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忍者ムーブ始めました  作者: 大和・J・カナタ
第六章 お付き合い始めました
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06-04 第二層を探索しました

 新装備エクステをユージンから受け取りイメチェンを果たした【七色の橋】は、第二層の探索を進めていた。本日は、北側の第二層である。

 全員でまとまって第二層を……というのも効率が悪い。そこでジン達は、四組に分かれて探索を進めていく。

 さて、PACパックを含めて十人。どう組分けをするか? それは大方、予想できるだろう。


 ……


 まずはヒイロとレンの、チーム【マスター組】。

「クエストとか、ダンジョンについての新情報……中々見つからないもんだね」

「そうですね……もしかしたら、条件があるのかもしれません」

 二人は真剣な表情で、NPCとの会話や町のオブジェクトを観察したりしている。

 互いに想い合っていて、二人きり……という最高のシチュエーションなのだが、色気のある会話にはならない。


 何故ならば、どちらも根が真面目なせいであった。自分達の働きが、ギルドの今後に直結する。そんな責任感から、真剣に探索に取り組んでいるのだ。

「レン、折角だからショップも見て回ってみようか」

「意外と、クエストのフラグが隠されているかもしれませんね……流石です、ヒイロさん」

 とはいえ真剣な探索を進めるにつれて、お互いへの信頼度が増々高まっていっている。これはこれで、良い傾向なのかもしれない。


 ……


 次に、ハヤテとアイネ。いわばチーム【新参組】だ。

 二人はフィールドを散策し、クエストやダンジョンの情報を探していた。

「主にダンジョンは、こういう所に……お、あったッスね」

「ハヤテさん、凄いですね……発見したダンジョンが、もう三つ目ですよ」

「VRゲー歴が長いっスからねー。後は、自分が運営だったらプレイヤーをこう動かしたい……みたいな?」


 【七色の橋】のメンバーで、VRゲーム歴が最も長いのはハヤテだ。

 まぁ長いとはいえ二年程度、決してベテランとまでは言えない。しかしながらハヤテの適応力は非常に高く、どんなゲームでも卒なくこなせるタイプである。彼もまた、一種の天性の才を持っているのだ。

 加えてゲーム知識が幅広く、【七色の橋】ではその知識に頼る事も多々ある。


「アイネさんも、何かあったら頼ってくれて良いッスよ」

 だから、いつもの様に軽い口調でそう告げるのだが……アイネの様子が、いつもと少し違う。

「……頼りにしていますよ、いつだって」

 そう言って、ハヤテに一歩近付いてみせたのだ。どうやらアイネも、ジンとヒメノに触発されたらしい。

 そんなアイネの様子に、ハヤテはドキッとしてしまう……元々アイネの事が気になっていたのだが、最近は尚更意識してしまう。


 実に青い春の光景であった……最も、そろそろ初夏の時期なのだが。


 ……


 続けてチーム【仕掛け人と愉快なPAC(パック)達】。シオンさんと三人のPAC(パック)だ。

 彼女達は、ギルドホームでこの後行われる集まりの準備である。昨夜の内に、レーナ達から連絡が来たのだ。内容は、今日顔を出したいというものだった。

 そこでメイドなシオンは、おもてなしの準備は任せてくれと言ったのだ。全ては、愛すべき仲間達の恋の成就の為。既にくっついている二人は、仲を深める為。


「……よし、イイ感じですね」

 用意しているのは、色とりどりのケーキ。お菓子作りが趣味なシオンは、時折レンにケーキを振る舞う。現実で。

 ユージンに触発され、ちょっと【料理の心得】に手を出してみた次第。彼女も中々に染まって来ているのだった。


 ……


 最後はチーム【極振り組】……もしくは【カップル組】でも可。そう、言わずと知れたジンとヒメノである。

 二人の方針は、ギルドメンバーからは特に定められていない。それは彼等から二人に対する、ちょっとした心遣いであった。

 つまるところ「二人で探索デートしておいで? こっちで探索は進めておくから☆」という意図である。

 まぁそんな意向を良い事に、シオンさんはヒイロ・レン組とハヤテ・アイネ組に振り分けたのだが。三組のカップルを進展させる、シオンさんの計らいである。このメイド、出来る。


