06-01 お付き合い始めました~ジンとヒメノの場合~
マリウス襲撃から一週間が経った。それはつまり、ジンとヒメノが交際を始めてから一週間という事でもある。
ジンこと寺野仁は、いつもの様に学校に通学する。それはいつもと変わらない、一日の始まり……しかしそんな日常にもいくつかの変化があった。
いつも通り早く家を出立した仁は、とある公園で人を待つ。
「おはよう、二人とも」
然程待つ事も無く、親友と恋人……星波兄妹がやって来る。この公園は、星波兄妹の住む家の近くにある公園であった。
「おはよう、仁」
「仁さん、おはようございます!」
これが特に大きな変化の一つ……恋人を学校まで送り届ける、である。恋人の兄兼親友同伴で。
姫乃は嬉しそうに、仁と手を繋いで歩き始める。その表情は嬉しそうで、ふにゃっという擬音がぴったりな蕩けそうな笑顔である。
そんな付き合いたてのカップルに同行する英雄なのだが、居心地の悪さや疎外感は無い。
なにせ共に歩く二人は仁と姫乃だ。英雄を放置してイチャイチャするような、そんな二人では無い。
「隼はもう、志望校決めたんだってさ。どこかは教えてくれないんだよねー」
「今の時期だと、早い方かな?」
「うちはエスカレーター式ですから、受験が無いのはありがたいです」
そんな雑談に興じながら、三人は初音女子大学付属中等部の校門に辿り着く。
「……もう着いちゃいました」
残念そうな姫乃に、仁と英雄が苦笑する。普段からワガママなどとは無縁な姫乃だが、仁との時間はもっと欲しいと思ってしまうのだ。付き合いたてホヤホヤのカップル故。
「また放課後に迎えに来るよ」
「だそうだよ、ヒメ」
名残惜しそうに、仁の手を放す姫乃。
「はい……待ってますね」
そう言って、仁の胸元に身体を寄せる。その顔は真っ赤だ……しかし、口元が緩んでいる。どうやら、照れ隠しらしい。
ちなみにそれをやってしまうと、仁の胸板に姫乃の胸が押し当てられてしまう。恋人とはいえ、流石の仁も照れてしまうのだが……無自覚な姫乃は気付いていない。
そこへ、一台の車がやって来る。車道側の後部座席から降りた女性が、仁達に一礼すると歩道側の後部座席の扉を開ける。
「おはようございます」
「皆様、おはようございます」
艷やかな黒髪を揺らして登場したのは、恋である。そして脇に控える鳴子も、いつものクールさで挨拶をする。
「おはよう恋、鳴子さん」
「恋ちゃん、おはよう! 鳴子さん、おはようございます!」
「おはよう恋さん。鳴子さんも、おはようございます」
仁と姫乃、英雄の様子を見て、恋は穏やかな微笑みを浮かべる。そんな若い四人の姿に、鳴子も表情は変えずともほっこりする。このメンツにも、大分慣れたものだ。
朝の挨拶を済ませた仁と英雄は、また放課後にと告げて駅へと向かう。名残惜しそうにする姫乃に後ろ髪を引かれつつ。そんな二人の様子に、恋も鳴子も苦笑してしまった。
その道中、仁と英雄は一人の少女と遭遇する。
「英雄さん、仁さん!」
それはやはり、アイネこと愛である。
「おはよう、愛」
「愛さん、おはよう!」
既にリアルでのやり取りも慣れたもので、三人は笑顔で挨拶を交わす。
「おはようございます! これから高校ですよね、お気を付けて」
丁寧な挨拶と姫乃や恋に負けない魅力的な笑顔を残して、愛は初音女子大学付属の方へと歩いていく。
「愛も気を付けてね」
「いってらっしゃい!」
