20-18 幕間・ダンジョンに挑む者達2
ジン達が地底ダンジョンの下層に移動したのと、時を同じくして南側にあるダンジョンの入口。そこで見張りの兵士に領主の許可証を提示して、ダンジョンに挑もうとする一団が居た。
中央に並ぶのは、傭兵風の装備を身に纏った集団。
その横に上半身を黒、下半身を白の装備で統一した集団。
次いでファンタジー系のゲームにおいて定番の、オーソドックスな装備を身に纏う集団。
その逆側には、更に二組の集団が纏まっている。
一組は他に比べて少人数ではあるが、各々がしっかりとした装備で身を包んだ一団。
もう一組は、揃いの服と鎧で身を固めた統一感のある集団である。
「さぁて、いよいよだな」
「あぁ、腕が鳴るぜ」
柔和そうな男性の言葉に、貫禄のある男性がそう答える。二人はやる気十分といった様子で、最前に立つ男に声を掛けた。
「こちらも準備はオーケーだよ」
「カイ、いつでも行けるぜ」
二人の男性に呼び掛けられたのは、カイセンイクラドン。【遥かなる旅路】のギルドマスターであり、クラン【導きの足跡】の中心となる人物だ。
ジン達【十人十色】や【騎士団連盟】、【開拓者の精神】に一歩遅れたが、彼等も第三エリアボス討伐に乗り出したのである。
彼は二人の言葉に頷いてみせると、逆側に布陣する二組の集団のリーダーに声を掛けた。
「了解だ。そちらはどうだろうか? 【青い住処】と、【魂の咆哮】の皆」
カイセンイクラドンの問い掛けに、真っ先に答えたのは隣に布陣している女性だ。
「はい、問題無いですよ。ね、皆」
落ち着いた様子でそう告げる、桃色の髪の女性。彼女がギルド【蒼い住処】のギルドマスターを務める、【リーリア】である。
カイセンイクラドンに答えた後、リーリアは側に控えた仲間達に視線を向け問い掛けた。その確認の言葉に、仲間達は力強く頷いてみせる。
「勿論よ、リアさん。流石にトップランカーの、カイさん達には劣るだろうけどね?」
悪戯っぽくそう返すのは、サブマスターを務める女性。彼女のアバター名は【カルーア】で、リーリアとは他のゲームで知り合った友人同士だ。そして二人は、同時にママ友でもある。
カルーアのすぐ側に立つ男性……彼が彼女の夫である【ソウ】だ。そして、リーリアの旦那……【タナカカズヒロ】が、その横に並んで穏やかに微笑んで頷く。
「はっはっは! まぁ、それは仕方ないだろう!」
カルーアの言葉に苦笑しながら、腕を組んでいるのはギルド【魂の咆哮】を率いる男……ギルドマスター・ブルースだ。腕を組みながら、豪快に笑って仁王立ちしている。その体格も相俟って、実に雄々しいという印象を抱かせる。
「流石に我々の戦力も、トップギルドに一歩劣る。だが名高い【導きの足跡】が、こうして迎え入れてくれたんだ! 俺達はクランの為に、持ち得る全ての力で臨むつもりだ! 君達もそうだろう、【蒼い住処】の皆!」
その声量に苦笑しつつも、リーリア達も「えぇ、勿論です」と笑みを浮かべて頷いてみせる。
声の大きさ以外に関して、ブルースは非常に人格者でありリーダーシップもある人物だ。それは彼を知る者なら誰もが認める所である。なので声の大きさについては、最初から織り込み済み。現実と違って耳が痛くなったりしないので、まぁいっかという事になった模様。
そう、【蒼い住処】と【魂の咆哮】……この二つのギルドが、新たにクランに加入。【導きの足跡】は、五つのギルドが加入する大規模クランとなったのだ。
「ははは、気合いは十分だな。結構結構」
新たな二組のギルドの、やる気十分な様子。それを見たカイセンイクラドンは、笑みを浮かべながら頷いて前に出た。