 そんな訳でジンとヒメノは今、探索を名目にしたデートを……。

「【一閃】!!」

「【パワーショット】!!」

 戦闘中である。デート感皆無。デートは戦争なのだろうか。デートなのにデッド・オア・アライブ。


 さて、二人が何故いきなり戦闘しているのか? それは簡単……ダンジョンの入口を発見したせいであった。

 ダンジョンがあるよ? もしかしたらレアな何かがあるかも! よし、ちょっと様子を見てみよう! これである。

 仲間達の真意に気付いていない二人は、それはもう真面目に探索をしていた。そこで「ここ、怪しいよね?」という建物の中に突入し、案の定ダンジョンを見付けてしまったのだ。


 さて、ダンジョンを見付けてしまった二人。ジンもヒメノも、基本的に直感に従って行動するタイプだ。そんな二人なので、思い付いたら行動に移す。猪突猛進ではないが、深く考えないで突入をかましてしまったのだ。

 最も、これまではそれで上手くいってしまうのだから、何ともリアルラックが高い二人である。神様はどうやら、この二人にご執心らしい。


「ここは主にドラゴン系のモンスターが多いでゴザルな」

「ですね。ジンさんのお陰で、私は攻撃に専念出来るから助かっていますけど……」

「それは重畳、ヒメを守る役目は誰にも譲る気は無いでゴザルからな」

 ナチュラルにイチャ付き始めるので、これはこれでデート……なのかな? よくわかんないや。


 そうしてダンジョンの中へ中へと入って行く二人は、普通に手を繋いでいた。

 ダンジョンの中でそんな風に歩いていたら、危険ではないか? と思うかもしれない。しかしジンは【感知の心得】を持ち、一定距離内ならば周囲のモンスターの気配を察知できる。

 そして全プレイヤー中最高値のAGIを持つ、最速忍者だ。十メートル先にモンスターが居たとして、ヒメノを抱え上げて回避行動に移れば何ら問題が無いのである。


 そしてジンがタゲを引けば、ヒメノは完全にフリーになる。その先に待つのは、STR極振り美少女による一撃必殺。第二層のモンスターだろうが、ヒメノの攻撃に耐えるのは無理である。ユニークスキルで底上げされたヒメノのSTRは、文字通り桁が違う。


 二人きりのダンジョン散策デートは、他のプレイヤーがその場に居たら「なにそれ!?」と驚くくらいに順調に進んで行く。

 ボスは一刻も早く、尻尾を巻いて逃げ出した方が良いだろう……いや、逃げられないのだけれども。


************************************************************


 そうしてサクサクとダンジョンを進んで行くと、ジンの【感知の心得】が発動した。

「ヒメ、ちょっとストップ!! 今、感知したでゴザル!!」

 場所は今ジンとヒメノが居る階層の、下の階層だ。どうやら【感知の心得】は前後左右だけではなく、上下にも対応しているらしい。そして、階下で行われている戦闘は……。

「プレイヤーが一人と、モンスターが……八体!?」

「大丈夫でしょうか? ここはドラゴンが多いダンジョンですよね……」

 ドラゴン系モンスターは、当然モンスターの中でも強力な存在に分類される。先日はウォータードラゴンさんがあっさりと討伐され、ハリケーンドラゴンさんに至っては何も出来ずに瞬殺されたが……それでも、()()()()()強力なモンスターなのである。


