イラストレーターが決まった❗️
奏さんが私が新たにVtuberになり、そのイラストを描いて欲しいという事を、うるるママに伝えると、
「うん。いいよ。」と二つ返事で承諾してくれた。そして、
「で?どんな感じに描けばいい?前みたいにあかりの顔をモデルにする?あっでもそれじゃ猫犬ウサギと同じ顔になっちゃうね。あかりはどういうふうに描いて欲しい?」とうるるママは一人でどんどん話を進めていった。
いやちょっと待って❗️そんな簡単に受けちゃ駄目だよ❗️と思ったので、
「うるるママ?本当にいいの?この仕事受けたらVSTARから仕事受けれなくなると思うし、他の仕事もVSTARが圧力を掛けると思うから減ると思う。それでも本当にいいの?」と聞いたら、
「だからさっきも心配しないでいいって言ったでしょ?それに、私は、VSTARから仕事が受けれなくなろうが、VSTARが圧力を掛けようが、仕事は普通に回ってくるの。だって私天才イラストレーターだから。」とうるるママはいつもみたいに自信満々に言った。
「それにさ」
うん?
「あかりがまたVtuberになるんでしょ?だったらあかりが私にまた仕事をくれる。これでいいじゃん。また一緒に世界一目指そう。」とうるるママは言ってくれた。
うるるママありがとう。そう心の中で思った時、
「また一緒に世界一を目指そう?たかがイラストレーター如きがおこがましく無いですか?」と愛さんが言い、
「そうそうイラストレーターの仕事は絵を描く事でしょ?こっから先は、共に頑張っていく同じVtuberだけなの❗️」と奏さんは言ってるが、うるるママは普通にVtuberをしてる。本業はイラストレーターだがVtuberも兼任していて、
「私、奏より登録者多いVtuberなんだけど?」
そう奏さんいや、寿なのはより登録者が多いのだ。ついこの前までは、個人勢で一番登録者が多いのは、寿なのはだった。だが昨日うるるママが越したのだ。いやうるるママ凄いな。と思っていると、
「たかが一万人でしょ❗️すぐに追い抜くから❗️」と奏さんは言ってる。奏さんが怒っていると、話が進まないな、と思ったので、
「うるるママ❗️私のイラストを描くって決めてくれてありがと。で、どんなイラストにするかだけど、まだどんなキャラでやっていくか決めて無いから、描くのは少し待ってくれる?」と言ったら、
「いいよ。でも早めに設定決めてね?あかりがいつからデビューするか知らないけど、私が絵を描いた後、Live2Dも依頼しないといけないでしょ?」とうるるママは言ってくれた。
確かにその通りだな。と私が思っていると、
「うるる先生。どんくらいでイラスト描ける?」と奏さんが聞いていた。
「そうだね。あかりの仕事を第一優先に描くから、3日あれば出来るかな?」とうるるママは言った。
3日か。やっぱりうるるママは仕事が早いな。私は何回もやり直しをしないといけないから一個のイラストでも満足できる物を描こうとしたら、1週間は掛かってしまう。
そして、「まぁとりあえず今日は帰ろっか❗️」と奏さんが言い出した。そして、
「どんなキャラで行こうかは、今週中に決めるから決まったらまたうるる先生の所にくるね。」と奏さんが出て行こうとした時、
「所でお金はあるの?」とうるるママが言って来たのだ。
「お金?依頼料って事でしょ?ちゃんと払うよ。」と奏さんは言ってるが、
「私の依頼料は高いよ?だって私は世界一のイラストレーター。私が描けばそれだけで、知名度も上がる。最低でも2000万スタートだよ?」とうるるママが言うと、
「随分ふざけた額ふっかけてくれますね?」と奏さんが言ってるので、
「私のイラストなんだから私が払うよ。」と言うと、
「私が娘からお金を取るわけないでしょ?だから奏から取るの。」とうるるママが言い、
「私の会社の社員でもあり、推しであるあかりちゃんに私がお金を払わすと思う?」と奏さんが言ってる。
「3000万で完璧に仕上げて。」
「色んな表情の差分も書いてあげるつもりだから4000万。」
「3500万。」
「3800万。」
「分かった。じゃあ3800万であかりちゃんのイラストお願い。」
うるるママに依頼料を3800万円を支払う事が決まったようだ。
そして、うるるママの家を後にすることにした。うるるママは帰る私に、ストロベリーシェイクをくれた。
タクシーで来てた、愛さんと、奏さんは私の車で一緒に帰ることになり、愛さんが運転して、私が横でストロベリーシェイクを飲んでいると、
「そういえばあかりちゃんにも依頼料払わないとね。」と奏さんが言い出した。
私は別に払わなくていい。と言おうとした時、
「どうやら南と葵が貯金全部下ろしたみたいだね。それで私もうるる先生に渡す分と同じ額をあかりちゃんに渡すから、しいて、2億円くらいかな?あかりちゃんこれで二人のイラスト描いてあげてね。」と奏さんに言われるのだった。