「五つのギルドが加入して、初の大規模行動だ。俺達が目指すのは、第四エリアへの到達……だが、それはあくまで目的の為の第一段階だ」
カイセンイクラドンの言葉に、他のギルドマスター達も真剣な面持ちで頷く。この五つのギルドは、外部のプレイヤーからの支援要請に応じるという共通点があるのだ。
「名声など、先んじて得なくても良い。そんなものは、後から勝手に付いて来る。大切なのは、人だ。俺達はこのダンジョンの攻略を完遂し、後に続くプレイヤー達の道を切り拓く!! その為に、君達の力を貸してくれ!! 親愛なる仲間達……準備は良いな!!」
『おーっ!!』
カイセンイクラドンの声に応じて、クランに集った者達が腕を突き上げ、声を張り上げる。
彼等の目的は、今AWOで関心の高い第四エリア到達……ではあるのだが、それそのものではない。第四エリアを目指すプレイヤー達が、助けを求めた時にそれに応じる為の準備である。
それ故の、傭兵クラン。それこそが、彼等【導きの足跡】。だからこそ【青い住処】と【魂の咆哮】はクラン加入を真剣に申し入れ、だからこそカイセンイクラドン達は彼等を迎え入れたのだ。
その最大の目的は、勿論AWOがより長く続く事を願って。ここに集った仲間達との日常が、末永いものである為である。
「では、これよりダンジョンアタックを始める!! 諸君、第四エリアで祝杯を上げるぞ!!」
『おおおおおおおおおっ!!』
最初にダンジョンに入るのは、カイセンイクラドン率いる【遥かなる旅路】の主力メンバー。その後に、各ギルドの主力パーティが順番に続く。
その中で、【魂の咆哮】のメンバーの一人が順番待ちをするリーリアに問い掛けた。
「……リーリアさん? 旦那さん、流石に本名じゃない……のよね?」
「えぇ、全然違いますね。掠りもしていません」
「なら、何故あんな名前に!?」
どうやらタナカカズヒロさんは、田中和大さんではないらしい。ちなみにギルドメンバーからは、主に”カズさん”と呼ばれているそうな。
「はっはっは! 理由が気になるが、聞いて良いものか判断が難しいな!!」
「大丈夫です、気にしないで下さい。本当に、大した意味は無いですから」
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同じ頃、東側の地底ダンジョン入口。そこに、四組のギルドが集まっていた。
「よし、それじゃあダンジョン攻略開始だ。今回も、二つのクランで共同戦線で臨む事になる」
「今回も宜しく頼むよ、【ルーチェ&オンブラ】の皆さん」
「こちらこそ、宜しくお願い致します」
「【無限の切り札】の皆さん、一緒に頑張りましょう!」
四人のギルドマスター……【真紅の誓い】のクリムゾン、【白狼の集い】のヒューズ、【闇夜之翼】のセシリア=ランバート、【フィオレ・ファミリア】のフィオレが並び立ち、共同での攻略を宣言。その言葉を受けて、各ギルドのメンバー達が歓声を上げる。
「再確認だが、エリアボス戦は到着した順番でレイドパーティを組む事になる」
「余程の事……例えば戦力バランスが崩れるなんて事がない限り、このルールで行くわ。これは良いかしら?」
穏やかな声色で、メンバー全員にそう告げるヒューズとフィオレ。そんな二人の言葉に、反対意見を口にする者は居ない。
「質問とかは、無さそうか?」
「そうですね……それでは、攻略開始でしょうか? 皆様、どうかご武運を」
セシリアがそう宣言すれば、待ってましたとばかりにクリムゾンが動き出す。
「それじゃあ一番手、行かせて貰うぜ」
「皆、また後で会いましょう!」
先頭に立って歩き出すクリムゾンに、スカーレット他八名が続いてダンジョンの入口へ入っていく。
