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忍者ムーブ始めました  作者: 大和・J・カナタ
第三章 第一回イベントに参加しました
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03-08 共闘することにしました

 第二陣との戦闘が激化する中、ジンは相変わらず高AGIを駆使してモンスターを倒し続けていた。

 レーナとの共闘で効率的にモンスターを倒す事が出来ており、その撃破数はイベントに参加しているプレイヤーの中でも上位に入るだろう。


 そんな最中、ジンのレベルが一つ上がった。

『プレイヤーレベルが、20に上がりました』

 そのアナウンスを聞いたジンは、口元を綻ばせた。本当はイベント前に20に上げたかったのだが、レベル15を越えると中々レベルが上がりにくくなるのだ。


 レベル20を目指していたのには、いくつかの理由がある。一つはスキルスロットが一つ増えることだ。レベル20毎に、スキルスロットが増える仕様……AWOの初心者向け掲示板でその記載を見た時から、一つの目標にしていた。攻撃や回避の手段が、一つ増やせる事を意味するからである。


 もう一つは、ユニークアイテムの効果が上昇する事だ。

 これまでジンの【九尾の狐】シリーズによるステータス上昇効果は、プラス10だった。しかしレンやシオンは、プラス20という数値だったのだ。彼女達はユニークアイテムを手に入れた時点で、レベル20を越えていた。その為ジンは、入手時のレベルを参照する仕様だと思っていたのである。


 しかし、ヒメノがレベル20に到達した際にその疑問は解消された。レベル20到達と同時に、ヒメノが持つユニークアイテムの効果が上昇したのだ。


 故にジンは、レベル20を目指してレベリングをしていたのだった。

「よし、これで更に戦いやすくなったでゴザル!!」

 ステータス画面を開き、AGIへポイントを注ぎ込む。次に追加されたスキルスロットに、スキルオーブをセット。セットするのは、【投擲の心得】だ。

 ちなみにジンは、モンスターの攻撃を回避しながらシステム・ウィンドウを操作している。普通ならばただの案山子なのだが、普通じゃないジンは平然とそれをやってのけていた。


―――――――――――――――――――――――――――――――

■プレイヤーネーム/レベル

【ジン】Lv20

■ステータス

【HP】88/88≪+30≫

【MP】29/29≪+20≫

【STR】10【-50%】≪+20≫

【VIT】10【-50%】≪+20≫

【AGI】58【+80%】≪+60≫

【DEX】10【-50%】≪+20≫

【INT】10【-50%】≪+20≫

【MND】10【-50%】≪+20≫

■スキルスロット(4/4)

【短剣の心得Lv9】

【体捌きの心得Lv8】

【感知の心得Lv7】

【投擲の心得Lv3】

■拡張スキルスロット(3/3)

【九尾の狐Lv8】

【刀剣の心得Lv9】

【分身Lv3】

■予備スキルスロット(5/5)

【毒耐性(小)】

【体術の心得Lv3】

【隠密の心得Lv2】

【銃の心得Lv2】

【採掘の心得Lv1】

■装備

≪闇狐の飾り布≫HP+20、MP+20【自動修復】

≪夜空の衣≫全ステータス+20【自動修復】

≪探索者のポーチ≫収納上限150

≪大狐丸≫AGI+20【自動修復】

≪小狐丸≫AGI+20【自動修復】

≪狩人の投げナイフ≫DEX+2

≪生命の腕輪≫HP+10、【HP自動回復(小)】

≪狩人のチョーカー≫AGI+3

≪狩人のベルト≫AGI+3

■予備装備

≪オートマチックピストル≫

―――――――――――――――――――――――――――――――


「さて、それじゃあ行くでゴザル!!」

 ジンのAGIは基礎値は58で、【九尾の狐】の効果で80パーセントが加算される。更に装備効果で60ポイントが追加。合計で164.4という、一般的なプレイヤーからすれば異常ともいえる数値だ。


 そんなジンの速さは、最早普通のモンスターでは捉える事は適わない。両手の小太刀がモンスターを斬り裂き、屍を量産していく。

 MPも上昇したので、ジンは【九尾の狐】の魔技も発動しやすくなった。

「【狐雷】!!」

 地面に《大狐丸》を突き刺すと、雷撃が地面を奔る。それを喰らったモンスターの半分は、麻痺効果を受けて動きが止まってしまった。

 そんな動きを止められたモンスター達は、藻掻いて麻痺効果から逃れようとする。そんなモンスターの頭部には、レーナが放つ矢が突き刺さった。


 麻痺効果を受けなかったモンスターには、ジンが超接近。

「【一閃】!!」

 激しいライトエフェクトが何度も発生、あっという間に後衛のモンスターは殲滅されてしまった。


************************************************************


 速さを活かしたジンと、精密射撃を得意とするレーナの快進撃は留まる所を知らず。モンスター軍第二陣との戦闘も、間もなく終わりに差し掛かる頃だった。周囲の敵を一掃したジンが習得している、【感知の心得】が異変を知らせたのだ。

