19-15 マッチングしました6
各方面の[試練の塔]で、様々な形で遭遇するプレイヤー達。その中の一組が、マッチングシステムの難点について思案していた。
「ふむ……今回の様な場合だとマッチングのやり直しになるか、もしくはそのまま人数不足で攻略を進めるかの二択になるな」
「あぁ、時間帯によってはプレイする人数も少なくなる。そうなると、人数が足りず今回の様なマッチングになりかねないね」
そんな会話を交わすのは、【聖光の騎士団】を代表する二人。片や最強のプレイヤーと呼び声の高い、ギルドマスター・アーク。その傍らに居るのはサブマスターの地位を返上したものの、その実力でギルドの屋台骨の一人として信頼を集めるギルバートだ。
そして、そんな二人の前に立つ二人組。ある意味では、アークとギルバートに匹敵する存在感を放っていた……その風貌で。
「私もアークさんと、ギルバートさんが言う通りだと思います。もっともこれは、今回のマッチングPKが起きなければ表面化しなかった問題かもしれないですね」
「本来であればマッチングポイントを稼ぐ為に、ソロでマッチングするプレイヤーが一定数居ますからね。そのソロマッチプレイヤーを、不足しているパーティに割り当てるのが本来のシステムなんでしょう」
「「……あぁ、そうだな」」
言っている事は至極真っ当なのだが、その出で立ちのせいで頭に内容が入りにくい。だって、相手は全身ボディスーツにメットを被った不審者なんだもの。
「む……この手法なら、もしかしたら?」
「……何か考えが? えーと、確かピンクジャイ君だったかな?」
そう……マッチングした内の一人は、ギルド【異世界戦隊オレンジャイ】のギルドマスター・ピンクジャイだった。その戦隊ヒーローを意識した外見は、嫌でも記憶に残りやすい。あと、男なのにピンクなのもツッコミたい所ではある。尚、【異世界戦隊オレンジャイ】に女性はいない。
「えぇ、ギルバートさん。マッチングの人数が足りない場合、お助けキャラとしてNPCをパーティに加えるという案を考えたのです」
「……成程、確かにそれは理に適っているね」
ラグナと同じ発想に行き着いたピンクジャイ、どうやらただのイロモノではないらしい。
「ピンクジャイ、その案は確かに良い案だ。デメリットは運営側の手間が増えるという点だが、この要望はゲームシステムに関する物だし運営も無碍にはしないだろう」
そう言ったのは、ピンクジャイと二人パーティを組んだ相手である。彼はギルドメンバーではなく、共にクランを結成した同盟相手。ギルド【KARAT】を率いるギルドマスターであり、ピンクジャイと同じタイプの人間だった。
「君もそう思ってくれるか、【ヒラメキレッド】!!」
そのアバター名は、どこぞのひらめキング君を意識したものだろうか。ギルド名も寄せているし、確信犯ではないだろうか。閃いてスパークリングするのだろうか。
ちなみにヒラメキレッドの装いは、完全な戦隊風ではなかった。スーツやプロテクターを着用し、メットはしているが口元は覆われていない。丸パクリを避けようと、苦心した結果だろうか。
そんなキラメこうとしている(?)ヒラメキレッドの外見はさて置き、彼は力強く頷く。
「勿論さ!! AWO運営の対応の速さは、VRMMO界隈ではとても迅速だろう? もしかしたら、すぐに対応を考えてくれるかもしれない。それに……」
「それに?」
「今回のマッチングPKの影響で、普通のプレイヤーは思うようにイベントに参加出来ない状況だろう? 我々だって、本当は普通に上の階層を目指して攻略を進めたい。しかし悪事を働くPKer達を放置する事は出来ないから、こうしてPKKの為に活動している。それを考慮して、もしかしたら……」
ヒラメキレッドがそこまで言うと、ピンクジャイだけでなくアーク・ギルバートも何が言いたいのかを察した。
「成程、イベント期間の延長か」
「確かに今回の件で、我々としても本来行いたかったイベント攻略を進めるに進められない状況だ。そうなって貰えれば確かに御の字だが、そう上手く行くかな?」
アークとギルバートの言葉を受けて尚、ヒラメキレッドは笑みを浮かべて頷いている。
「AWO運営のこれまでの対応を見るに、彼等は臨機応変な対応に長けている。可能性は十分にあると、俺は考えているよ」
そんなヒラメキレッドの言葉に、ピンクジャイは「うむ、よし解った!」と肯定的な姿勢を見せる。
「折角だ、公式フォームから運営に要望を出してみよう。上手く行けば、PKKに掛けた時間も取り戻せるかもしれない」
「あぁ、仲間達にも連絡してみよう」
そんな二人のヒーロー風の男を見て、ギルバートはアークに視線を向ける。
――小規模勢力である彼等だけでは、運営のメンバーがスルーする可能性はゼロではないと思わないかい?
