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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

短編集

VRMMOが発端となって現実でも戦う羽目になっていく話/試作品

(ここで──)

 手にした刀を振る直前、技を選択して機動させる。

(──こう)

 思考と同時に、事前に登録しておいた技が繰り出され、敵に向かって刀が走っていく。

 そうなるように体も動き、ついでに気力も刀にのっていく。

 ──浸透刃。

 使えるスキルの一つで、気力で刃を包み貫通力を上げる。

 刃物系の武器にしか効果がないし、効果も地味な印象を与える。

 効果がないわけではない。

 命中や威力に影響はないが、敵の防御力をスキルレベルに応じて艇かさせられる。

 ただ、それだけと言えばそれだけであり、他の強化系のスキルに比べれば地味に思われがちであった。

 威力を強化する他のスキルに比べると与える損傷で一歩劣るのはどうしても否めない。

 しかし、相手の防御力が高い場合は絶大な威力を発揮する。

 また、一撃強化系のスキルは通常一発当てれば効果が消えてしまうが、浸透刃は効果時間が割と長い。

 その為、何度も攻撃をする事が出来て、その分だけ総合的な威力が向上する事になる。

 加えて、繰り出す技はこれだけではない。

 ──切り落とし。

 ──切り返し。

 ──八相斬り

 ──逆袈裟斬り。

 一つ一つはちょっとした命中修正や威力修正があるだけの小技である。

 だが、これらは全て次の技につなげる事が出来るという特性がある。

 その為、技を組み合わせる事で簡単に連続攻撃が可能となっている。

 浸透刃による防御無視の効果と合わせれば、累積ダメージはかなりのものになる。

 当然ながら一つ一つの技を繰り出す毎に気力を消費する。

 連続して攻撃を出せばかなり大きな消耗となる。

 なのだが、これらの技は消耗がそれほど大きなものではない。

 数多く繰り出してもそれほど負担にならないのが特徴だった。

 他の連続攻撃スキルや威力強化系のスキルと違うのがここであった。

 連続攻撃なら、二回三回と攻撃した直後に、威力強化系なら一撃を放った直後に隙が出来てしまう。

 その為、どうしても敵の攻撃を受ける可能性が出てきてしまう。

 しかし、切り落としや切り返しなどの小技を使っていく事でそういった隙を作らずに済む。

 消費する気力の総計は、通所運お連続攻撃や威力強化などに劣るが、相手に攻撃する隙を与えないという長所は捨てがたい。

 本当に上手くはまれば、敵に何一つ行動させることなく最後までいく事が出来る。

 仲間の援護が求められない単独行動では貴重な利点である。

 仲間がいた場合でも、そうやって攻撃してる間に他のプレイヤーが次々に攻撃を仕掛けていけるので、やはり役に立つ。

 敵を硬直させておけるというのはそれだけ大きな利点であった。

 今は……というかこれまでほとんど仲間のいなかった身には関係がないが。



 そんな彼はこの日も大型の雑魚敵を倒し、それなりのドロップアイテムなどを獲得していく。

 貴重品という程のものではないが、売ればそれなりの金になる。

 武器防具や道具の材料としてもそこそこに使える。

 使用頻度がそれなりに高い消耗品の材料もあるので、売れば金になる。

 自分で使うのにもそこそこ都合が良い。

 流通頻度……他のプレイヤーも似たような材料を流しているので、それ程高価にはならないが。

 それでも手間賃以上の金にはなるので損を出すというほどではない。

 最前線で高難易度クエストに挑むでもない緩いプレイヤーには丁度良い手応えもある。

 ささやかな経験値稼ぎも兼ねて、何度も挑戦している。

 とはいえ、それなりにゲームを続けてるのでレベルもそこそこ上がり、この程度の敵で手に入る経験値ではレベルアップなどおぼつかない。