「行くでゴザル」

「はい!」

 ジンとヒメノは頷き合い、表情を引き締めた。ジンはヒメノを抱き上げると、脚に力を込めて走り出す。

「しっかり捕まっているでゴザル!!」

「了解ですっ!!」

 イチャついている様に見えるが、本人達にとっては大真面目である。誰かは知らないが、同じプレイヤーのピンチなのだ。急ぎ駆け付け、そのプレイヤーが希望するならば手助けをしなければ……それが二人の共通認識である。


 風を切りながらダンジョンを疾走する、黒衣の忍者。その腕の中に抱えられる巫女姫も、不測の事態に備えて臨戦態勢だ。

 そんな二人を素通りさせる程、ダンジョンは甘くはない。横から、上からと、ドラゴン型モンスターが襲い掛かり……その攻撃が空振りする。AGI極忍者の本気の疾走、ドラゴンが相手でも攻撃を当てるのは容易くないのだ。


 しかし、ドラゴン達は諦めなかった。ジンとヒメノが通り過ぎた先に視線を向け、咆哮を一度上げると追い掛け始める。

「このまま行ってもいいけど、それだとトレインになっちゃうでゴザルな……ここで、片付けるでゴザル」

「はい、了解です!!」


 立ち止まり、ヒメノを下ろしたジンは小太刀を構えて地面に突き刺す。

「【狐雷こらい】!!」

 発動した九尾の魔技。地面を駆け巡る電撃により、ドラゴン達が麻痺していった。

「ヒメ!」

 動きを止めたドラゴン達を見て、ジンがヒメノに指示を出す。それを受けたヒメノは、キリリとした表情で頷いてみせる。その姿は……一言で言えば、完全武装だ。


「はい!! 砲撃開始っ!!」

 その掛け声と共に、ダンジョン内に爆音が響き渡った。放たれた砲弾は麻痺したドラゴンの群れへと飛んでいき、着弾と同時に爆発。大半のドラゴンがそのHPを散らした。


 それでもまだ、ドラゴンは残っている。ジンとヒメノを喰い散らかそうと一歩を踏み出し、その口を開ける。

「朝露の如く!! 【狐雨こさめ】!!」

 真上に向けて≪小狐丸≫を掲げたジン。その瞬間、屋内にも関わらず上から雨が降ってきた。その雨に触れたドラゴン達は、構わずにジン達に迫ろうとするが……そのステータスに、変化が発生する。

 あるドラゴンは睡眠状態に陥り、あるドラゴンは毒状態。またあるドラゴンは、その動きが鈍くなっている。


―――――――――――――――――――――――――――――――

魔技【狐雨(こさめ)

 説明:真上に≪刀剣≫または≪短剣≫属性武器を掲げて発動。武器の先端から半径5メートルに、デバフ効果を与える雨を降らせる。効果:消費MP5。詠唱破棄。攻撃時、MND+5%。低確率で鈍足・毒・睡眠効果発動。

―――――――――――――――――――――――――――――――


 既にジン達を追う余裕の無いドラゴン達が、その場で忌々しげに鳴く。しかしそれに付き合う義理は無い。ジンは≪桜吹雪≫を外したヒメノを抱き上げると、再び奥へ向けて駆け出した。

 しばらく走れば、下層階に向かう為の階段を発見する事が出来た。

「良いでゴザルな、ヒメ!!」

「はいっ!! どこまでだって一緒に行きます!!」

 二人は緊迫した表情で、下層階への階段を駆け下りて行く。


 駆け降りたその先は、更に開けたダンジョンが広がっていた。ダンジョンが開けているという事は、それだけ大きな体躯のモンスターが現れるという事を意味する。

 しかし、二人に不安は無い。ジンはヒメノを、ヒメノはジンを心の底から信頼しており……そして相手の足りない部分は自分が補えば、相手が何であろうと負けはしないという強い自信を持っている。


「さぁ、人命救助でゴザル!! いざ、疾風の如く!!」

「敵は私が倒しますね!! 烈火の如くです!!」

 ヒメノさん、彼氏に大分影響を受けている模様。はて、緊迫感……?