――我々も声を上げれば、可能性を上げる事が出来る……か。
視線で会話をした二人も、システム・ウィンドウを開く。
「そういう事ならば、我々も協力しよう」
「あぁ、プレイヤー全体に関係する事だからね」
「おぉ……【聖光】のお二人にそうして頂けると、ありがたい!」
「感謝しますアークさん、ギルバートさん!」
見た目はイロモノだが、その実中身はまともそうだ……アークとギルバートはそんな事を考えながら、関係者への連絡を済ませた後に再マッチングをするのだった。
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同じ頃……[試練の塔]の三百一階から四百階まで、攻略を進めたコンビが居た。
「案外、遭遇しないもんだな? こんだけ攻略して、一組しか当たらなかったし」
「そうですね……恐らくは討伐が進んで、PKer達の数が減っているのではないかと」
少年……アーサーの純粋な疑問に、真剣な面持ちで答えるのはアイテルだった。
今回の組み分けで、クロードはアーサーを誰と組ませるのかについて難儀したのだが……二人一組という限定条件において、全体のバランスを取る事にした。その結果、白羽の矢が立ったのがアイテルだった。これは彼女が、アーサーの速さにある程度付いていく事が出来る為である。
とはいえアーサーは誰と組ませても活躍できる、万能寄りのプレイヤーだ。バランスを取りたいのは、どちらかというと他のメンバーの方だった。
ハルは防御主体であり、攻撃も防御も回復も出来るシアとの組み合わせ。ナイルは魔法主体の物理攻撃防御に長けているので、速攻とフォローに適したラグナ。オリガはパワータイプである為、フォローが上手いヴェネとのコンビである。
そんな事情はさて置き、アーサーとアイテルはここから一度上層階へ向かう事になる。そこでPKK参加者とパーティを組み、攻略を進めるのだ。
「今日こそ、六百階層に到達したいな」
「はい、頂上が何階層かは解りませんが……もうすぐではないかと思います」
アーサー達の最高到達階層は、五百九十階。その為、五百九十一階からの攻略となる。今いる三百から四百階層に比べて、出現する敵のステータスも高くなっている。その為、PKer達を相手にするよりも苦戦しそうだ。
誰と当たる事になるのか……そう考えながら、二人はマッチングシステムを起動。五百九十階のセーブポイントへと転移して、マッチング相手を待つ。
そうして数分待機していると、よく見知った相手が転送されて来た。
「アーサー、アイテル!」
「おー、同じタイミングだったみたいだねぇ」
どうやらマッチングのタイミングが同じだったらしく、ハルとシアのコンビが転送されて来た。攻略階層やプレイヤーレベルが同じランク帯であれば、タイミングが被ればこうなるのも当然と言えば当然か。
「よ、お疲れ」
「二人共、何事も無い様で何より」
残り一人を待つ間、四人はこれまでの経過について話し合う。ハルとシアもPKK作戦では、一組のPKerしか出会わなかったようだ。
「ちなみに【漆黒】とはマッチングしたけどね」
「普通にパーティ組んで攻略したねぇ」
今回はPKK側に加わっている【漆黒の旅団】の情報は、既に掲示板でも確認済みだ。故にハルとシアは特に揉める事無く、一緒にパーティを組む事を了承したらしい。ちなみにマッチングしたのは、サブマスターであるアッド。そして口数は少なかったが礼儀正しい、【ラロリー】という女性だったらしい。
「凄いコンビだったよね。スキンヘッドの大男と、見た目はめっちゃ大和撫子のコンビでさ」
「ラロリーさんは家が厳しいらしくて、そのストレスを発散する為にPKerになったらしいよ。PvPが好きなのは、他の人と同じみたい」