 そこそこのスリルや臨場感、やってるという手応えを手に入れるためにだけに戦ってるようなものである。

 パーティを組んで仲間と共に行動すれば、もっとレベルの高い所にも挑めるのだが。

 それについてはとっくに諦めていた。

 残念ながら、仲間と共に連携をしていくのはかなり高度な能力が必要になる。

 単にキャラクターのスキルやレベルが高ければ良いというものではない。

 各自がそれぞれの役目を自覚し、その役目をまっとうし、なおかつ他の者達との阿吽の呼吸が求められる。

 ゲームで用いるキャラクターではなく、キャラクターを操るプレイヤーの能力が必要になる。

 そんなものを持ち合わせてはいない。

 わざわざ培おうという気にもならない。

 ゲームはあくまでゲームなので、遊んで楽しめれば良かった。

 なので、他のプレイヤーとの強調などは捨てて一人で遊んでる。

 多人数参加型ネットゲームの楽しみを損なってるとは思うが、こればかりは仕方ない。

 人にはそれぞれ向き不向きがある。

 それをしっかり把握しておかねば、楽しむものも楽しめなくなる。

 幸いなことにこのネットゲームは一人で動いていてもそれなりに楽しめる造りになっている。

 仲間と連れだって活動する事が無くても、そこそこに遊べるのがありがたい。

 高難易度のクエストには挑めないが、そうでなくても十分に遊べるようになっている。

 そういった部分で楽しめればそれで十分だった。

 ゲームは楽しいが、廃人と呼ばれるほどのめり込めてるわけではない。

 あくまでゲームはゲームとして、ゲームだからこそ楽しい。

 意識投影形式ゲームであるVRMMOであってもそれは変わらない。



 VRMMO。

 あるいは、VRゲーム。

 バーチャル・リアリティの頭文字を冠したネットゲームは、最初のゲームが市販されてから着実に世間に浸透していった。

 その後様々なゲームが有象無象の乱立をし、様々な淘汰を経て今に至っている。

 原理を非情に単純に説明すると、脳波などに直接影響を与える形で脳内に映像を送るという事になる。

 もっと簡単に言えば、意図的に一定の夢を見せるというべきであろうか。

 そういった形で様々な体験を可能にした装置が開発され、それらはこういったゲームとして世間にひろまっていった。

 利用者は老若男女様々で、世界各国様々な階層が利用している。

 もちろん、ネットゲームを遊ぶだけに機材を揃える事が出来るという条件付きであるが。

 加えていうなら、それだけの社会基盤があったればこそである。

 停電しない電力供給、廉価で必要機材が買える経済力、これだけの遊びが許される自由な社会、不文律の慣習や法制度による認可などなど。

 こういった要素が成り立つ国や地域でのみ遊ばれてるのは言うまでもない。

 その為、利用者は世界でも先進国などが中心になってるというのが実情だった。

 それでも数億人以上が利用可能な状態にあり、実際に遊んでる者はやはり数千万人を超えている。



 そんなネットゲームの一つを遊んでいる彼は、ログアウトをして現実に戻ってくる。

 日替わりで後進される定例クエストをこなし、課題を攻略して成果をあげる。

 クエスト攻略報酬で手に入るアイテムの大半は、それほど価値が高いものではない。

 だが、他の手段では手に入らない物もあり、それらが割と良い取引材料になる。

 ボス扱いの雑魚を倒した成果と合わせれば、そこそこ良い結果となる。

 仕事から帰り、二時間ほど遊んだ結果としては悪いものではない。

 十分に満足してこの日もゲームを終える事が出来た。

 そのはずだった。



 ゲーム終了後に違和感をおぼえるようになってからどれくらい経つだろうか。

 それが何時頃始まったのかも思い出せない。

 ただ、気づけばそうなっていたし、そこから後戻り出来るようにもなっていない。

 頭に装着したVRMMO用の機具を外し、現実にあるベッドの上に戻ってきてもやはりそれは感じていた。

 何かが迫ってるような危機感を。

