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忍者ムーブ始めました  作者: 大和・J・カナタ
第十四章 第四回イベントに参加しました
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14-05 予感がしました

 ヒビキと共にギルド【深淵】を下し、ジンは今度こそギルドの拠点に帰還した。数時間ぶりの拠点である……すっかり、様変わりしてしまったが。


 そんな和風の御城っぽい建造物の前には、ジンの帰りを待つ少女の姿があった。

「お帰りなさい、ジンさん!!」

 真っ先に出迎えるのは、やはりヒメノ。ふにゃりとした満面の笑顔を浮かべる彼女に、ジンも笑みが溢れる。

「ただいま、ヒメ」


 走る事は、好きだ。しかしそれと同じくらいに、ヒメノと共に過ごす時間がかけがえの無い時間だ。

 ジンはそう思い、ヒメノの頭に手を伸ばす。ヒメノはそれを受け入れ、優しく髪を撫でるジンの手の感触を堪能する。


「えへへ、お疲れ様でした」

 撫でられながら、ジンに微笑みかけるヒメノ。そして、彼女はここぞとばかりにあの台詞を口にする。

「ご飯にしますか? お風呂にしますか? それとも……」

 彼女にしては珍しい、悪戯っぽい表情。それですら可愛いと感じ、ジンは頬を緩ませる。

「ヒメとゆっくり過ごす時間が良い……んだけど、そろそろ空腹度がね。何か食べられそうな物ってあるかな?」

「はい♪ 中はまだ作業中で慌ただしいですし、こちらにお持ちしますか?」

「うん、それでお願い」

 満面の笑みはそのままに、ヒメノはジンの為に作った料理を取りに向かった。


 そんな二人の様子を、邪魔をしない様に離れた場所で見ていたヒビキ。そのやり取りを見ていたら、何だか顔が熱くなって来た気がする。

 するとヒメノから帰還を知らされたのか、すぐに拠点からヒイロ・レン・シオンが姿を見せた。その顔には、「お熱い事で」と書かれているように思える。


「お帰り、ジン。あと、ご馳走様」

 後半のセリフはニヤニヤしながら、ヒイロが声を掛ける。ジンはそれに苦笑しつつ、片手を挙げて応えた。

「ただいま、ヒイロ。こっちは問題無かった?」


 ジンはマップを埋めるべく、ずっと全力疾走で駆け回っていた。なので、拠点の状況を知る事は出来なかったのだ。

 そんなジンの言葉に、ヒイロは表情を引き締めて頷く。

「あぁ。襲撃があったけど、全部撃退出来たよ」

「ジン様とヒビキ様に対応して頂いた襲撃を除くと、五回となります。攻めて来たのは……」

 五回の襲撃がとなると、少し多めに感じる。そして、その内訳を聞いてジンは背後関係に思い至った。


「【暗黒】は置いておいて、【プリンス】に【真紅】……それと【住処】にリリィさんのファンギルド、か」

 最初の【暗黒の使徒】以降、断続的に襲い掛かって来たギルド。そのどれもが、小規模ギルドだった。そしてそれらの襲撃は、【リリィちゃんファンクラブ】以外は警戒を()()()緩めている部分を狙ってのものだ。