「……そういう情報を普通に聞けちゃうのが、ハルさんらしいというか何というか……」
三人寄らばなんとやら、賑やかに会話をする女性陣。するとそこで、ナイルからアーサーにメッセージが送られて来た。
『いったんPKKは中断。お兄ちゃん達は、今どうしているかな?』
どうやらナイル達も、特に問題無くやれている様だった。その事に一安心して、アーサーはナイルにメッセージを返す。
『俺等もPKKを中断して、五百九十階でマッチング待機だ。あと一人だから、今ならマッチング出来るかもしれないぞ』
運良くマッチングにナイルが来たら、いつものメンツでの攻略になる。実力や連携に不安要素が無いパーティで攻略できるならば、心強い事この上ないだろう。
そう思ったアーサーがメッセージを送った三分後、マッチング最後の一人が転送されて来た。その相手はお察しの通り、ナイルである。相当急いで来たらしく、彼女はホッとした様子であった。
「お疲れ、ナイル。ソッコーで来たんだな。ラグナは?」
「私がこっちに来るって言ったら、休憩しているって。お兄ちゃん達も、お疲れ様」
ちなみに実際の所、ナイルが「お兄ちゃん達とマッチング出来るチャンスだから、行って来ます」と断言。有無を言わさないその様子に、ラグナも気圧されて「じゃ、じゃあ俺は休憩しているかな……」という流れになったのが真相である。
「いつものメンバーで組めたねー!」
「これならPKKだけでなく、六百階層到達も確実でしょうね」
「ほんとそれ。六百階層のボスがどんなでも、あたしら五人なら勝ち確じゃん?」
「うん、私も頑張る」
四人の少女達のやる気に満ちた様子に、アーサーも笑みを浮かべて頷く。
「だな。よっしゃ、それじゃあいっちょ攻略と行こうか!」
「「「「おー!!」」」」
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一方その頃、別の[試練の塔]。そこで一組のカップルが、PKer三人組と遭遇し戦闘を開始していた。
「ハハッ、ツイてるぜ!!」
「【七色】のメンバーをKILL出来るとはなぁっ!!」
「覚悟しな!!」
嗜虐的な笑いを浮かべたPKer達を前に構えるのは、【七色の橋】に所属する二人。番傘を手にした少女と、そんな彼女を守るべく前に出て短槍を構える少年だ。
「ネオンさん、いつも通りに」
「了解です、たっくん!」
「……う、うん」
PKer達と遭遇したのは、ネオンとナタクだった。ちなみにバレンタイン以降、現実でもゲームでもナタクの事を”たっくん”と呼ぶようになったらしい。ナタクとしては照れ臭さはあるものの、最愛の少女にそう呼ばれるのは嫌ではない。しかしまだ慣れていないので、気恥ずかしさが勝る様だ。
「チッ、イチャついて……」
イチャついてんじゃねぇ……そう言い切る前に、ナタクは意識を切り替えて臨戦態勢に戻る。照れ臭そうな雰囲気は一変し、戦闘に備えた引き締まった表情だ。
「【ドッペルゲンガー】!!」
相手が人数差で襲い掛かろうとするも、ナタクとネオンにとっては問題ではない。【ドッペルゲンガー】によって召喚されたNPCマキナが、ナタクと並んで短槍を構え……そして二人が同じタイミングで左右に分かれた。
「なっ……!?」
ナタクとマキナが離れても、ネオンは無防備にはならない。何故ならばネオンの目の前に、彼女のPACであるニコラが召喚されたからだ。盾とメイスを手にした彼女が、ネオンを守るべくPKer達の行く手を阻む。
「お嬢には指一本触れさせないよ!!」
「ほざけっ!!」
PKerの一人がニコラに直剣で斬り掛かるも、その攻撃は盾で容易く防がれる。PKerはそれだけで、ニコラが優れた盾職だと察した。
――だが、俺がこいつを引き付ける間に残りの二人が……いや、マズイッ!?
