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雪景色  作者: べあ
1/8

第1話

真っ赤に色づいた葉も枯れ始め少しずつ

ゆっくりと冬に近づいてきた11月の始め


中学3年生の冬

みんな受験勉強と必死に格闘中の中

ただ1人


受験なんて関係ないとでも言うように

外の灰色の世界を眺めている女子生徒が1人いた・・・


彼女の名前は、


佐古田歩



『こら佐古田!受験生にぼーっとしてる時間なんてないぞ!!』



「先生・・・だって、外の景色超綺麗なんだもん・・・」


『受験生に綺麗も何もない!そんな暇があるなら、帰って勉強でもしろ!!』


「はいはいはい!

じゃセンセーさよーならー」


わざとらしく大げさに言って


隣にいた男教師から、

怒鳴り声を浴びせさせられながら帰ったのは、いうまでもない・・・



「あーもー本当サイアク耳超痛いー

彼奴の声デカすぎだし!!」

そんな文句を言いながら霜柱を割っているとき


「痛ッ!!」

後ろから、男の声がした

歩が振り返って見ると後ろには、1人の男が地面にしりもちをついていた

それは、よく見ると隣の中学校の制服を着た黒縁眼鏡の男子生徒


うわ・・・

転んでるよだっさー

てか、前髪長くてこわー

絶対虐められてるなーこの人


なんて勝手な推測をしながら


歩はもぅ1度チラッと後ろを振り返った


その時


「あ」


目が合った


でもそれ以前に驚いた事が1つ


えぇええ?!


眼鏡はずしたら超かっこいい!!!


目を疑うような変身ぶりに歩は固まってしまった


「・・・・・・・」


2人の間に気まずい雰囲気が流れ

          

歩がその空気に耐え切れずついに話かけてしまった


「だっ・・・大丈夫ですか・・・??」


「あ・・・うん」


男子生徒は、驚いた顔をして歩を見る


「え・・・アタシ何かおかしい事言った?」


「いっいや・・・別に」


男子生徒は、歩から目を逸らし落ちた鞄を拾ってずれた眼鏡をかけ直した


うわー

人ってこんなに変わるもんなんだなーと

感心しつつ歩は、前を向き直して歩き始めた






「ただいまー」


「あ!

お帰り歩、今ちょうどご飯できた所!今日は歩が好きなスパゲティーよ」

「本当?!やったあー」


歩には、父親がいない、亡くなったとかそーゆう訳ではなく

歩の父親は歩が出来たと知って逃げたのだ歩と歩の母を残して・・・・


「歩ー??お母さんね、歩に話しておく事があるの・・・」


「んー何??」


歩は、スパゲティーをほおばりながら不思議そうな顔をした



「お母さんね?

歩が高校にはいったら、再婚しようと思うの・・・・」


「え・・ー?」


歩は、前々から自分の母に再婚を勧めていたのが

いざそうなると少し寂しい気もした


「あっあたしは、良いと思うよ・・・・?その人お母さんの事幸せにしてくれるんでしょ??」

歩は、お母さんに迷惑をかけては駄目だと思い笑顔で言った


「もちろん!時田さんて人なんだけどねとーても優しい人なの」


「そっか・・・それなら安心幸せになってね」


「あと1つ時田さんにはね?歩と同い年の息子さんがいるの」


それは、さらに歩を驚かせる事になった


「むっむすこ?!」


「それで、歩も時田さんの息子さんも受験生でしょ?