 妙に五感がはっきりしてるようにも思える感覚と相まって、とにかく落ち着かない。

 周辺のどこかで何かが起こってるんじゃないかと思う違和感はどうしてもぬぐえない。

 だからといって何かあるわけでもないが、安心感を抱く事も出来ずにいた。

 とにかくおかしいのである。

 違和感といか危機感というか。

 何か起こりそうな予感を常に感じている。

 休むことなく二十四時間年中無休で。

 それが何なのか分からないまま時間だけが過ぎていた。

 今日もその感覚に襲われ、嫌気がさしている。

 理由も分からない事ほど苛立たせるものはない。

 何かあるならさっさと姿をあらわしてもらいたいものだった。



 まさかそんな願望がかなうとは思ってもいなかったが。



 レトルト食品の夜食を食べ、風呂に入り、ベッドに入る。

 違和感は絶えずつきまとい、神経を逆なでしてくるが気にはしない。

 このままでは寝苦しいので、VR機具を頭に装着して誘眠機能を使っていく。

 本来は不眠に悩む者達の為の装置であったというこの機具は、機能を十全に発揮して使用者を眠りに誘ってくれる。

 そのはずだった。

 しかし、違和感が途切れる事は無く、VR機具をもってしても消え去る事は無い。

 こんな事は始めてだった。

 何がどうなってるのかも分からなかった。

 時間だけが過ぎ去り、やがて今日という一日が終わろうとした。

 その瞬間に、時間が止まった。



 違和感が猛烈に大きくなる。

 何かがいるとかいないとかではない、確実に何かが違うという確信。

 何を見るでも聞くでも触れるでもない、ただ直観としてそうと分かってしまうこと。

 理性は否定しているが、思考では決して理解できない何かがあるという感覚。

 それが、今この瞬間の違いをはっきりと示している。

 何が変わったというわけではない。

 部屋の内装に異常はない。

 電気を点けて見てみたが、違ってるところなどどこにもない。 

 だからこそ異常だった。

 何一つ変わってるわけではないのに、それでも何もかもが違うと感じてしまうのだから。

 理由が分からず、携帯端末でネットに接続する。

 手におさまる大きさの小さな画面には、ネットワークからの情報が表示される。

 そこには現時点における最新情報が幾つも出て来るはずである。

 午前零時更新の情報が幾つかあるはずだった。

 実際にある。

 とりあえずネットワークは生きてるらしい。

 それを確かめてから、今度は窓の外に目を向ける。

 雨戸を開き、アパートの外に目を向ける。

 違和感と異常の正体が漂っていた。



(…………?)

 疑問が頭に浮かぶ。

 目の前の空間に、よじれが発生していた。

 コンピューター処理によって画像がゆがめられたような、荒れる水越しに向こう側を見るような。

 とにかく風景が異様に歪んでいた。

 それらは画面の硬直が、雑音だらけの音声が、受信状態が劣悪だった画面が元に戻るように落ち着いていく。

 だが、決してその状態を保つ事無く、再び歪んでいく。

 その繰り返しを続けていった。

(…………は?)

 何がどうなってるのか分からない今、頭に浮かぶのは疑問だけである。



 しかし、呆然と眺めてるわけにもいかなくなった。

 手にしたままの携帯端末にいきなり着信があった。

 何事かと思って画面をみたら、メールの着信となっている。

 こんな時に誰が、と思いつつも、一応件名くらいは確認しておく。

 スパムなどの有害メールも考えたが、それも開かなければさして問題は無い。

 幸いそういったものではなく、いつも利用してるネットゲームの会社からのものだった。

 ただ、こんな時間にいったい何が、とは思った。

 中身を確認して、疑問は更に深まる。



『二十一区、発生

 近隣プレイヤーは応援を』



 なんの事だと思った。

 二十一区という場所が分からないわけではない。

 少し離れてるが、近所である。

 問題なのはそれ以外だった。

 発生、とはなんなのか?