最初は自分達が、相手に人数差の不利を押し付けるつもりだった。しかしナタクの【ドッペルゲンガー】と、ネオンのPAC・ニコラの参戦でその前提は引っ繰り返ったのだ。
「【ツインピアス】!!」
「うおっ!? い、一瞬でここまで!?」
「【ソニックピアス】」
「く……っ!! このスピード……ただのNPCじゃねぇのかッ!!」
仲間二人は案の定、ナタクとマキナの攻撃で足止めされてしまっていた。かろうじて攻撃を防ぐ事が出来たものの、彼等を振り切ってネオンに迫れる状況ではない。
その間にネオンは魔法の詠唱を進めており、既に魔法陣は完成済み。そのまま魔法を発動せずに”溜め”に入って、ベストな攻撃のタイミングを見計らっている。
魔法職であるネオンならば、接近戦に持ち込めば確実に倒せる。PKer達はそう考えるものの、取れる手段は多くない。いくら対人戦に慣れている彼等でも、ナタク・マキナ・ニコラを突破するのはそう容易ではなかった。
――かくなる上は、強引に……!!
ニコラを相手取っていたPKerは、無理矢理ネオンに接近して彼女を倒そうと決意した。
「【ジェットステップ】!!」
「おっと、通さないよ!!」
ニコラに体当たりする様に発動した【ジェットステップ】だが、彼の狙いは別にあった。
「いいや通るね!! 【ハイジャンプ】!!」
PKerは【ジェットステップ】での推進力が活きている内に、【ハイジャンプ】を発動。勢いよく跳び上がると、ニコラの頭上を跳び越えてネオンに急接近していく。
「ハッハァ!! 貰ったァ!!」
直剣を振り翳して接近するPKerを目の当たりにして、ネオンは呆然とその姿を見……そしてPKerに、番傘を向けた。
――魔法で俺を撃ち落とす気か? 残念だが、生半可な魔法じゃ俺は戦闘不能にはならねぇッ!!