「スパイ行為を逆に利用して、流している情報……それに沿って、奴等は攻めて来た……これは間違いなさそうだ」

「確かに」

 事実、【プリンス・プリンス】と【真紅の誓い】……そして【蒼い住処】は、SNS【禁断の果実】から送られた指令メールに従い攻めて来たのだ。


 この事から解るのは、これらのギルドにはカイトの指示を受けて動く者が居る。

 そしてカイトはマキナが自分の手駒だと思っている。脅されるままに、自分に情報を流していると信じているのだ。

 それが罠とも知らずに、だ。


「という事で、そろそろ頃合いかと」

 レンがそう言うと、ヒイロも真剣な様子で頷いてみせる。

「あぁ、そろそろだろう。で、ジンの方で気付いた事は何かあった?」


 ジン以外は、よくて周辺探索程度しかしていない。故に、外側の情報はジンの見聞きしたものに頼るしかない。

 そして【七色の橋】は、良く知っている……ジンという少年の、人を見る目が確かであるという事を。


 しかし、ヒイロの期待は裏切られる……良い意味で。

「詳しい事は拠点の中で話すけど……多分、スパイ連中の目的が解ったかもしれない」


************************************************************


 その頃、カイトは新興ギルド【ワルプルギス】を攻め落としていた。既に【天使の抱擁】が破壊したギルドクリスタルは、十を超えている。

 システム・ウィンドウを確認しながら、彼は内心で高笑いをしていた。


――くくっ、俺だけで壊したクリスタルは六個……これならアンジェも、俺を頼りにするだろう。


 彼は現在、最高潮に自惚れていた。

 彼は自分がギルドクリスタルを破壊出来たのは、同行した【天使の抱擁】の面々のお陰と考えられていない。しかも彼は、ジェイクの采配に従って動いているだけである。


 そんなカイトに対する反応は、三つに分かれている。

 まず容姿が整っており、最高戦力の一人である彼に擦り寄る面々。その大体が、女性だ。

 次に「そんな事よりアンジェリカ」と、推しの現在の情報を探す面々。

 最後に、カイトの態度に腹を立てている面々……これが半数以上である。


「あのカイトってヤツ、態度でかいよな……」

「そもそも、イベント直前に滑り込みで入って来ただろ? なら新参じゃねぇか」

「あぁ。それに、対戦相手を見下した感じがなぁ」

「自分から、俺達に合わせようとしないしな……」

「こっちが合わせるのが、当たり前とか考えてそうじゃなか?」

 本人の耳に入らないようにしつつ、非難の声は熱を帯びていく。


 そんな味方の内心に気付かず、カイトはあのギルドに手を出すタイミングは今ではないかと考えていた。

 彼はジェイク達に気づかれない様に、何人かのスパイを動かしていた。その連中からの報告で、【七色の橋】の状況は確認してあるのだ。それをマキナからの報告と照らし合わせ……食い違いは無い。そう判断した。


――くくっ……ちゃんと大人しく言う事を聞いているな、名井家。それでこそ、俺の手駒だ。


 ここからマキナに指示を出し、主力メンバーが不在の状況を作り出す。それならば、【七色の橋】も恐れる必要は無い。


 まずは自然に【七色の橋】の拠点の場所を確認し、それをジェイクに伝える。そこから、拠点について他のギルドにも広く流布する。そうすれば不正をした【七色の橋】は許せないと、憤るプレイヤー達が大挙して押し寄せるだろう。


 彼等がいくら強くても、絶え間ない攻撃に晒されれば疲弊するだろう。ユニークスキル持ちのメンバーが戦闘不能になれば、御の字だ。


 既にマキナから、【七色の橋】の拠点の場所は聞き出してある。まずは同行者達にその場所を知っていると気づかれない様に、マップを表示して一箇所を指差す。

「この辺り、まだ調べていないな。ここにも、ギルドの拠点があるかもしれない。偵察してみるか」

 信頼と不満が入り混じる視線を受けながら、カイトは率先して歩き出した。


************************************************************


 一方その頃、【聖光の騎士団】の拠点。

「全く、本当に困ったもんだ……ギルマスとサブマスが、何で二人揃って突撃をかますかね?」

 そうぼやく青年……ライデンの横で、ルーが苦笑しながら宥める。

「お二人共、前線で戦うのがお好きですからね。それにお二人は拠点を任せられる人が居るから、安心して出られるんだと思いますよ」

 暗に、ライデンが居るから……というニュアンスを含めた、ルーの言葉。それに、他の面々も追従した。


「ルーさんの言う通りですよ!」

「そうっす! ライデンさんが居る、この安心感よ!」

「ライデンさんが居てくれて、超心強いですよ!」

 その勢いに、ライデンは何事か? と思ってしまう。

 しかし【聖光の騎士団】において、ライデンとはアーク・ギルバート・シルフィと並ぶ柱である。彼の存在が無ければ、このギルドはここまで成長していなかった……誰もがそう認識しているのだ。