「モンスターの反応が、一つだけ残っている……?」

 パッシブスキル【気配察知】は、モンスターやプレイヤーの位置を報せるスキル。それによって、モンスターが近くにいる事を把握した。

 だが反応がある位置に視線を向けるものの、モンスターの姿は見受けられない。


「もしかして、姿が見えないモンスターなのか?」

 カメレオン等の様に、周囲の景色と同化してしまうモンスター。その可能性を考え、ジンは≪大狐丸≫を構えた。

「【狐風こふう】!!」

 横薙ぎに小太刀を振るうと、薄い緑色のカマイタチが発生。狐なのにイタチとは、これ如何に。


 しかしジンの放った【狐風こふう】は何にも当たらずに、そのポイントを素通りしていく。

「……地上じゃないのかな? だとしたら……」

 地上に居ないのならばと、上を見上げるジン。そこには、空の色に同化する様な青い何かが浮かんでいた。

「居た……多分、アレがメッセージ機能を妨害しているモンスターかな」

 視線を巡らせ、状況を確認する。プレイヤーとモンスターの戦闘は、後衛モンスターを潰して回ったお陰で安定している。こちらに向かって来るモンスターの群れも、まだまだ遠い。しばらくは猶予がありそうであった。


「……よし」

 ジンは脚に力を込め、地面を蹴る。

「【ハイジャンプ】!!」

 宙に向けて跳ぶジンは、浮かぶモンスターに向かって一直線に迫る。モンスターは身動きしないのか、それとも出来ないのか、その場に留まっていた。

「【一閃】!!」

 斬り付けられたモンスターから、悲鳴の様な声が漏れた。


「やったか!?」

 モンスターに向けて振るった小太刀からは、確かな手応えを感じた。倒したかと思ったが、モンスターの頭上に浮かぶHPは一割程しか減っていない。

 代わりに青空に溶け込むような体の色は、モスグリーンの色合いに変化している。やはり、擬態だったようだ。


「耐久度が高いのか!! それなら……【分身】!!」

 ジンが奥の手の【分身】を発動すると、空中に三人の忍者が現れた。

「”追従”!! 【天狐てんこ】・【一閃】!!」

 宙を蹴ってモンスターに再び接近したジンが【一閃】を発動、分身体もそれに続く。

「もう一丁!! 【天狐てんこ】!!」


 空中に足場を生み出す【天狐てんこ】は武技レベルが6となっており、三度まで連続使用が可能となっている。二度目の空中ジャンプで、ジンは再度モンスターに迫る。

 奥の手の【分身】は、クールタイムが120分も掛かる。その為、ここで確実に妨害モンスターを仕留めておきたい。


「【デュアルスライサー】!!」

 一気に畳みかけるべく、ジンはチェインアーツを発動。妨害モンスターに向けて、怒涛の連続攻撃を加えていく。

「【サイクロンスライサー】!!」

 妨害モンスターのHPバーが黒く塗り潰されると同時に、アナウンスが響き渡る。

『プレイヤーの皆様にご報告します! 北門付近で、メッセージ機能を妨害するモンスターを討伐! 北門中央エリアのメッセージ機能が復活しました!』

「よしっ!!」

 ジンはガッツポーズしながら、そのまま重力に従って地面に向けて落下する。それと同時に分身NPCは、制限時間を迎えて消滅していった。

 心の中で分身NPCに感謝しつつ再度天狐てんこを発動し、落下速度を抑えて降下していった。


……


 ジンが地面に降り立つと、レーナが崖上から滑り降りて来た。落下スピードを殺しつつ安定した姿勢で降りて来る姿は、慣れを感じさせる。

「レーナさん、すごっ……」

 ジンに駆け寄ったレーナが、笑みを浮かべながら声を掛ける。

「ジン君、お疲れ様。さっき空中に居たのは、メッセージ機能を妨害しているモンスターだよね?」

「そうだと思うのでゴザルが……そうだ、システム・ウィンドウを確認するでゴザル!」

 ジンがシステム・ウィンドウを開くと、メッセージを送信する事が可能な相手が表示される。しかし、残念ながら全ての相手に送れる訳では無いようだ。


「レーナさん、ユージンさんだけか……残り二体いるはずだし、それも倒さないといけないみたいでゴザルな」

「ここは北門の中心あたり、だよね。だとしたら、東寄りと西寄りに同じモンスターが居るのかも」

 中央に居たモンスターは、北門エリアのプレイヤーとのメッセージ機能を妨害していたのだろう。そう考えるレーナの推測に、ジンも納得する。

「そうすると、どちらから先に攻めるでゴザル?」

 東と西、どちらに行くか? ジンがそう問い掛けるが、レーナは難しい顔をする。

「出来れば二手に分かれたいけれど……それに、他の門にいる妨害モンスターは倒されているかな。そっちも倒さないと、メッセージ機能は戻らない気がするんだ」

 そんな二人に、近付いて来る男の姿があった。


「お話し中、失礼。少し良いかな」

 黒い髪に、黒い目の男性。背は高めで体型も細身なのだが、ひょろっとした印象は抱かない。黒いインナーシャツに、黒いレザーのパンツとコートを身に纏っており、服装は黒一色だ。