振り返り様に手を振る所から、仁や英雄に対する親愛度が窺い知れた。
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学校に登校すると、仁と英雄はAWOの話題で雑談をするのが日課だ。
「ユージンさんにお願いしたヤツ、出来たってさ」
「おー、どんな感じになったのかな。ユージンさんの作った物だから、ハズレは無いと思うけど」
彼等がユージンに依頼したのは、先日戦ったエリアボス・ウォータードラゴンからドロップした素材を使ったアクセサリーである。ユージンの見立てではHPとMPが強化されるという、期待の性能を持つアイテムだ。
更に、東側のエリアボス・ハリケーンドラゴンを倒した分の素材もある。ジン達はユージンに、ウォータードラゴンの素材を使ってアクセサリーを作成して貰い、ハリケーンドラゴンの素材でそれを強化して貰う様にお願いしたのだ。
そんな風に会話をしていると、一人のクラスメイトが登校して来た。仁や英雄とは、仲が良くも悪くもない生徒だ。
「おはよー」
小さな声であったが、その挨拶は仁達にもちゃんと届いた。
「おはよう、前田さん」
「前田さん、早いね。おはよう」
仁と英雄の挨拶を受け、女子生徒は「二人こそ早いね」と告げながら自分の席へ向かう。
クラスメイトが登校すると、仁達はAWOの話題を控える。
仁は陸上部の教師からは、サポート要員として陸上部に……なんて勧誘を受けているのだ。その教師は熱血で大変暑苦しい体育会系の教師である。太陽の妖精と呼ばれる存在に、影響を受けたという噂なのだが……真相は定かではない。全然似ていないし。
さて、そんな熱血教師の勧誘に対して「VRゲームをやっているから辞退する」と口にしたらどうなるか? どうせ「VRゲームに逃避してはいけない!!」なんて言い兼ねないと思われたのだ。
よって仁は、VRゲームをしている事を学校では明していない。
女子生徒が登校すると、パラパラと他の生徒も登校して来るようになる。そうなるとどうなるか? まず、英雄狙いの女子生徒がやって来る。
「星波君、おはよー! 今日も早いんだね!」
「星波、今日の課題やって来た? どうしても解けないところがあってさー」
「今日の課題とか、そんなに難しい課題じゃないじゃん! そんな事より星波君、今度の土日って何か予定はある?」
「あー……申し訳ないけど、家の方で用事があるんだ」
家の方で(AWOをやる)用事であるが、そこまでは言わない。
これが平日の、何度も繰り返されてきた光景であった。
……
そんな英雄と女子生徒達の群れを見て、登校して来た一人の生徒が羨まし気な視線を向ける。
彼は鳴須人志、またの名をギルバート。自称”神速の異名を持ち長槍を自在に操る高貴なる青年騎士”にして、大規模ギルド【聖光の騎士団】のサブマスターである。
その後ろからやって来た、ライデンこと倉守明人が声を掛ける。
「おはよう、人志。相変わらず凄い光景だね……」
「おはよ。すげぇよな、マジで……こんなマンガやラノベみたいな光景を、リアルで見せ付けられるとは……」
すると、そんな人志に声を掛ける少女が居た。
「鳴洲! 先週のアンケート用紙、書いた? 出してないの、アンタだけよ」
「あっ……やべっ!! ごめん、委員長!! すぐ書くから!!」
この人志、AWOに傾倒するあまり学業はそこまで揮わない生徒なのであった。