「あ、あぁ……そう? まぁ、今回はギルも待機してくれているしね」

 そう……ライデンの言葉通り、ギルバートは拠点防衛に勤しんでいる。今も拠点周辺を駆け巡り、接近する他ギルドを警戒しているのだ。


 ギルバートの話題になり、ルーが今の率直な印象を口にした。

「ギルバートさんは攻めのイメージが強かったんですけど、守りも上手いですよね?」

 確かにこれまで、ギルバートはその速さと技量を駆使して相手の喉元に喰らい付く……所謂、斬り込み隊長だった。

 しかし今の様に警戒や防衛をやらせても、卒無くこなしてギルドに貢献している。


「僕もだけど、ギルにだって初心者時代があった。その時、彼が真っ先に鍛えたのは防御だったんだ。粘り強く戦う相手ほど、怖いものは無いからね」

「へぇぇ!」

「まぁ、僕がそうしろって言ったんだけどね」

「へ、へぇ……」

 感心した表情だったルー達だったが、かつてのライデンにうまく操縦されているギルバートを想起して脱力した。


 そこへ、ギルバートが駆け寄ってくる。

「やぁ、ライデン。一通り見て回ったが、特に異常は無かったよ。今、第二陣に引き継いだところだ」

「そっか、了解。お疲れ様、ギル」


 警戒任務を切り上げた相棒に、ライデンは用意しておいた物を手渡す。

「ほら、ハレルヤが用意してくれたよ」

 それは、バゲットに肉やレタスを挟んだバゲットサンドだ。

「あぁ、これはありがたいな」

 表情を綻ばせ、早速バゲットサンドに齧り付く。


 そんな相棒に、ライデンは揶揄する様な視線を向けた。

「女性の手料理でなくて、残念かい?」

 かつての彼ならば、それを肯定しただろう。しかし、今のギルバートはあの頃の彼ではない。

「まさか。仲間の作ってくれた料理だ、差などないよ」


 即答して否定するギルバートに、その場にいた面々は口元を緩めた。

「いやぁ、本当に変わったよなぁ」

「だね。今のギルバートさんなら、結構イイかも……」

「アンタ、クルスさん派って言ってたじゃんか」

「今の台詞さ、ハレルヤが聞いたら喜ぶだろうね」

「ねー。第三回の時以来、ギルバートさんに懐いてるもんね」

 ギルバートの変化は、ギルメン達にめちゃくちゃ好意的に受け止められていた。更に、今のギルバートにならアピールするのもアリ……という女性まで居る。


「さて、ギル。食べながらで良いから、聞いてくれるかな」

「うむ、何かな?」

 ギルバートの返答に、ライデンが視線を細めてゆっくりと呟く。

「あぁ……そろそろ、雨が降りそうじゃないか?」

 ライデンがそう言うと、ギルバートはバゲットサンドに齧り付くのを中断してニッと笑う。

「そうか。折角のイベントだ、早く止むとありがたいがね」


************************************************************


 一方、【森羅万象】の拠点。他ギルドの拠点をいくつか攻め落として、戦果を上げて帰還したエレナ。

「お帰りなさい、エレナさん。無事で何よりだわ」

 出迎えるギルドマスターのシンラに、エレナは笑顔を作って挨拶する。

「ギルマス直々の出迎えですか……ありがとうございます、シンラさん。一時間程、休憩しても?」

 エレナがそう言うと、シンラは笑顔で頷いた。