前衛タイプのPKerである彼は、VIT・MNDタイプのステータスビルドを選択している。故に魔法を一発や二発喰らっても、そうそう戦闘不能にはならないと確信していた。
「喰らえッ!!」
ネオンに向けて振り下ろされる、PKerの直剣。番傘では剣を防げないと考えての攻撃であるが、その予想は裏切られる。
「【ハードニング】」
ネオンがPKerの攻撃に合わせて発動したのは、武装スキルだった。
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武装スキル【ハードニング】
効果:スキルを付与した装備品を硬化させる。
効果持続時間60秒。効果発動中、装備耐久値+100、VIT+100、MND+100
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直剣が番傘に当たった瞬間に発生したのは、硬い物同士がぶつかった様な音。その音と手に伝わる感触で、PKerは驚きで目を見開いた。その感触はまるで、先程まで自分の直剣を防いでいたニコラの盾の様だったのだ。
「は……!?」
何が起きているのか解らず、思考が停止してしまうPKer。その隙にネオンは、番傘の手元轆轤付近に備えられた機構を操作する。
「【アサルトバレット】!!」
武技発動と共に発射されたのは、散弾であった。至近距離で放たれた散弾は、PKerのHPを一気に減少させていく。
彼女の番傘≪大善慈錫≫は、実は様々な機能が備えられた多機能装備である。柄部分は仕込み刀、先端部分が単発の散弾銃、武装スキルで一分間の盾として運用可能なのだ。
しかも元はレンの≪魔扇≫を改良して製作した物なので、彼女のユニークスキル【神獣・麒麟】で生成した符による魔法即時発動も可能。もう、何でもアリに近い。
誰が何故、そんな機能を付与したのか……勿論、某生産大好きおじさんである。使うか使わないかは別として、機能がある分には良いよね! とは本人の弁。もう、魔改造どころの話ではない。
「な……何が何だか……!! クソッ、もう手加減はしねぇぞ!!」
最初から本気で襲い掛かっていたのだが、悔し紛れにそんな事を口にするPKer。しかし、彼は失念していた……ネオンを速攻で倒そうとしていたのは、自分達が不利な状況だったからだという事を。
「それは残念、もう時間切れだよ」
「……馬鹿な!?」
そう言ってPKerとネオンの間に割って入るのは、ナタクとマキナだった。ところどころに小さなダメージエフェクトが発生しているものの、HPはそこまで減っていない。
時間はそこまで掛かっていないにもかかわらず、仲間二人は戦闘不能にされたのだろう。逃走は不可能であり、打てる手はそう多くはない。それに思い至る彼は、もう勝ち目が無い事を悟ってしまった。
そのまま潔く敗北を受け入れても、待っているのはスキルオーブや装備、そして所持アイテムの全ロス。そして強制ログアウトと、一定時間のログイン不可だ。
「ならッ!! テメェだけでも道連れにッ!!」
それはPKerの、最後の悪足搔きだった。彼は顔を醜く歪めながら、ナタクに向けて飛び掛かる。そんな男の事を冷めた目で見ながら、ナタクは冷静に迎撃態勢に入る。
「悪いけど、道連れになってあげる義理は無いよ」
身体を動かす……特に武器を振るって攻撃する時には、身体を捻る事が多い。その捻る動作で勢いを付けたり、力を籠めたりするのだ。
ナタクはその捻る動作を止めるべく、直剣を握っている右側の肩を短槍で突き刺す。動きが阻害されて思った通りの動きが出来なかったPKerは、態勢を崩し致命的な隙を晒してしまう。
「ネオンさん!」
「はいっ! 【バーニングカノン】ッ!!」
溜めに溜めた魔法は、武装スキル【チャージング】によって威力を向上させている。その火柱に全身を焼かれたPKerは、HPを全て失って崩れ落ち……倒れ伏す前に、態勢を整え直す。
「隙あr……」
「隙は無いよ」
スキル【不屈の闘志】でHPを1だけ残して復活したPKerだったが、ナタクはその可能性を考慮していた。ネオンがトドメを刺した後も、警戒を緩めずに構えていたのだ。
「【スティングピアス】!!」
男が何か行動を起こす前に、ナタクの鋭い一撃がその胸元を貫いた。
「クソッ……こんな、ガキどもに……!!」
今度こそ戦闘不能になったPKerは、毒吐きながら地面にうつ伏せで倒れる。その姿を見下ろしながら、ナタクは首を横に振る。
「あんた達の方が、子供だと思うけどね」
「……私も、そう思います」
やる事なす事、全てが幼稚……そんなPKer達の方よりも、ナタクやネオンの方が大人だった。しかしそれを理解できず、認められないPKerは苛立ちのままに悪態を吐き続ける。
特に価値の無いその言葉は聞き流して、ナタクとネオンはPKer達の名前と所属を確認。彼等が強制ログアウトさせられるのを見送って、掲示板に討伐情報を投稿するのだった。
次回投稿予定日:2024/12/20(本編)
キラメ〇チェンジャーの杉■ボイス、個人的にすっごく好き。