「あ、はい」

「……あ、貴方は!?」

 突然の声掛けながらも、あっさり頷くジン。対して、レーナは男性の顔を見て目を見開いた。


「俺はユアン。君達の会話が偶然聞こえてね、一緒にやらせて貰えないかと思って声をかけさせて貰ったんだ」

「あのー、貴方はもしかして……」

「余談は後回しでも良いかな、お嬢さん」

「あっはい……コレ、どんだけ言ってもダメなやつだ」

 レーナの態度から、リアルの知り合いなのかと察したジン。しかしユアンが悪い人物ならば、レーナはこんな態度を取らないだろうとも思う。


 そんなジンの様子に気付いたのか、レーナがジンに顔を向けた。疲れたような表情で、溜息を吐きながら。

「多分、大丈夫だとは思う……多分」

 多分を強調しながらも、レーナはユアンの提案を受け入れる方向で考えていた。それならばと、ジンも頷く。

「解りました、共闘で!」

 そんなジンに、ユアンも笑みを浮かべる。

「助かるよ。俺達はどうやら、お互いに似たモノを持っているみたいだしね」

 ユアンはそう言うと、腰に差した武器をポンっと叩いてみせた。そこでようやく、ジンも気付く……ユアンの腰に差さっているのは、真黒な刀だ。


「それは、もしかして……」

 ジンの反応を見たユアンは、満足そう頷くと口を開いた。

「知り難き事、陰の如く……ってね」

 そのフレーズに、ジンは陰の祠でスキルオーブを手に入れたプレイヤーが、彼なのだと確信する。同じ、ステータス特化型ユニークシリーズの保有者だ。


 そこで、レーナがある事に気付く。

「えっ!? それ、銃ですか!?」

 レーナの視線は、ユアンのコートの下に隠れていたホルスターに注がれていた。ホルスターから覗く黒いグリップ……どこからどう見ても、銃だ。

「これかい? これは色々とあって手に入れた、それなりにレアなアイテムだよ……あぁ、そうか。君はこっちが得意だったね」

 ジンは、その言葉に引っ掛かりを覚えた。やはりユアンは、レーナの事を知っているらしい。


「それじゃあ、これは君にお貸ししよう」

 そう言うと、ユアンはシステム・ウィンドウを開いてトレード画面に切り替える。そんなユアンの言葉に、レーナは目を見開いた。

「……貸してくれるんですか?」

「あぁ。ちゃんと返してくれよ?」

 悪戯っぽく笑うユアンに、レーナは素直に笑みを浮かべて頷いた。


「あ、じゃあ僕のも貸しますか?」

 唐突なジンの発言に、レーナは首をグリンッ!! と動かして、ジンへ視線を向けた。目が、ちょっと怖い。

「ジン君も……持っている、の? 銃を?」

 そう問い掛けるレーナの顔には「何で持っているの? 教えて欲しいな、教えてくれるかな、教えろ」と書かれている気がしたジン。ここは、詳細を明かした方が良いだろう。

 最も、レーナとはここまでコンビを組んで戦って来たのだ。信頼関係も出来ているし、彼女になら突っ込んだ所まで情報を明かすのも吝かではない。


「ガチャで手に入った素材を元に、知り合いの生産職さんが作ってくれたんです」

 ジンの説明を受けて、レーナはユアンから借り受けた銃を手にブツブツと呟き始めた。

「ガチャ……そっか、それで手に入れられるんだ……でもガチャって課金だよね……確かに自分で稼いでいるけど、お金に物を言わせるのはどうかと……うーん……」

 銃を見つめながらブツブツと呟く姿は、ちょっと異様だ。しかしながら、状況はそれどころではない。


「思案に耽るのは、後にしないか? まずはイベントだろう」

「ハッ!! そうでしたね、お見苦しいところをお見せしました!!」

 何故かバカ丁寧に謝罪するレーナに、ジンの口元が緩んでしまう。

「それじゃあ、僕のもレーナさんにお貸ししますね」

「ジン君、ありがとうー!!」


……


 数分の打ち合わせの後、ジンとレーナ、そしてユアンは行動を開始した。レーナは北東方向へと駆け出し、ユアンは北西方向だ。そしてジンはと言うと、岩場に身を潜めてあるスキルを発動する。