 ……


 ドラゴン型モンスターの猛攻も、この二人の前では大して変わらない。ダメージを受けて体力が一定以下になると【竜の息吹(ドラゴンブレス)】を使用して来るのだが、ジンならば回避が間に合う。そもそもその前に、ヒメノが殺し切る。

 そうこうしていると、二人は感知した戦闘区域の近くまでやって来た。


「感知出来たでゴザルよ! プレイヤーはまだ生きていて……ドラゴンが二体まで減っている!」

「一人なんですよね? 凄い……」

 かなり善戦している……二人はそう判断した。しかしここまで来たのだから、応援が必要か否かくらいは確認しても差し支えは無いだろう。


 そうして、二人が戦闘区域に到着した。そこに居たのは……漆黒のコートを身に纏った、黒髪の男の姿があった。

「あの人、西門でボスと戦っていた……」

 ヒメノがそう言うと同時、黒衣の男が放った武技とドラゴン型モンスターの攻撃がぶつかり合う。激しい光のエフェクトが発生し、ドラゴン型モンスターの攻撃が相殺された。

「【一閃】」

 両手に持った黒い刀を振るい、ドラゴンに斬り掛かる。クリティカルヒット時のライトエフェクトが二度発生すると、ドラゴン型モンスターのHPがゼロになった。


 残る一体へ視線を向け、そこで黒衣の男……ユアンが、ジンとヒメノに気付く。

「おや……? 奇遇だね」

 どうやら、ユアンは余裕の様だ。しかしジンはここまで来たのだから、と声を掛ける。

「ご無沙汰しているでゴザル、ユアン殿! 不躾で申し訳無い、手助けは必要でゴザルか?」

 そんなジンの声に、ユアンは口の端を吊り上げた。

「助かるよ、コイツら無駄に頑丈でね」

 ユアンの返答は簡潔……しかし、その言葉は確かに二人の耳に届いた。


 その返答を受ければ、二人のやる事は簡単だ。

「拙者がタゲを引くでゴザル! 疾風の如く! 【クイックステップ】!」

 一瞬でユアンの側に移動したジンが、両手で小太刀を抜く。

「烈火の如く! 【狐火】!」

 地面に小太刀を突き刺した場所から、蒼い炎の火柱が立ち上る。ドラゴンはそれをまともに喰らい、延焼効果も発動。ジンのヘイト値が上がり、ドラゴンは威嚇する様に咆えた。


 前足を振り上げるドラゴン型モンスター……それに対しジンの脇を擦り抜けて前に出たユアンが、その手の刀を構える。

「させないさ……【一閃】」

 振り下ろされたドラゴンの前足を、ユアンの【一閃】が捉える。発生するエフェクトが示すのは、スキル相殺が発動した証だ。


「さぁ、出番だよお姫様?」

「行くでゴザル、ヒメ!」

 二人の呼び掛けに、ヒメノは笑みで返した。手にした弓には矢をつがえ、いつでも放てるように狙いを定めていたのだ。

「【スパイラルショット】!!」

 例えドラゴンが頑丈でも、ヒメノのSTRを最大限に活かした攻撃を喰らっては、ただでは済まない。頭部を撃ち抜かれたドラゴンは、あえなく撃沈するのだった。


 ……


 ひと段落付いた所で、ジン達とユアンが向かい合う。

「感謝するよジン君、ヒメノ君。やられる事はなくとも、数が多いと手間取ってしまってね」

 柔らかい雰囲気で話すユアンに、ジンとヒメノも肩の力を抜いた。

「最後の一体を、三人で倒しただけになってしまったでゴザルな」

「いやいや、君達のお陰でかなり助かったさ」

 実際に、ジンとヒメノのお陰で楽が出来た部分がある。ジンが引き付け、ユアンが止め、ヒメノが倒す。この一連の流れにより、ドラゴンという強力なモンスターが一分足らずで倒れたのだ。