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一方、初音女子大学付属中等部。
「ふむ、デートとな!」
近頃は更に仲良くなった五人組……姫乃と恋、愛に千夜と優を加えた昼食メンバー。その中で、姫乃を除けば唯一の彼氏持ちである千夜。彼女は姫乃に相談を持ち掛けられた……初デートの相談に乗ってほしい、と。
「私、こんな事情だからデートとかした事が無くて……どこに行くとか、何を着ていくとかあれば教えて欲しいんだけど……」
頬を染めながら、千夜に事情を打ち明ける姫乃。その表情や仕草は、同性であっても抱き締めたい衝動を催してしまう。凶悪と称して差し支えない愛らしさである。
「オーケーオーケー、任せたまへ!」
そんな姫乃の相談を、千夜はニッコリ笑って快諾。友人の幸せは自分にとっても幸せ……と言わんばかりだ。
さて、そんな姫乃達だが実に目立つ一団である。そんな彼女達の会話に、聞き耳を立てる生徒も多い。
そんな会話の中、気になる単語があった。そう、デートという単語だ。
中学二年生という多感な時期、特に恋愛の話題には興味が尽きない。しかもその当事者が、全盲にして健気な美少女である星波姫乃。これには、クラス中の生徒達が聞く事に集中するのも無理はなかった。
「まぁ定番は遊園地じゃないかなー」
「それならやっぱりあそこだよね。ほら、日本で最も有名なテーマパーク!」
「ドイツ村?」
「夢の国の方だから!!」
「私もそれは思ったんだけど、乗り物とか待ち時間が多いらしいから……仁さん、足が辛いかなって」
「あー、それもそっかー」
右足に障害を残す仁を慮り、遊園地デートは候補から外れた。それにアトラクションによっては、姫乃のVRゴーグルも大変危険な事になる。
「うちは基本的に行動する感じだからなぁ……ボウリングとかも二人には厳しかろうし、スポーツ系は除外だね。そうすると、カラオケ?」
「あー、カラオケかぁ……」
無難な提案をする千夜だが、そこに愛と優が口を挟む。
「でも、一日中ずーっと歌いっぱなしはきつくないかな?」
「そうだね。千夜ちゃんと一緒に行った時も、最後は喉がガラガラだったじゃない」
そんな会話に、恋も思い付いた提案を口にした。
「カラオケの前に、映画はどう? VRゴーグル付きでも入れる映画館は、多いと思うけど」
「おぉ、恋ちゃんナイス! 映画はレンタル派だから、その発想が湧かなかったよ!」
グッとサムズアップしながら賞賛の声を上げる千夜に、恋は苦笑いだ。
「意外かも。千夜ちゃんなら、外で見たいタイプかと思った」
「うん、アタシはそうだよ? ただ彼氏は、ロマンチストでさ。映画とかは、二人きりで見たいんだって」
照れ臭そうに言う千夜に、恋は聞かなければ良かったと後悔する。
「ラブラブで何より。砂糖吐いて良い?」
「恋ちゃん、それだとお弁当が砂糖まみれになっちゃうよ?」
「違う姫のん、そこじゃない」
そんなミニコントに、見守っていた愛と優も笑みが溢れる。
「ともあれ、映画とカラオケが良さ気かな。今日も一緒に帰るんでしょ? その時に相談してみたらどうかな?」
「お兄ちゃんも一緒だから、ちょっと恥ずかしい……ギルドホームで会った時にしようかな……」
頬を染めて俯く姫乃に、恋と愛がアイコンタクトを交わす。
――今日のログインは少し遅らせる?
――二十時くらいで良いよね?