だから、受験に集中してもらう為にあなたたちが高校生になったら逢わせようと思うの・・・・」

歩は、もう声もでなかった


「あ・・・歩?こんな事急に言われても驚くに決まってるわよね・・・」


「あ・・・えと、」

歩は、やっと口を開くことができた


「歩には、色々辛い思いさせちゃったわね

でも、これからは、大丈夫よ」

歩の母は、幸せそうに笑みを浮かべた


お母さんの事ちゃんと祝福しなきゃ


歩は、このとき母の笑顔を前にしてこう決意した






*******




桜が咲き乱れ何もかもがぴんく色の春


「歩高校合格おめでとう!!!」


歩は、無事志望していた高校に合格した


「ありがとうお母さん」


「もう、高校生なんだから、しっかりしなさいよ!」


「はいはい」


歩は苦笑いで答えた


「もぅ、歩も高校生か・・・そろそろね」


歩は、息を呑んだ


【受験に集中してもらう為にあなたたちが高校生になったら逢わせようと思うの・・・・】

中学3年の冬に言われた言葉が蘇ってきた


「歩、入学式が終わったら、すぐ家に帰ってくるのよ??時田サン達とお食事に行くんだから!」


「はーい!じゃあー行って来まーす」


歩は、笑顔で玄関を出て行った


「うわー桜綺麗ー!!」


駅に向かう途中満開の桜を見て歩は、目をキラキラさせた



「綺麗・・・」


後ろから男の声が聞こえた


歩がふり向くと




「あ」




あの時と同じ光景


中3の冬あの隣の中学校の制服を着た眼鏡男子・・・・・


「あの時の・・・・」



歩は、実はあの時からこの男子生徒の事が忘れられないでいた


「え・・・とアタシの事覚えてる??」




「は?」




目の前の男子生徒は、不審者を見るような目で歩をじっと見てくる


うっそーアタシ今めっちゃかっこ悪い!!!


顔が真っ赤になるのが自分でも分かった



「ぷッ」



え・・・今笑われた?!!


「お前の顔桜と同じ色してる」


太い黒縁眼鏡の下の澄んだ瞳、色のついていない自然な髪

あ・・・やっぱりかっこいい、歩は見とれてしまっていた


「あ、やっべもぅ始業式始まる・・・・」


そういい残して目の前の男子生徒は、走り去ってしまった


あ・・・行っちゃった



て!!!!!!



アタシも遅刻じゃん!!!!!


「あーやばい電車に乗り遅れる!!!」


歩は、必死に走った、普段運動なんてしないから本当死ぬかと思うぐらいに

そして見事に電車のドアが閉まる瞬間滑り込みに成功


やべ、アタシやればできんじゃん!




「ぷッ」




また、あの時と同じ笑い声が聞こえた




え・・・・・??






「今の滑り込みは、凄かったな」


さっきの男子生徒!!


「同じ電車・・・??」


「そうみたいだな、それか、お前は俺のストーカーか?」


彼がニッと笑う


「///」


アタシは、彼の笑顔に弱い



「また、お前の顔桜色してる」


「!?」


「本当歩って面白い奴だな」



え・・・・??




「なんでアタシの名前・・・」


「あッやべ・・・今俺・・・」



「あなた何でアタシの名前知ってるの!?」




「なッ・・・・・

なんとなーく??」


彼の目が明らか泳いでいる


「本当の事言って!」



「・・・・さぁな」



「はぁ?

何か、隠してるでしょ!もしかして、あんたアタシのストーカー?!」



「んな訳ねーだろ!!

何でお前みたいな奴をストーカーしなきゃいけねーんだよ勘違いもいーかげんにしろや!!」




ー・・・何なのこの男?!めっちゃ腹立つー!!!



「このストーカー男!」


「この勘違い女!」




「あーッあの時もアンタいたわよね!!!中3の冬から、アンタアタシの事ストーカーしてるでしょ!」



「はぁ?何の話してんの?!」




「中3の冬アンタ雪道でコケてたじゃない!!!」




「あ―――ッ!!!

思いだしたぞ!あの時俺の事じーっと見てきた奴だろ!!」


「いーやーッストーカ!!!」


「っせーな!ストーカじゃねーっつーの・・・・

て、あっ着いた!

俺ここでおりるけどくれぐれもついてくんなよ!!!」


「誰が、ついてくもんですか!」




ん・・・この駅

アタシが降りる駅じゃん!!!!







「―ッ!?

おまえなんでついてくるんだよ!!!」


「しょうがないじゃない!!アタシもここで降りるんだから!」


「この勘違いストーカー女っ!」


「うるっさいわね!」




*******



「お前どこまでついてくんだよ!!」


「それは、こっちのセリフよ!!」



「俺ここの高校だから高校までは、まじついてくんなよストーカー女!!」




・・・・そこはには、アタシが今日から通う塔ヶ丘高校の文字



「あ・・・・アンタまさか、塔ヶ丘高校・・・・??」



「え・・・まさかお前も!?」



「アンタ筋金入りのストーカーね!!!」


「ばッそれは、こっちのセリフだ!!」



「アンタのせいで入学式から遅刻したじゃない!!!」


「その言葉そっくりそのままお前に返すよ!!」



――ッ!!

