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雪景色  作者: べあ
4/8

第4話

あれから、2週間学校にもなれて友達もいっぱい増えた



「歩ー自分の荷物ちゃんとまとめたのー??」


「うん、もー少し!」


アタシたちは、お母さんの再婚相手時田サンのお家に引っ越す事になった


「もぅ引越しセンターの人が来ちゃうんだから早くしなさい!!!」


「はいはい」


歩は、低血圧のせいで朝が弱く朝早く起こされて機嫌が悪かった




ピンポーン



インターホンが鳴る



「あら、引越しセンターの人かしら!!

歩お母さん忙しいからでてちょうだい!」



「はーい・・・」



歩は、だるそうにドアを開く




そこには、



引越しセンターの人なんかではなく

ダルそうに歩を見下ろす文也の姿



「なッ!!!

なんでアンタがいるのよっ!!!!」



「しゃーねーだろ!!

俺だって来たくなかったけど父さんに頼まれたんだよ!!!」


相変わらずアタシたちは、顔を合わせれば喧嘩ばかり

本当にこの先やっていけるのかと歩はいつも不安だった




「あら、文也君!!

手伝いに来てくれたの〜??偉いわねぇ」


お母さんは、まだコイツの本性を知らない



「いえいえ、父に頼まれたものですから・・・・

何かお手伝いする事はありませんか??」



「そうねぇ・・・・お手伝いといっても全部終わっちゃったし・・・・

あ!そうだ!歩の荷物まとめるの手伝ってあげてくれないかな?」



「え?!ちょっお母さん何言って・・・・」



「いいですよ」


にこやかにアイツが微笑む



なにOKしちゃってんのよ!!!

と内心むっとしながらも歩は、自分の部屋へ向かった



「早くまとめねぇと引越しセンターの人来るぞ・・・・」


「分かってるわよ!!

アンタこそアタシの部屋になにしに来たのよ!!!」


「文也・・・・」




「え・・・??」



「だから、俺の名前はアンタじゃなくて文也!!!

これから、文也って呼べ・・・・」


何よその命令形わッ!!!!!




「分かったわよ!


歩は、少しためらいながら、アイツの名前をよんでみる


文也・・・・

その荷物取って」


「ん・・・―これか??」



その時一枚の写真がひらひらと落ちてきた



「なんか、落ちてきたぞ・・・・・




・・・・!?」



その写真を見て文也は驚いた


写真の中には、なんと幼い頃の自分がいた隣には、昔仲の良かった文也の初恋の相手がピースをしていた


その子の名前は、確か・・・・・・



 あ ゆ む


文也は、まさかと思い写真の少女と目の前にいる義理の姉を見比べた


髪型は変わっていたが昔と変わらないあの大きな瞳と微笑むごとにうっすらと浮かぶえくぼ・・・・


「あー懐かしいそれ、あたしが幼稚園の時の写真!!



・・・・て、何固まってんのよ・・・??」



「・・・・この隣にいる男の子、俺・・・・」


「えええええぇええ?!!!

ふっちゃんて・・・・

文也の事だったの?!!」


懐かしいそのあだ名俺は、昔からコイツにふっちゃんとゆう変なあだ名をつけられていた


「こんなおっきくなっちゃって・・・」



「おばさんみてぇな事ゆうなよ・・・・」


文也は、そんな歩の頭をくしゃっと撫でた



「ふっちゃんあんな弱虫だったのに・・・・・」


歩は、文也に向かって思いっきり下を出した


「過去は、ふりかえらねぇのが男だ!!!

そんな事いいから早く荷物まとめろよ」


そんなかっこつけた事言っても

文也の顔が真っ赤だったのは、歩は言わないであげた




「歩〜文也君準備はできた〜??」


下からお母さんの声が聞こえてきた



「あ!まだ途中だった!!!」


「しゃーねなー歩ガムテープよこせ!」



そういって部屋の荷物をまとめだす文也


歩・・・


自分の名前を文也に呼ばれて、歩はなんだか恥ずかしい気持ちになっていた・・・



*********


「ふ〜やっと終わったぁ・・・・・・

ありがとね文也//」


やっぱりまだ、名前を呼ぶのは恥ずかしくて歩の声は震えていた


「はは、何声震えちゃってんの―

まさか、俺の事意識しちゃってる系??」


文也は奇妙な笑顔を歩に向ける




「え・・・・・」



歩の顔は、真っ赤で今にも泣きそうな顔をしていた


「・・・・・・―」


沈黙が続く・・・


ヤバイ・・・・

アタシの気持ち文也に気づかれた・・・・?


歩の中には、凄い焦ってる自分と、

もぅいっその事バレてるんなら告白しちゃおーか

なんて思っている自分がいた



「歩・・・・―」


歩は、文也に急に名前を呼ばれてビクッとする


「歩は、

俺の事どう思ってるの・・・・??」




文也が覗き込むように歩の顔を見る



「どっ・・・

どぅって別にッ////」



歩は、無理やり文也を突き放し目を逸らした




その時・・・







ぎゅっ・・・・







文也は、壊れ物でも扱うように歩を優しく抱きしめた




「だッ

駄目よッ///

あッあたし達は、兄弟なんだからッ・・・//」




「良いよそんなイイ子ぶんなくて

本当は、嫌じゃないんだろ・・・??」



文也は、歩の全てを見透かしたとでもゆうように

もっともっと歩をきつく抱きしめた



「俺が欲しいって顔してる・・・・」


「してないッ///」


文也は、何かを企む子供のような目で歩を見つめた



「んッ//

ふみやッ・・・―//」



文也はあの時と正反対の優しいキス歩にプレゼントした


本当に触れているのかすら疑うような柔らかい唇


あまり、男慣れしてない歩のカラダは

異常なほど文也に対して敏感になっていた


「―ッ/////」



「歩・・・―

めっちゃ可愛い//」


「やっ・・・―

そろそろ、お母さんきちゃうっよ・・・///」




「心配性すぎ、

じゃあ、もぅやめてあげる?


歩からキスしてくれたら・・・・」



「え!?」



アっアタシから、キス??!!


歩は、パニック状態になっていた



「嘘だって」



文也が歩に向かってニコリと微笑む



「俺達これから、一緒に住む訳だし

俺が居ないと生きていけないようにしてやるよ」



「〜?!///」


歩は忘れていたが、これから、文也とずっと一緒に暮らすのだ

それだけでもぅ歩は、何がなんだか分からなくなっていた




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