「今回のパーティは、正真正銘【真紅】の精鋭部隊だ。レイド第一陣を目指して、突き進もうぜ!」
「クリムゾン、一応は安全が最優先だからね? まったくもう……」
その姿が見えなくなると、次のパーティの番となる。
「それじゃあ、次は私達ですね」
「フッ……深淵に至る道筋を、いざ征こうではないか!! 同胞達よ、【断罪の聖女】に続き……」
「はいはい、行きましょうね~」
セシリアが「置いて行きますよ~」とさっさと歩いて行けば、シモン達は「我等が主を守護らねば!!」と慌てて付いていく。セシリアちゃん……やはり厨二病患者達の扱いに、慣れて来ている。
「セシリアさん、段々と肝が据わって来たよなぁ」
「本当ですね、ヒューズさん」
一緒に浄化マップを拠点とする形をとった、二つのクラン。だからこそ連帯感が生まれ、信頼関係が成立している。それはメンバーの上層部だけではなく、末端メンバーにまで浸透しているのだ。
そしてその雰囲気を作り出す事に、特に心を砕いているのが【白狼の集い】だったりする。
「それじゃあ、次は俺達だ。皆、互いの武運を祈る! 【白狼の集い】第一パーティ、行くぞ!」
『はいっ!!』
そして四番手は、フィオレ率いる【フィオレ・ファミリア】の主力部隊だ。フィオレはダンジョンの入口に立って、順番を待つメンバーに振り返った。
「それじゃあ、私達も行きます! 皆で第四エリアに行って、盛大に打ち上げをしましょう!」
流石は配信者というべきか、景気の良い言葉で仲間達の士気を上げるフィオレ。そんな彼女の言葉に、後続のメンバー達が「おーっ!!」という声と共に拳を突き上げる。そんな仲間達にガッツポーズで応じて、フィオレ達もダンジョン内へと足を踏み入れた。
ギルド【白狼の集い】は、プレイヤー三十九名、戦闘職のPACが六名。合計で四十五人である。エリアボス攻略戦に参加する為に、四パーティとするべく五人のPACを除いた四十名が参戦メンバーだ。
【真紅の誓い】はプレイヤーが四十二名、戦闘職のPAC八名の合計五十人。そのまま、五組に分かれてパーティを編成している。
そして【闇夜之翼】はプレイヤー十三名、PAC五名の十八人。【フィオレ・ファミリア】がプレイヤー四十名、PAC七名。
そこで一パーティは、【闇夜之翼】と【フィオレ・ファミリア】のメンバーが混成となったパーティで、クランとしては六パーティとなる。
つまり合計で十五組のパーティで、レイドパーティ三つ分。丁度良い塩梅で、エリアボス攻略に臨める人数となっていた。クランだけではまとめ切れないパーティを、協力し合って補い合う……それが【ルーチェ&オンブラ】と【無限の切り札】の現状である。
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一方その頃、町外れのマップ。丘の途中に、ひっそりと建つ一軒家がある。所謂、廃屋である。
この建物の玄関扉は鍵が掛けられ、誰であろうと無理矢理入る事は出来ない……が、しかし。実は本当の入口は二階の窓だ。階段で二階から一階に降りると、そこには宝箱が用意されている……中身は、≪ポーション≫五個である。これは、回収されたらその都度補充されている。
部屋の中には複数の扉があるが、一つを除けば、そこはただの荒れ果てた部屋だけだ。その中で、当たりがあるのはプレイヤーがそんなに行かない場所……トイレである。そこに、本当のギルドホームに到達できる隠し通路があるのだ。
その通路を通りながら、青年は溜息を吐く……誰も、ここまで徹底しろとは言っていないんだがな、という本心を抑え込みながら。