アイコンタクトが成功し、二人が真顔で頷いた。この特殊技能、もうメイドの事をおかしいとは言えないだろう。
さて、聞き耳を立てていたクラスメイト達。五人に聞こえない様、小声で会話が発生していた。
「やっぱり星波さんがデートするみたいだよ?」
「て事は、星波さんに彼氏が居るって事だよね……」
「よく一緒に登下校してる、イケメンかな?」
「あー、アレはお兄さんだって。一回、星波さんに聞いた」
「最近はもう一人、男の人が居るんだよ。杖持った人」
そんなひそひそ話は、姫乃達の耳には届いていない。デートの話題で盛り上がっている為だ。
「歩き回るから、水族館や動物園は厳しいよねー」
「海水浴やプールもダメなのは残念! 姫のんの水着姿で仁さんを悩殺出来たのにね!」
「悩殺……そんな自信無いよ」
「そんな立派に育ったモノを二つも持ってて何を言うか! 分けて欲しいくらいだよ!」
「千夜ちゃん、私達もまだまだ成長期だから。大丈夫だよ、多分」
「そう言う愛だってしっかりあるじゃんかー!」
これが共学だった場合、思春期男子の視線が彼女達の胸元に固定されていた事だろう。しかし、幸いにしてここは女子校。男子禁制の花園なので、そんな事は無かった。
代わりに自分の胸元に手を当ててため息を吐く少女や、何気にスタイルの良い姫乃を見て悔しそうに項垂れる少女の姿がちらほら。
今日の昼休憩は、中々に愉快な時間となっているのだった。
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放課後、姫乃は校門前で待機していた。普段は一人なのだが、今日は友人四人も一緒だ。
これまでは、迎えに来る兄・英雄を待っていた。しかし先週からは、もう一人……恋人である仁を待っているのだ。
仁はまだかな? そろそろかな? そんな風にソワソワしている姫乃を見て、思わず千夜の本音が漏れた。
「どちゃくそ可愛いな」
「千夜ちゃんの台詞は時々おっさん臭いよね」
愛のツッコミもなんのその、千夜はドヤ顔でハッキリと言い放つ。
「アタシ達の姫のんが可愛いからね、仕方が無い!」
「私達のではなく、仁さんの姫乃ちゃんなんだけどね」
そんな雑談をしていると、駅の方から仁と英雄の姿が見えた。
「あ、姫乃ちゃん? お二人が来たよ」
ニコニコしながら姫乃に伝える優に、姫乃の表情がパァッと華やいだ。
「至近距離でこの顔見ると、私も千夜ちゃんの気持ちが解る気がする」
「うむ、そうだろうともそうだろうとも」
「優ちゃん、帰ってらっしゃい。あなたまでボケになったらツッコミが大変なの……愛ちゃんが」
「恋ちゃん、私に変な役割を押し付けないようにね?」
自分以外の四人が賑やかに会話しているものの、姫乃は気にならない。何故ならば、姫乃の意識が全て仁に向いているからである。
仁と英雄が近付き、声が届く距離に来て……姫乃は二人に近付いた。もう、待ち切れないと言わんばかりに。
「お帰りなさい、仁さん! お兄ちゃん!」
二人に満面の笑みを向けた姫乃。そして仁の左手を握ると、もう離すもんか! と言わんばかりに腕ごと抱き締めた。
「た……ただいま、ヒメ」
「ヒメは仁が待ち切れなかったと見た。ただいま、ヒメ」
そんなやり取りに、恋達の表情も緩む。すると、英雄がそんな恋達に気付いた。
「こんにちは、皆。お疲れ様」
「皆、こんにちは。こんな状態の挨拶でごめんね」
爽やかに挨拶する英雄に対し、仁は姫乃に腕を抱き締められた状態である。
「えぇ、お二人もお疲れ様でした」
さて、こんなやり取りが女子校の前でされているのだ。目立つのは致し方あるまい。
「星波さんが、男の人に……!」
「うわー、ラブラブだね!」
「すっごく幸せそうな顔してるねぇ」
「もしかして、彼氏かな?」
下校する生徒達が、仁達に……特に仁と姫乃に視線を集中させても、全く不思議ではなかった。
……
仁・姫乃・英雄は、初音女子大学付属の校門前で恋達と別れて、帰り道を歩く。仁はそのまま真っ直ぐ帰らずに、星波家の前まで来る事にしている。
恋人との時間を少しでも長く……と思うのは、姫乃だけではないのだ。
そして、仁は今日も捕まった。捕まった相手は、英雄ではない。そして姫乃でもなかった。では、誰に?