 何が発生してるのか?

 近隣プレイヤーとはなんなんか?

 ゲームのプレイヤーの事なのだろうか?

 だとして、どうしてゲームのプレイヤーを求めるのか?

 さっぱり分からない。

 分かってるのは、これを発信した誰かがいるという事だ。

(送ってみるか?)

 メールを、である。

 相手に何かを聞けば情報が得られるかもしれない。

 だが、見知らぬ誰かに連絡をとるのも気が引ける。

 相手がまともな人物であるかも分からない。

 そう思って迷ってる間に何件かのメールを受信した。

 これらも全てVRMMO関連のメールだった。

 運営会社を経由してるもののようで、送信元は全て運営会社のものであるが。

 それでも、内容が別なので送信者そのもは別人なのだろうと判断出来る。

 それらのうちの一つが目を引いた。



『今回初めてのプレイヤーは連絡を。

 警戒するのは分かるが、何も知らないままではあなたが危険だ。

 どうしても信用出来ないなら仕方ないが、その時は自力でこの状況を乗り切って欲しい。

 ここは既に現実ではなくゲームと言える。

 ゲームで出来た事はあなたにも出来る。

 既にそれだけの能力やスキルはあなたに備わっている。

 だからこそ、この場にやって来てしまったのだ。

 その力で、目の前の困難を乗り切って欲しい』



 何の事だと思った。

 いわゆる中二病かと思った。

 しかし、この状況を考えるとおしれと否定も出来ない。

 メールの内容も差出人の正気も疑わしいが、今はこの内容を否定しきれない。

 書いてある内容が、危険を示すものであるからなおのこと。

 それが命に関わりそうなものだから無碍に出来なかった。

 ただ、ゲーム云々というのはにわかに信じがたい。

 それを素直に認めるには、いささか常識と現実をわきまえすぎている。

 その一方で、荒唐無稽な事も楽しめるくらいの破天荒さも持ってはいる。

 でなければゲームを楽しむ事も無かっただろう。

 架空の世界の虚構の活躍を楽しめるくらいの柔軟さが、支離滅裂としか思えない文面を受け入れさせる下地になってくれる。

(まあ、試すだけなら無料だ)

 そう思って試しにシステムを呼び出そうとした。

 ゲームなら意識するだけで状態や装備品などを表示する事が出来る。

 ──当然ながら何もなし。

 なんだ、と思ってがっかりした。

 少しはゲームらしい事が出来るのかと思っていたのだが。

 しかし、出来ない事を求めても仕方が無い。

 ただ、試すのはそれだけではない。

(こっちはどうなんだ……)

 手近にあったボールペンをとる。

 ごく普通の、一本百円にも満たないような代物だ。

 どこにでもある極めて普通な廉価品。

 それに向かって気力をまといつかせていく。

 ゲームでやっていたように。

 その時はコマンドを選択するように、使いたいスキルを意識するだけで、思い浮かべるだけで良かった。

 今もそれが出来るのかと思って試してみる。

(この場合は……)

 よく使ってる浸透刃は使えない。

 あれは刃物専用のスキルである。

 だが、使える技はこれだけというわけではない。

 使い勝手が良いので今は多用してるが、そこに至るまでに身につけたスキルは他にもある。

 メチャクチャ単純で初歩的なものになるが、こういった場合にはこれで十分である。

(錬器術──)