隠し通路を歩いて行くと、辿り着いたのは崖の途中。崖上と崖下、丁度中間に位置する部分である。奇跡的に生み出されたその場所に、青年の率いる本物のギルドホームが建っていた。プレイヤーの数は疎らで、PACの姿は一人も居ない……当然だろう、彼等はPAC契約が出来ないのだから。
厨房付近で包丁を研ぐスキンヘッドの大男に、青年が声を掛ける。
「アッド、ブタ殺って来たぜ」
ブタはあくまで、ポップする動物の豚である。ちなみに豚を丸々一頭ではなく、切り身の状態である。だから決して、ブタ野郎をKILLして来たという訳では無い。そんな注釈が不要らしいスキンヘッドの男……アッドは、青年に顔を向けて頷いた。
「おう、お帰り御頭。何にして食いてぇんだ?」
「そうだな……豚カツ。それか、カツ丼」
「あぁ、任せな。卵が沢山あるし、カツ丼にするのが良いか。パン粉の準備を頼めるとありがたい」
そう、この場所は【漆黒の旅団】のアジト。地下室のある廃屋を購入した後、第四回イベントの拠点を利用して建てた秘密拠点である。
「店売りのかってぇパン削って、パン粉にすりゃあ良いんだったな? 暇なヤツ、手ェ貸せ」
グレイヴがそう呼び掛けると、柔らかな笑みを浮かべた二人の少女が席を立った。
「了解でーす!」
「お手伝いしますね、御頭」
そう申し出たのは銀髪ツインテールにボディースーツの美少女と、茶髪に黒いナース服の美少女だ。
「ビヴァリーに、コルデーか。ほれ、黒パン。手ェ切らねー様に気を付けろよ」
「「はーい」」
進んでグレイヴの手伝いに名乗りを上げた二人に微笑みを浮かべつつ、エルザやムジークも歩み寄る。
「それじゃあ御頭、私はお米を炊いて来るわ」
「俺は、油を取って来る」
そうして他の面々も手伝いに参加し、和気藹々といった雰囲気で調理が始まる。PKerの本拠地とは思えない、実にほのぼのとした光景だ。
そんなほのぼの調理タイムだが、メンバーの一人……ゼットが、グレイヴに問い掛ける。
「そういえば御頭、例の件はどうするんです?」
「例の件? どの件だよ」
「一昨日の……何だっけ、【不滅の獄炎】でしたっけ? あいつらの話の件ですよ」
ゼットの言葉に、他の面々も視線をグレイヴに向ける。当のグレイヴは、興味無さそうな表情で黒パンを削る作業を続けていた。
「放置だ、放置。PKクランなんぞ要らねぇ」
「あ、やっぱり? まぁ、俺も同感ですわ」
彼等が話しているのは、どうやらクランについてらしい。しかも普通のクランではなく、PKクランである。とはいえ、グレイヴに応じる気はさらさらない様子だ。
その理由は、実に単純明快である。
「ゴミクズ共と組むなんざ、百害あって一利も無ぇからな。同類と思われるだけでも、虫唾が走る」
そんなグレイヴの言葉に、エルザとリーパーも頷いていた。
「大体、提案して来たのは第五回でPKKされて全ロスした連中でしょ?」
「それも、無様にねー」
ギルド【不滅の獄炎】は第五回イベント[試練の塔]攻略の最中に、マッチングPKに加担したPKギルドだ。しかしそれによってトップランカー達は、クラン同士で連携してPKK作戦を開始。マッチングPKを行うPKerは、軒並みPKKされたのだった。
そんな彼等は主導した【暗黒の使徒】のダリル達や、黒幕である元・【漆黒の旅団】のズーク達と違いアカウント永久凍結は免れていた。だが所持品とスキルオーブを全て失い、プレイヤーレベルもリセットされたのだ。このままでは、再起など不可能……そう考えた末に、【不滅の獄炎】はPKer同士でクランを結成すれば良いと考えたらしい。