「そんなに遠慮しなくても良いのよー? ほら仁君も、上がっていらっしゃい。今日も寄ってくれるかなって思ったから、仁君の分もおやつがあるのよー」
その相手は【星波聖】……英雄と姫乃の母親である。
このふわふわした星波兄妹の母は、姫乃から恋人が出来たと聞かされてまず喜んだ。次に、家に連れておいでと言い出した。
その言葉を真に受けた姫乃が、翌日の放課後に一緒に帰るのを仁におねだりした。仁はそれを快諾。英雄と一緒に、姫乃の送り迎えをする約束をしたのだ。
その結果、毎日の様に聖から寄って行くように誘われる。恋人の母親に抵抗する事が出来ずに、仁はその誘いに従う事しか出来ないのであった。
星波家に今日もお邪魔する事になった仁だが、今日はいつもとは違う事が起きていた……リビングに居たのだ、ここ数日は会う事の無かった存在が。
「ふむ、君が仁君か」
キリリとした表情の男性……星波兄妹の父親、【星波大将】である。つまり仁にしてみれば、彼女の父親との御対面という緊張感MAXのイベント発生である。恐らくエクストラボス相手の方が、緊張せずに済むだろう。
「はっ……初めまして! 寺野仁と申します!」
第一印象を悪いものにしない為に、仁はまずご挨拶に全力を注ぐ。そんな仁の様子に、大将は口元を緩める。
「そう緊張しなくて良いよ。英雄と姫乃がお世話になっているね」
「いえ、僕こそいつも二人に良くして貰っています」
仁に笑顔を向け、大将がその肩に手を置く。
「うちの子達を、どうかよろしく頼むよ」
「はい!」
そう言って微笑む大将に、仁もなんとか笑顔を向ける事に成功する。第一印象は、悪くないだろう。
……
その後リビングでお茶をしながら談笑し、英雄と共に課題に取り組む仁。姫乃もその横で、自分の宿題を進めて行く。
「仁さん、この問題の解き方はこれで良いんでしょうか?」
「どれどれ? ……うん、オッケー。それで合っているよ」
真面目な学生である三人は、真剣に課題に取り組んでいる。夜にAWOを楽しむ為にも、日頃の勉強はしっかりとやるスタンスだ。
「仁さん、教え方が上手だから助かります!」
「そうだね、仁は昔から成績良かった気がする」
「陸上に打ち込む為に、誰にも文句を言われたくなかったからねー。今はAWOになっちゃってるけど、昔からそんな感じだったよ」
そして、遅くならない内に仁は帰宅するのだが……今日は大将が居るので、車で家に送って貰える事になった。
「済みません、大将さん。お仕事の後でお疲れなのに、車で送って頂いて……」
「なに、構わないさ。家からもそんなに離れていないからね」
朗らかに笑いながら運転する大将に、仁も少し緊張感が薄れていた。
「二人はいつも、君の事を楽しそうに話すんだ。だから会いたいと思っていたのだよ」
「そう……でしたか」
大将の言葉に、仁ははにかむ。二人がどれだけ、自分の事を想ってくれているのか……それが、大将の言葉からも伝わったから。
そんな仁の様子を横目で見て、真剣な口調で本当に伝えたかった言葉を口にした。
「姫乃は知っての通り、色々と事情がある。そんな姫乃が、君の事を話す時は今までで一番良い顔をしていたんだ」
その言葉には、大将から姫乃に対する様々な思いが込められている……仁は、そう感じた。だからこそ真剣に、大将の言葉に耳を傾ける。
「仁君。姫乃をどうか、よろしく頼むよ」
それは、愛娘に対する父親からの愛情。そして、仁に姫乃の事を頼むという……二人の交際を、認める意味合いが込められていた。
そんな大将の言葉に、仁は真剣な面持ちで頷いてみせた。
「はい……必ず」
星波家公認になってる……!!
これは思う存分、イチャイチャ出来るね!!
と思ったけど、既にイチャイチャしてましたね。
ちなみにサブタイトルが引っ掛かった方も、当然いらっしゃると思います。
私から言えるのは『この章では、精神的糖尿病にご注意を』……です!!
次回投稿予定日:2020/9/5