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VSTARのカウントダウンライブ②

そして奇跡の世代三期生と、四期生最強の菜花魔白の初のコラボが実施された。この景色を観るのに6年も掛かった。私は嬉しさのあまり涙を流していた。


てかまーちゃん三期生のオリ曲なのに余裕で合わせられているな。流石はまーちゃんっていった所なのかな?


それともまーちゃんがミスしないように完全にサポートしている三期生?


まぁどっちも凄いって事でいいか。と思いながら観ていると、喧嘩してた。


……まぁやっぱこうなるよね。と思っていると、


「はいはい喧嘩はそこまでにして。」とルビーちゃんが現れた。


今回ルビーちゃんは毎年私がやっていた司会を任されていたので喧嘩の仲裁に入ったのだが、


「ルビー先輩は黙って貰っていいですか?」とかんながいい、


「いくらルビー先輩でも邪魔すんなら容赦しねぇぞ?」とまーちゃんは言ってる。


………………説得失敗か。まぁ自慢じゃ無いがメンバー同士の喧嘩を100%止めれるのは私しかいないからな。と思いながら観ていると


「Stop cooking, you trash❗️」という罵倒が聞こえてきた。


シャルルが仲裁しに来たのかと思いながら観てたのだが、


「あん?何言ってるか分かんなぁんだよ日本使えよクソババア‼️」とまーちゃんが突っ掛かり、


「今のどういう意味?」とキララはかんなに聞いていた。


「多分最後にゴミ共って言ってる。」と答えると、


「んだとクソババア‼️」とまーちゃんが殴りかかろとしている。


どうやら仲裁は失敗のようだ。てか辞めてよ。これ生放送だよ?今年最後なんだよ?それを喧嘩で終わらせるとか本当に辞めて欲しい。と思ったので、喧嘩しないでと心で願うと、


「喧嘩は良くねぇな。」とまーちゃんが言い、


「あの人が嫌がってるみたいだからね。」


と飼い主四天王である2人は画面の向こう側にいる私の心を読み喧嘩を辞めた。


当然困惑すると思ったのだが、


全員、アンタ達が言うならみたいな感じで納得してた。ファンも何故か納得してる。


怖いな。と思っていると、


「では気を取り直して、三期生の皆さんには歌って貰いましょう❗️」とルビーちゃんが話を進めた。


それから三期生が歌い出した。今度はまーちゃんが入らないで三期生だけで歌う。歌う曲は何故か私の曲だ。いやあれは三期生の曲なのか?いやでも歌ってるのは私だよね?


そう三期生が今歌っている曲は、三期生の映画、【奇跡の終結】のエンディングなのだ。因みにこの映画の興行収入は、9952億円で日本の映画では、VSTAR二期生の天才漫画家、獅子怒大牙と飴川ミカンの合作、ウサギーワールドの【猫犬ウサギVS犬猫ウサギ】という映画の3兆2134億に続く2位なのだ。


……懐かしいな。今度また映画観るかと思っていると曲は終わり、三期生の出番も終わった。


それからは色んな子の出番が回ってきた。ダンスや歌が得意じゃ無いメンバーはおせちを食べたりしたり、VSTAR恒例年末特別企画、巨大案件を掛けた、クイズ大会。そして、今年一番の活躍者を決められる表彰式。


この表彰式ではなんと、太っ腹な事に純金の金メダルが貰えるのだ。まぁ歴代の一位は全て私であるんだが。


因みに二位には銀メダルが送られる。そして意外な事に歴代の二位は毎回変わっていて、シャルル・クロノアール。皇幸かんな。斎場イブキ。菜花魔白。二星キララ。鉱石ルビー。というトップ10勿論だが、

トップ10以外にも、デビュー当時話題になり一躍有名になり今でも登録者15位の、17期生のエース、言語フメイなどがいる。


まぁこの流れだと三位には銅メダルが送られると思われがちだが三位には何も無い。どうして?


そしていよいよ今年の活躍者が決められる。いったい誰が一位なんだ?と私はワクワクしていた。いったい誰が一位なんだ。正直誰が一位でもおかしくないくらい皆んな活躍していた。だから誰が選ばれるのかと待っていると、三位の発表だ。


三位は、VSTARChinaのトップ、王青龍だった。


意外な所がランクインしたな。と私は思ったが今年唯一1億人トップで記念ライブをしたからかと納得した。


そして二位は、皇幸かんなだった。まぁ妥当か。って事は一位は、


そう、シャルル・クロノアールであった。


まぁやっぱりシャルルか。私が辞めた後頑張ってくれたし。納得などと思いながら時間は過ぎていった。


そして23時。ここからが最後の見せ場。それは、登録者トップ10が歌うシャフルメドレーの時間だ。


シャフルメドレーでは、登録者トップ10の衣装がランダムで入れ替わり、その子のオリ曲を歌わないといけない。


そして、怖い事にメンバー達も当日その瞬間に知るのだ。つまり練習期間なんてものは無いぶっつけ本番なのだ。


だから歴代ではミスをした子もいた。でもそれがバズるのだ。


さて今年はどうなる事やら。と私は、今から楽しみでしょうがない。


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