勿論、彼等の要請において、最も重要なのは【漆黒の旅団】の存在だ。クラン結成が成れば、彼等は【漆黒の旅団】の下部ギルド……つまり、手下になっても良いという考えであった。
しかしながら、それに応じる【漆黒の旅団】ではない。なにせ彼等はPKerでありながら、PKK側に立っていた。その理由は、【不滅の獄炎】達の様なPKギルドに対して不快感を抱いていたからである。
「クラン結成後は下部ギルドになるとは言っていたが、組むメリットは全く無いな。むしろ、お荷物でしかない」
「あんなダサいPKする連中と組むとか、有り得ねーだろ」
調味料をアッドの下へと運ぶラロリーとヘイグが、吐き捨てるようにそう告げる。そんな彼等の言葉に、ビヴァリーとコルデーも頷いてみせた。
「そうですね。喉元を過ぎれば、私利私欲に走って勝手に動いたりしそうです」
「自分達だけでやるのならばそれは自由ですが、【旅団】の名前を使われたら不愉快極まりないですね」
ちなみに【不滅の獄炎】が提案したPKギルドだが、その呼び掛けに応じたPKギルドもある。それは【キリングドール】と、【暗殺倶楽部】の二組だ。この二つのギルドも、第五回イベントでPKKされて全ロスの憂き目に遭ったギルドだ。
その三組のギルドによって結成されるのが、PKクランであるのだが……【漆黒の旅団】が加入を了承しなかった以上、プレイヤーレベルも、装備も、スキルオーブも、何もかもを失った者達の集団でしかない。PKギルドと言っても、実際の所は名ばかりの集団である感は否めないだろう。
「どうせ、その内勝手に消えんだろ……上等な獲物が減るのは勘弁だが、下らねーゴミクズ共が減るのは別に実害は無ェからな。ゴミクズ共のどーでもいい話は、これくらいにして……とりあえず俺等が考えるべきは、第四エリア到達についてだな」
「あー……そうだな、その問題があったな」
第四エリアに到達する為には、地底ダンジョンを攻略するのが前提条件となる。しかし地底ダンジョンに入る条件……領主の許可を得るのは、PKerには不可能ではないが困難なのだ。
「調査の結果、レイドパーティが結成できるのは≪許可証≫を所持しているパーティのみらしい。今、ウチのギルドは三十四人……少なくとも、四組分の≪許可証≫が要るって話だな」
「重犯罪者や軽犯罪者じゃねぇプレイヤーが、あと三人は必要な訳か……参ったな」
「最低、十人一パーティでレイドボスを相手する事も考慮しなければならないか?」
あと三人である理由は、【漆黒の旅団】に重犯罪者でも軽犯罪者でもないプレイヤーが一人だけ居るからだ。それが、コルデーである。
彼女は支援魔法と回復魔法に特化したプレイヤーで、現実でも関りがあるらしくビヴァリーと共に加入。【漆黒の旅団】唯一の、支援職なのである。だからこそ、彼女は重犯罪者や軽犯罪者ではないのだ。
そんなコルデーが、ビヴァリーに視線を向ける。ビヴァリーはコルデーの視線にはて? という顔をして……すぐに、彼女が何を言おうとしているのか理解した。
「御頭、二パーティなら望みはあるかもしれないですよ」
「はい。一人であれば、協力してくれる可能性がある人に心当たりがあります」
「あん? どこのどいつだ、それァ」
ビヴァリーとコルデーの進言に、グレイヴは訝しげに目を細める。PKerである自分達に協力するなど、まともではない。
「えへへ、実はちょっとしたツテがありまして……」
「皆は、情報屋……スオウ=ミチバっていう人を、ご存じですか?」
コルデーが口にした名前を聞いて、グレイヴは呆気にとられ……そして、ニヤリと笑った。
「ヘェ……面白ェな、詳しく聞かせろ」
次回投稿予定日:2025/9/15(掲示板)