 それを確認したエレナは、同行した面々に視線を向けて呼び掛ける。

「連戦で疲れたでしょう。今の内に休憩を取って、一時間後にここに集まって下さい」

 エレナの指示を受け、返答した後に同行メンバー達は散り散りに。その中で彼等が口にするのは、先程までの作戦行動についてだった。


「いやー、やったなぁ!」

「ええ、ポイントも結構稼げたんじゃない?」

「エレナさんのお陰だよな、マジで」

「だな! あの細剣捌き、やっぱ幹部はすげぇや」

「全く苦戦していなかったもの、流石よね!」

「これ、今回は【七色】にも勝てるだろ!」

 興奮気味に感想を言い合う面々を、エレナは苦笑して見送る……内心で、別の事を考えつつ。


――良いわよ、素直な私の配下達。もっと私がギルドに貢献していると、声を上げなさい。そうする事で、シンラ達の私への信頼は揺るぎないものになるのだから。


「あぁ言っていますけど、彼等も頑張ってくれたんですよ?」

 エレナがそう言いながらシンラに向き直ると、シンラも笑顔で頷いてみせる。

「えぇ、解っていますよ」

 そう言うとシンラは、脇に用意しておいたある物をエレナに差し出した。


「これは……」

 それはベーコンとレタス、トマトを挟んだサンドウィッチの入った包みだった。

「エレナさんも、疲れたでしょう? ゆっくり休んで下さいね。足りなければ、私に言って下さい。まだ用意はありますから、遠慮せず」

「心遣い、ありがとうございます。じっくり味わいますね」


 歩み去っていくエレナの背中を見ながら、シンラは笑顔を浮かべていた。そして彼女の背中が見えなくなった所で、入れ替わりにクロードが姿を見せる。

「む、エレナさんのチームが帰還したか」

「あら、クロード。他のチームはどう?」


 現在、【森羅万象】は複数のチームを動かして作戦行動に移っている。

 ハルとアーサーガールズは、拠点防衛。これはアーサーを取り合うのを防ぐ為に、やむを得ずそうしたのだ。

 そしてアーサー・オリガ・ラグナは、チームを率いて周辺ギルドの攻略。エレナチームも、その内の一つである。


「今の所、順調にポイントは稼げている。アーサーはまだだが、オリガとラグナは一時帰還すると連絡が入った」

「まぁ、頃合いね。得られた情報についても、精査したいところだし」


 そこで話が一度途切れ、クロードが周囲に視線を巡らせる。そして、小声でシンラに本題を切り出した。

「所で、天気の話だが……」

「……あら、何かしら?」

 スッと視線を細めて、シンラがクロードに問い掛ける。

「あぁ、雨が降る気がする」

 その言葉を受け、シンラは頷いた。その表情は彼女には珍しい、挑発的な笑みである。

「そう、荒れないと良いのだけれどね」


************************************************************


 同じ頃【遥かなる旅路】も、前線メンバーを一時帰還させての休息に入っていた。

「ほおぉ、順調みたいだな!」

 ギルドクリスタルを確認したタイチが、笑みを浮かべてポイントを確認する。ポイントは1000を越えており、戦闘不能は応援NPC5人の戦闘不能のみ。彼の言う通り、順調と見て差し支えは無い。


