―― Kは金を握った ―― 「ぎゃああ」
とある妄想の産物の裏側をちょいと覗いてみましょう。
表:擬人化にてお楽しみください。
恵は部屋へと入った。
おっさんに愛想笑いをする。
そして近寄っていって甘えた声で体を預ける。
おっさんに優しく抱きしめられて体中をその手が弄る。
おっさんは恵のことをよく知っていて、撫でられる度に体が勝手に反応してしまう。
おっさんに性感帯を刺激されて、自然に声が出る恵。
恵に体を引っかかれてもおっさんは気にもせず、恵を快楽へと誘う。
おっさんの体には恵の爪が幾筋もの傷をつけ、生傷が絶えない。
にも拘らず、恵を怒りもせずに甘やかしている。溺愛していると言ってもいい。
おっさんも恵も満足して体を離す。
恵は金を握って部屋を出る。
裏:現実
Kは部屋へと入った。
おっさんに愛想笑いをする。
そして近寄っていって甘えた声で体を預ける。
おっさんに優しく抱きしめられて体中をその手が弄る。
おっさんはKのことをよく知っていて、撫でられる度に体が勝手に反応してしまう。
おっさんに性感帯を刺激されて、自然に声が出るK。
Kに体を引っかかれてもおっさんは気にもせず、Kを快楽へと誘う。
おっさんの体にはKの爪が幾筋もの傷をつけ、生傷が絶えない。
にも拘らず、Kを怒りもせずに甘やかしている。溺愛していると言ってもいい。
おっさんもKも満足して体を離す。
Kは金を握って部屋を出る。 ※タイトル回収部分
K:飼い猫
金:大切な玉のこと
表と裏、固有名詞が変わっただけじゃん。