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オタク達の反応

「最高すぎる‼️」私はVchuのライブを観て大声で叫んでいた。


その大きな叫びに対して文句を誰も言わない。これだぜオタクのメンバーが集まっているのにだ


何故誰も文句を言わないか。そんなの決まってる推しが再び活動してくれたからだ‼️と舞い上がっていると、


「魔白さん。」とかんなのバカが近づいてきた。


何だ?と言おうとしたが、かんなの目を見て察した。今コイツは、私に文句を言いに来たのはでは無い。コイツは今、飼い主四天王の序列一位として、序列二位である、私と語り合いに来たのだ。ふふだったら仕方ねぇか。とことん語り合おうじゃねぇか。


「私としては、34秒のダンスの際にバク転した際にスカート中を隠そうとあの長くて綺麗な人差し指と中指にとても興奮したが、一位はどちらに興奮したのかな?》


「ふふ流石は二位。他とは目のつけどころが違いますな。私としては、2分14秒のマイクを投げて交換する時に、伸びた肘に興奮しましたな。」


「なるほど肘ですか。確かに最高でしたな。あん?何見てんだ?死にてぇのか?」


私がかんなと語り合っていると、私達を辺な目で見る男がいた。


「アイツはもう敵何だぞ?それなのにどいつもコイツも可愛いやら最高やら頭おかしいんじゃねぇか‼️」


とうるさく吠えちらかすのは一期生の目黒カジキだ。


うるさいし黙らせるか。と私が殴ろうと立ち上がったのだが、


「いいよ。私がやるから。」と圭先輩がカジキの奴を殴っていた。


「何の真似だ?」


「何の真似って?これの事?」と言い再びカジキを殴る圭先輩。


「何故だ。天川雷子。お前は俺と同じでアイツが嫌いな筈。」


「嫌いだよ?でだから何?猫犬ウサギは確かに嫌い。でも凄さは知ってる。当時は嫉妬で分からなかったけどやっぱり皆んながここまで好きになる理由は分かる。だからさ?皆んなと同じ思考になれない場の空気を悪くする奴とかいらなくね?」


と圭先輩はいい、カジキを殴り飛ばした。カジキは気絶した。


……やっぱ圭先輩強いな。よく私この前勝てたな。と思っていると、


全員が拍手をした。


「よく邪魔者を排除してくれた。」と全員が圭先輩を褒めた。


経過先輩は照れたのか照れ隠しでカジキを殴っている。はは酷いツラになってやがる。


それからは邪魔者がいなくなったので私達はオタク談義で大いに盛り上がった。


四天王である私とかんな。そしてジジイは他の奴らがウサギ先輩について語り合うに辺り変な知識を持ってないかを確認する為に、部屋を回った。

 

そして私が知識の訂正などをして一周しようとした時、


「ウサギ先輩マジ最高可愛い過ぎる。本当に好き好き好き大好き愛してる。あーマジで結婚したいな。好き好き。」と1人でぶつくさ喋る奴がいた。


何1人でつぶやいてんだ?隠キャかコイツ?と思った私は、


「テメェはULランキング7位だろ?もっとウサギ先輩への思い魅力を他の奴らと語り合え。」


トバリが辞めて10期生No.1に繰り上がった。隠キャ女。黄昏アサヒを楽しそうに話す三期生の輪の中蹴り飛ばした。


「何すんのよ‼️」とキララが突っかかって来たが、私は、


「その隠キャ1人だから相手してやれと。」言うと、


「え?ごめん誰だっけ?」


「新入り?」


「2人とも何言ってんの?この子はアサヒだよ。黄昏アサヒ。」


「あ‼️本当だ。顔殆ど見ないから忘れてた。」


とかコイツら酷い事を言ってる。そして私がアサヒの方を見ると、


「えっいやそのあの。すぅーそのごめんなさい❗️」とアサヒは何処かに行ってしまった。


……まぁ今のは三期生が悪いか。さて私も一周したし語り合うとしますか。と辺り見渡すと、空いてない。


もうコイツでいいか。と私はかんなを除く三期生とウサギ先輩について語り合った。


まぁ流石は3期生。全員ULランキングがそこそこ高いから語り合っていて中々楽しい。


楽しいんだけど少し物足りない。チッあんな奴でもいないと寂しいもんだぜ。と今は、いないイブキの事を考えていると、


「今度四天王全員で語り合いしに行きましょうか魔白さん。」と一周終えたかんなが話しかけてきたのだ。


それに対して私は、


「そうだな。ジジイの病気もそろそろ完治するみたいだし、あの心気クセェ面拝みに行ってやるか。」と答えるのだった。

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