「えぇ、皆のお陰よ! さて……それじゃあ交代要員の皆、お願いね!」

「了解です、トロさん!」

「行ってきます!」

 ゼノンとウィンフィールドが率いるチームと、他二人……【マックス】と【ランラン】が率いるチームが拠点から出発していく。


 それを見送り、トロロゴハンは第一陣に視線を戻した。

「お陰で、拠点強化は無事に済んだわ。本当にお疲れ様! 今の内に、ゆっくり休んでね」

 第一陣は、幹部半数による周辺探索。次の第二陣は、少し離れた場所のギルド拠点捜索だ。

 第一陣を周辺探索に回したのは、【遥かなる旅路】の拠点を強化する事を優先した為である。


 ちなみに第一陣はカイセンイクラドン・エルリアの率いるチームと、タイチ・ルシアが率いるチームである。

 カイセンイクラドンとエルリアは、まだこちらに向かっている最中らしい。


「随分と強化されましたね。生産系の応援NPCを十人加えたのは、正解だったみたいですね」

 強化された拠点を見て、ルシアは見違えたと感心した。そんなルシアの感想に、トロロゴハンは得意げに胸を張ってみせた。

「うふふ、でしょう? 防衛には戦いやすい拠点が必要だもの!」

 そんなトロロゴハンの様子に、タイチもオヴェールも笑顔を浮かべていた。


「さ、ゆっくり休んでちょうだい。イベントはまだ、始まったばかりだからね」

 トロロゴハンが休息を勧めると、タイチ達は頷いて拠点内へと足を進めた。

「そろそろ、何か食わないとな」

「そうだな、タイチの兄貴の言う通りだ」

「そうね、空腹で戦闘不能なんて格好がつかないわね」

「携帯食だと、少ししか回復しないものねー」

 和気藹々とした様子のチームが拠点に入った所で、カイセンイクラドンのチームが帰還した。


「お疲れ、何事も無かった様だな」

 カイセンイクラドンの挨拶に、同行者達も続いた。

「ただいま戻りました!」

「お疲れ様です、トロさん」

「任務の方は達成です、マスター」


 笑顔で挨拶をする、魔法職のエルリア。彼女は大学生で、本名は【出野いずの 都路子みちこ】という。

 彼女はトロロゴハンの弟子と名乗っており、いつか名前を似た感じに変えたいなんて言って憚らない。ちなみに本人の希望している名前は、キナコモチだという。どうやら、好物らしい。


 次に声を掛けたのは、カイセンイクラドンのPAC(パック)である【コリン】だ。

 若い少年のPAC(パック)なのだが、元は狩人として生計を立てていたNPC。弓の腕は、相当なものである。


 そして、三人目がトロロゴハンのPAC(パック)である【シャーリー】。軽装の少女で、短槍を装備した前衛である。

 傭兵に育てられたという彼女は、素早さと手数で戦うスピードタイプのNPCだ。ちなみに歳の頃は、コリンと同じくらい。


「それじゃあ休憩だ。休んどけ、エル」

「はーい! トロさん、また後で!」

 ニコニコしながら、エルリアは拠点の中へと消えていく。

「本当に懐かれてるな」

「うふふ、妹が出来たみたいで嬉しいわ」

 そう言って、トロロゴハンはカイセンイクラドンの横に並ぶ。


「あなたも休んでね?……そろそろ、一雨来そうだから」

 トロロゴハンがサラリと付け加えた言葉を、カイセンイクラドンは聞き逃さなかった。

「そうか……まぁ、問題無いだろう。問題なのは、雨が上がった後だからな」


************************************************************


 イベント開始から、ゲーム内時間にして三時間半。SNS【禁断の果実】を通じ、スパイとして暗躍するプレイヤー達に指示が下された。


『【七色の橋】の拠点を発見。所属ギルドを誘導し、他ギルドと協調して【七色の橋】を攻撃せよ』

次回投稿予定日:2021/12/31 17:00(幕間という名のテンションだけで描いた駄文)

本来はここで、年末のご挨拶文を入れていました。

しかしネタや展開を書き殴りしていたら、偶然に生まれた怪文書が出来上がりまして……。

作者がまた暴走したと思って、夕方にも投稿致します。


【シオンの新衣装を描いてみた】

挿絵(By みてみん)

≪戦衣・深緑紫苑≫

(名前の由来: 名前の由来:深緑(やすらぎ・調和・自然)紫苑(君を忘れない・遠方にある人を思う))

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― 新着の感想 ―
[一言] 盾の大きさがえぐい…体がすっぽり入るくらいになればタワーシールドと言ってもいいかもだね
[気になる点] そっかー 雨が降るのかー 赤い雨が。
[良い点] >「ねー。第三回の時以来、ギルバートさんに懐いてるもんね」 フレイヤさんに教えなきゃ
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