじゃねえよ。」とまーちゃんが現れた。そして、


「助けに来たぜ、ウサギ先輩。」と私に笑顔を浮かべるのだった。


が❗️ドゴドゴドゴといきなり大勢の足音が聞こえてきた。


そして、部屋に顔が腫れた屈強な男達が6人入って来た。


何でこの人達顔が腫れてるの?と思っていると、


「何だ?また来たのか?こりねぇ負け犬達だな。」とまーちゃんが骨をバキバキと鳴らしながら言った。


え?これまーちゃんがやったの?と思っていると、


「ウサギ先輩。目瞑っててくんない?すぐ終わらせっからさ。」と私に言ってきたので、


私が目を瞑ると、


生々しい音と、悲鳴が聞こえてきた。そして、


「終わったぜウサギ先輩。」と言われたので、目を開けると、鼻から血が流れているまーちゃんがいた。


「まーちゃん❗️血でてる。大丈夫❗️」と私が言うと、気づいて無かったのか、


「ありゃ?一発もらちまったか?まぁこんぐらい屁でも無いぜ❗️」と言ってきたが、


そのままにしておくのは危なかったので、ティッシュを渡そうとしたが、入ってなかった。仕方ないので、私のハンカチを渡して、鼻を押さえてあげた。


すると、血は止まる事なく、更に吹き出して一瞬で私のハンカチを血で染めてしまった。


え?え?何で?どうしよう?私が強く押さえちゃたから出ちゃったの?と焦っていると、


「ウサギ先輩のせいじゃねえょ。私がウサギ先輩のハンカチで興奮して、血が吹き出ただけだ。」と私の心を読み教えてくれた。そして更に、


「私がハンカチを上げなければ血がこれ以上出る事は無かった?私余計な事した?って思わないでくれよ。私は、ウサギ先輩に久しぶりに会えて超興奮状態だ。ちょっとくらい血を抜いて、冷静になった方がいい。」と私の未来まで読んで、フォロワーしてくれた。


まぁ、まーちゃんがそう言ってくれるなら良いか。と思っていると、


「私を無視するとは、良い度胸じゃ無いですか❗️真白さん❗️」


優奈さんが怒っていた。それに対して、


「そうだな。無視は辞めるか。今からリンチだなテメェは。」と優奈さんに殴りかかろうとしていたので、


「辞めて❗️同じVSTARの仲間でしょ❗️同期でしょ❗️」と止めると、


「ウサギ先輩に免じてとりあえず勘弁してやるか。」とまーちゃんが言ったのに、


「私の邪魔をしたお前なんて仲間でも同期でも何でも無い❗️くたばれクソ女❗️」と隠し持っていたナイフでまーちゃんを刺そうとした、


しかし、まーちゃんはナイフが胸に刺さる前に手のひらで受け止めて、


「痛いだろ」と殴り飛ばした。そして、優奈さんは気絶した。そして、


「ヤッベ。」と言った後しばらく黙り、


「助けに来たぜ。ウサギ先輩。」再び私に言うのだった。

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