表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/124

猫犬ウサギ

最も人気のあるVtuberとは誰?と聞かれたら全員人がこう答えるだろう。「猫犬ウサギ。」と。


猫犬ウサギ。Vtuber黎明期から活動しているVtuberであり世界で三番目に誕生したVtuberだ。


また、最大手Vtuber事務所、VSTARの最初のメンバーでもある。


猫犬ウサギは、究極のペットを生み出すいう実験で生まれた生命体だ。猫、犬、そしてウサギの遺伝子を組み換え生まれた。そんな猫犬ウサギの容姿は、茶髪に犬の耳を持を持ち、猫のようなアーモンド状の金色の瞳を持ち、兎の白色毛を再現したかのようなフワフワのコートを着ていて、猫と犬と兎の尻尾を一本ずつ持つといったかなりチグハグな見た目をしている。


そんな彼女は圧倒的な人気を誇っていた。


チャンネル登録者数は11億2280万人でVtuber No.1にして、世界1位。SNSのフォロワーは11億1985万人。平均同接数は2億8775万人。平均再生数は9億5600万回。そして総スパチャ額は583京8358兆2838億9640万。メディア進出もしており、テレビには自分の番組を持っていた。


そう彼女こそが世界一のVtuberだと誰もが言った。他のVtuberを寄せ付けない圧倒的な人気を彼女は持っていたのだ。


そう持っていたのだ。


彼女は配信、8年目にして引退したのだ。それは突然の発表だった。


彼女は、重大発表と枠を取りいきなり引退を発表した。


そして彼女は突如と姿を消した。


自身のチャンネルは削除して、自身のネットのアカウントを全て消した。


大人気で平均視聴率、85%ごえの番組、猫犬ウサギは寂しがりやも終了した。


猫犬ウサギの為に作られた、公園やテーマパークもすべてなくなった。




世界遺産ともなった、猫犬ウサギ等身大黄金像もなくなった。


誰も彼女の行方を知らない。所属事務所だったVSTARからも業務的な発表しか無かった。


彼女と仲が良かったVtuberや、同事務所のVtuberも誰も彼女の事を触れなかった。


世界中が彼女の引退を悲しんだ。それだけ彼女という存在は大きかった。


猫犬ウサギの引退で生きる気力を何千万人もいた。それは、学生や、会社員。または、同業者。そして、各国のトップ達。


彼等は、猫犬ウサギを推すという生きる意味を失ったのだ。事実猫犬ウサギの引退から、この世は立ったものも1人では無かった。 


だが、彼等はまた生きる意味を見つける事になる。


三ヶ月後


?????「はーーい❗️皆さーん初めまして❗️今日からVtuberとして活動していく?????だよーー。皆んな私の事推してくれる?」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