已己已己千冬の処遇
私が久しぶりと話しかけると、已己已己千冬は私を睨んだままだ。それを見た、
「ウサギ先輩が話しかけてるんですよ?返事くらいしてくれませんか?」志保ちゃんが蹴りを入れた。
私は直ぐに、「志保ちゃん暴力は辞めて。」と言ったのだが、
「そうは言ってもコイツは一度ウサギ先輩を殺そうとしたんですよ?だから私許せないんですよね。」と志保ちゃんは、倒れてる已己已己千冬の頭を踏んだ。すると、
「いい加減にしろ白糖トバリ。」と言ったのだが、
「貴方こそいい加減にしてくれませんか?またウサギ先輩の目の前に現れるなんて頭おかしいんですか?」踏む力を更に強くしていた。
……このままじゃ本当に話が進まないな。と思い、私は、志保ちゃんに後ろから抱きつき、
「足を下ろして。」と囁いた。すると簡単に足を離して、嬉しさのあまり気絶した。
それを見たまーちゃんも「私もやって欲しい。」と已己已己千冬の頭を踏み出した。私は仕方なくまーちゃんにもした。そしてまーちゃんも気絶した。そして、2人になったので、
話そうとすると、「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね。」と言われた。
………………怖い。と思いながらも私は、「何で社長の下についたの。」と聞いたが、
「うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい。お前に話す事なんか何も無い。消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ。」
とかなり嫌われてるみたいだ。でも嫌っているのは私も一緒だ。大切な仲間を殺して応援してくれるファンを殺した、已己已己千冬が許せない。今回だって、おじいちゃんやイブキには怪我をさせた。だから私が睨み返すと、
「………………やっぱ好きだな。」と呟いたのだ。
へ?どゆこと?と思っていると、
「好きだけどやっぱり憎い。私はただウサギ先輩に見ていて欲しかっただけなのに。そして捕まって私の大切な人生を檻の中で過ごさせた。ムカつく。けど好きでも憎い。好き憎い好き憎い好き憎い好き憎い好き憎い好き憎い好き憎い好き憎い好き憎い憎い憎い好き好き好き好き憎い。」とぶつぶつ言い出した。
怖い怖い。マジで頭おかしいよ。コイツと思っていると、
「やっぱり死ね‼️」と拘束を外し私に襲いかかってきたのだ。
が、まーちゃんと志保ちゃんに止められた。
「ウサギ先輩にいまだに手を出そうとするとか反省して無いですね。腕一本くらいいっときます?」
「そうだな昔みたいにへし折ってやるよ。」と2人が腕を折ろうとしたので止めておいた。すると、
「とりあえず暴力は振るわないからよ。あかりは別の部屋に行っててくんねぇか?コイツあかりがいたら話さないと思うからよ。私が絶対に聞き出すからよ。」と言い部屋を出された。
そして、しばらく怒鳴り声が聞こえた。何かが壊れる音がした。一応そこ私の家だからね?別に高いものとか大事な物は置いて無いから何してもいいけど後で片付けはしてよ?と思っていると、
「やっぱ殴っていいか?」とまーちゃんが顔を出してきたので、私が首を横に振ると、
「そっか、じゃあ口喧嘩と行こうか。」と言って部屋に戻った。
そしてしばらく経つと、泣き声が聞こえてきた。まーちゃん泣かしたのか。流石は、VSTARの論破王口喧嘩最強は伊達じゃ無いな。と思っていると、まーちゃんだけが部屋から出てきた。そして、
「やっぱ社長はゴミだな。ついでにアルカの奴もな。」と言ってきた。
和也さんがゴミなのはいつものことだけどアルカも?と疑問に思っていると、
「アルカの奴。社長側に付いてやがった。」とまーちゃんは語り出したのだ。
???どう言う事だ?私が理解出来ないでいると、
「今回の事件アルカの奴は知ってたんだよ。そして、自分のULランキングを上げる為に私達を消すためにあのバカに銃を渡したみたいだ。」と教えてくれた。
え?いや?え?アルカがそんな事を?確かにアルカ、本業でマフィヤのボスをしてるって言ってたけど犯罪はしてないって。いや?え?どう言う事だ?と私は混乱した。だから、
「と、とりあえず今は考えるの辞めようか。」と伝えた。そして、
「まぁとりあえずあのバカから必要な情報は全部引き出しだからよ。もういつ処分してもいいけどどうする?」
とまーちゃんが言ってきた。
………………え?どうしよう?和也さんに返したいけど、そんな危険な奴は要らないって言われてし、流石にVchuに入れるわけにも行かない。また牢屋にぶち込む?でもそれもそれでな。うーん。……とりあえずまずはメンタルケアからするか。どうするかは、その後だ。と言う事で、精神病院にぶち込む事にした。まともな状況になるといいな。と私は思うのだった。