 手にしたものに気を宿し、硬度や威力を高めるスキル。

 単純に硬度を増す事で威力を上げるだけのもので、威力上昇の幅も低い。

 最も初歩的なものなので、どうしても威力はそこそこになってしまう。

 だが、最初期におぼえるだけに消費も少なく、気をこめる道具も選ばない。

 ゲームならばそれこそありとあらゆる武器が対象になる。

 極端な話、そこらで落ちてる木の棒ですらこのスキルを使えばそこそこ使える武器になる。

 それをボールペンに用いてみた。

 結果は予想を裏切った。



 期待を全くしてなかったにも関わらず、ボールペンには目で見えるほど気が集まっていった。

 ゲームによる表現のように集まっていく気が、手の中の小さく細い棒に集まる。

 一通り終わった後でボールペンを振ったりそこらを叩いてみる。

 重さや感触にそれほど大きな違いは無い。

 だが、軽くテーブルを叩くと、コンコンという軽い音ではなく、カンカンという固い音が響いてきた。

 金属棒で叩いたような感触である。

 まさかと思ってボールペンを握り、その先端でテーブルに突き刺してみる。

 木製の合板であるテーブルであるが、ボールペン程度では表面が少しへこむ程度で終わる。

 なのだが、この時はそれだけで終わったりはしなかった。

 握ったボールペンはあっさりとテーブルを貫き、底面まで貫通した。

 あまりにもあっさりと出来てしまったので呆気にとられてしまう。

 嘘だろと思うのだが、現実が変わったりはしない。

 ボールペンは小さなテーブルを貫通している。

 これで先ほどのメールの信憑性が格段に上がった。

 何せ、ゲームのようにやって、本当にそれが出来たのだから。

(嘘だろ)

 愕然とする。

 メールに書いてあった他の部分を思い出したのだから。

 ゲームのように気力を込める事が出来たのならば、それ以外の部分も事実と考えるべきである。

 目の前の困難を乗り切って欲しい────という言葉も。



 ここで一旦思考回路が働く。

 困難とは何か?

 いったい、何が起こってるのか?

 答えは分からない。

 メールの差出人に連絡を取れば分かるだろうが、その余裕があるかどうか。

 また、もし本当に困難というのがあるならば、こうして落ち着いてるわけにもいかないだろう。

 ゲームのスキルはモンスターと戦うためのものだった。

 それらが必要になる事態となれば、自ずから限られる。

 急いで行動する必要があった。

 服を着て、必要な道具を集める。

 物騒だが、包丁をタオルでくるんでリュックに入れる。

 他にメモ帳やら筆記具も詰め込む。

 携帯端末と財布はポケットに。

 それらを持って外に出る。

 アパートの部屋の中にいた方が安全かもしれないが、もし襲われるような事になったら面倒だった。

 部屋が荒らされてしまったら、今後の生活に困る。

 そんなわけで、自宅からは出来るだけ離れる事にした。

 なおかつ、メールにあった場所へと向かっていく。

 おそらくそこに向かえば、同じような境遇の者もいるはずである。

 それらと合流すれば、この事態の説明もあるかもしれない。

 念のために短くメールを出しておく。



『今回初めての新人です。

 これからそちらに合流します』



 それだけの内容であるが、相手がどう反応してくるか。

 結果は分からないが、今はそこにすがるしかない。

 返信を待ってる気持ちの余裕はなかった。

 自転車にのってペダルをこいで、走り出していく。

 メールが来たらその時にでも受け取れば良い。

 今はさっさと先へと進みたかった。

 この状況から一刻も早く逃れたい、という思いにかられている。

 何が何なのか分からないままにおかれた状況の中で、頭も気持ちも限界ギリギリだった。



 ──VRMMOを通して能力を開発された者達は、こうして現実の中で戦っていく事となる。

 思い付きをそのまま書いてみただけなので整合性とかそんなもんはありません。

 少しでも気に入ってもらえたらありがたいですが。

 実際どうなんでしょう、こういう話は。

 これだけではなんとも判断しようがないでしょうが。

 本当なら、もう少し続きを書いてから投入したかったのだけど、そこまで根性が続かなかった。

 機会があれば、ちょっとした連載とかで書いていきたいもんです。

 さすがに長期連載するほどネタは続きそうもないですが。

 それでも良いという方は、メッセージなどでご意見を。

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