「【ハイド・アンド・シーク】」

 スキル名を宣言すると、ジンの視界にアイコンが点灯した。それは、隠密ハイド状態を示すアイコンである。


 MPKerモンスタープレイヤーキラーのルイズを、激おこヒメノさんが討伐おしおきした事で手に入った【隠密の心得】のスキルオーブ。戦利品を山分けした結果、ジンがそれを貰い受けたのだ。理由は当然、忍者っぽいから。


 ともあれ、スキルが正常に発動した事を確認したジン。自身の高いAGIを最大限に活用し、全力で駆け出した。


************************************************************


 ジンと別れたレーナは、弓矢を手にフィールドを駆けていく。目的は、上空に漂っているであろうイベントモンスターの討伐だ。


 そして丁度、北門エリアの中心部と東門エリアの間。その上空に、レーナは違和感を感じ取った。

「……あぁ、あれだね」

 流れるような動作で、弓に矢をつがえるレーナ。次の瞬間、彼女は矢を放ってみせた。これまで通り、狙いを定める時間は一瞬である。放たれた矢は、一直線に違和感の中心へと飛んでいく。矢を受けたイベントモンスターは、空に溶け込むような青からモスグリーンに変化した。


 レーナの周囲に、プレイヤーはいない。激戦区である門の目前に集まっているからだ。モンスターの目的地が門である以上、そこにプレイヤーが集中するのは無理もなかった。

 ならば、一人で倒し切るしかないだろう。レーナは口元を不敵な笑みの形に歪め、()()を構えた。

「やっぱり、弓よりこっちの方が手に馴染むね。さぁて、借り物で締まらないけど……」

 右手に構えたのは、ユアンから借り受けた≪リボルバーマグナム≫。そして左手に構えたのは、ジンから借り受けた≪オートマチックピストル≫。

 両手にハンドガンを構えるレーナの立ち姿は、堂に入っていた。


「任務再開、これより目標を撃破します」

 その声色は、普段の彼女と違い……感情を感じさせない、冷たい声色だった。


……


 一方、西門エリアに向かうルート。あちこちで、モンスターの軍勢とそれを迎え撃つプレイヤー達の姿が見える。そんな混戦状態の戦場を駆け抜けるのは、黒いコートの裾をはためかせながら走る黒衣の男・ユアン。


 ユアンはレーナ同様に、上空に居るであろうイベントモンスターを探していた。ジンから提供された情報によると、イベントモンスターは体色を変化させて空の青に紛れているという。

 とはいえ、上空にのみ気を取られていては危険だ。イベントモンスターは、プレイヤーを視認するだけでヘイト値が上がるのである。無論、ユアンもそれは承知の上。モンスターの攻撃に、カウンター気味に刀を振るって斬り伏せていく。


 そうして走ること数分……プレイヤー達の姿がまばらになった辺りで、ユアンもイベントモンスターの姿を確認した。

「アレか。それじゃあ試しに……【ファイヤーボール】」

 ユアンの放った【ファイヤーボール】は、大した威力を発揮しなかった。更に詠唱の待機時間が長い所を見ると、INTにポイントを振っていないのが解る。


「硬いモンスターか。虎の子の銃は貸してしまったし、いつも通りで行くかな……銃剣はいつ作れるやら」

 そんな独り言を口にしたユアンは、鞘から刀を抜いた。黒い刀身を晒した刀の名は≪天竜丸≫と≪地竜丸≫。エクストラクエストをクリアして手にした、ユニークアイテムである。


「さぁ、討伐の時間だ」

 そう言うユアンは、不敵な表情を浮かべてニヤリと笑っていた。

ウチの小説って何故か銃が登場する比率高いです。

(ドルフロをやりつつ)


次回投稿予定日:2020/7/7

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