「ところで今日は、他の五人は居ないのかい?」

 首を傾げ、不思議そうにするユアンの問いに、ヒメノが笑顔で頷いた。

「第二層の探索を、分担して行っているんです!」

「成程、効率的だね。それで君達二人で、このダンジョンへ来たわけか」

 ウンウンと頷くと、ユアンがジンとヒメノを交互に見る。そしてシステム・ウィンドウを開き、何かを考え出した。


「……どうかしたでゴザルか?」

 そんなジンの問い掛けに、ユアンは一つ頷いて話を切り出した。

「ジン君、ヒメノ君……時間的に、まだ余裕はありそうかい?」

 その言葉を受け、ジンとヒメノは時間を確認する。現在は20時になる少し前で、集合時間は20時半。30分程度しか時間が無い。

「あと30分くらいなら……」

 ヒメノがそう言うと、ユアンは再び思考の海に沈み……そしてすぐに浮上した。

「君達となら、15分足らずで行けそうかな。良かったら一緒に、ボスまで行ってみないかっていうお誘いなんだけど」


 ユアンの提案に、ジンとヒメノは顔を見合わせる。そして……同時に頷いた。

「ご一緒するでゴザルよ」

「よろしくお願いします!」

 その返答に、ユアンはシステム・ウィンドウを操作していく。

「少しだけ待ってね。普段は名前を非表示にしていてね……その状態だと、パーティ申請の送受信ができないのさ」

「非表示でゴザルか……しかし何故、非表示設定に?」

「イベントで目立ったせいで、どうにもやりにくくなっちゃったもんだから」

「あー、納得でゴザル……」

 町中を歩く時に、見られたり声を掛けられたり追い掛けられたり……とても身に覚えがある話だった。


「っていうか、名前を非表示に出来るんですね」

「うん、設定画面で出来るよ」

 普通にプレイしていると、プレイヤーの頭上にカラーカーソルが表示される。そのカラーカーソルを一定時間凝視する事で、プレイヤーネームがポップアップするのがAWOの仕様である。

 ただし、これは設定を弄っていない場合の話。システム・ウィンドウの設定画面で、プレイヤーネームがポップアップしない様に設定する事が可能となっているのだ。


「普段はこの格好じゃないからね。名前さえ見られなければ……」

 そこまで言って、ユアンが腰に差した刀に手を添える。

「後はコレを見られなければ、そんなに目立たないんだ」

 そう言って笑うユアンに、ジンはふむ……と思案する。

「成程……拙者も非表示にする方が良いでゴザルかな~」

「君達はイベントだけでなく、普段も目立ってしまっているからね。難しいんじゃないかな?」

「ですよねー……」


 しばらくして、ユアンからジン宛にパーティメンバー参加申請が送られた。ジンがそれを承認して、三人パーティとなる。

「よろしくね、二人とも」

「こちらこそ、よろしくでゴザルよ」

「よろしくお願いします、ユアンさん!」

 ボス部屋へ向けて歩き出す三人。前をユアンが、その後ろをジンとヒメノが歩いて付いて行く形だ。


「そうそう、二人には特別に明かしちゃおう……僕のビルド」

「え?」

 振り返ったユアンは、心底楽しそうな表情で告げる。それは、この三人の共通点に関連する内容だ。

「僕は全てのポイントをDEXに振っている……所謂、極振りプレイヤーなのさ」

 三人の共通点……そう、全員が極振りプレイヤーという点であった。

ユアン、再登場です。

彼も何と極振りプレイヤーでした。

一体、何者ナンデショウネー。


次回投稿予定日:2020/9/15

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― 新着の感想 ―
[一言] ユアジンさん、いったい正体は何者なんだ!?
[良い点] シオンさん、そうやって率先して裏方に徹してるせいで出会いの機会がないんjaイエナンデモナイデス
[良い点] ユアン…一体何ジンなんだ…? というかいつ寝てんだこの人
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