なんなのこの男!!アタシは、こんな男にずっとときめいてたわけ?!


「うわっ!お前のせいで式終わっちゃったじゃねーか!!!」


「アタシのせいにしないでよ!もとわと言えばアンタのせいでしょ――!!

って、アンタまさか、D組じゃないでしょーね!?」


「は?

D組だけど、お前なんで知ってんだよ!」


「いや―!!アタシと同じクラスにまでなって何する気よ!!!」



「は―?!お前もまさかD組?!」


歩は、涙目になりながら、コクンとうなずく


「まじかよ・・・」



『こらーそこの1年生自分の教室に早く戻れー!』


「やっべ教室早くいかねーと!」




ガラッ・・・―!!




「・・・・・・・・・・・」



まずいこの空気・・・・

そりゃそうよね入学式に遅刻&男と一緒にご登校だもん・・・



「え―と遅刻2人組早く自分の席につけー」


よかった、担任が優しいおっさんで・・・



『えーこれで説明は、終わる15分間休憩しろー』



あぁ・・・

アイツのせいでアタシの薔薇色の高校ライフの第一歩がめちゃくちゃになっちゃったじゃない!!!



「佐古田サン・・・・・??」


目の前には長い髪が印象の綺麗な女の子がたっていた


「歩ってよんでいい??」


彼女は、笑顔でアタシを見てくる


「全然良いよ★」


アタシは、普段人見知りをしないほうなので

結構友達は、すぐ出きる方だ


「私の事は、美奈って呼んで??」


「美奈ね!これからよろしくね♪♪」


それからアタシは、何人も女友達ができた




「それじゃあ、また明日ねっ★!」


「歩ーこれから、みんなで遊び行くんだけど来れるー??」


「あッごめーん!

アタシ今日大事な用あるんだ!」


「そっかあーじゃあまた明日ね★」


そぅいって、アタシは家へと向かった




********



「あっ歩お帰りー」


「ただいまー

あーつかれた・・・・」


「今日どぅだった?」


「友達は、たーくさんできたよ★

あ!でも、今日腹立つ男にも会ったー!!」



アタシは、今日あったストーカー男の事をお母さんに話した



「あらー面白い子じゃないお母さんも会ってみたいわー」


「本当に腹立つんだからッ!!!」



「はいはい、

ほら歩準備しなさい時田さんとの約束に送れちゃうじゃない」


「はーい」









「・・・・・時田さんまだ、来てないみたいだね」


高そうな高級レストランお母さんも綺麗に化粧をしている

お母さんもまだ、32歳全然女として劣ってないんだなと歩は、感心した




「晴子さん!!」

奥の方から、男の人が来た歳は36歳ぐらいの人でとっても優しそうな顔をしていた


「正人さん―ッ!!」


「ごめんごめん!仕事が長引いちゃって!

あ、始めまして歩チャン!」


「始めまして・・・・」


歩は、できる限りの笑顔であいさつをした


「正人さん、文也君は・・・・??」


「あー文也なら、もぅすぐ来るよ

あ!来た来た文也〜!」



時田さんの視線を追ってくとそこには













「嘘でしょ・・・・・・・?」










今朝のアイツ・・・







誰か嘘って言って・・・・・・・・




「文也あいさつしなさい、春子サンと歩チャンだよ」


「始めまして・・・・・」


アタシは、口をポカンと空けて動く事が出来なくなってしまった・・・・・


「文也君始めまして、こら歩も挨拶しなさいッ!」



「・・・・・・・こんちわ」



アタシは、ふてくされた子供のような声で挨拶した


なんでコイツは、こんなに冷静でいられるわけ?!


「こら、歩何よその態度わッ!!」


「別に良いですよお義母さん」


今朝の時とは、正反対の笑顔で答える



「あら、文也君は優しい人なのね」


この猫かぶり大魔王――ッ!!!!!!


「実は、歩チャンと文也は同じ高校なんだよ」


んな事は、よーく知ってますよ!

アタシは、そう言いたいのを抑えて必死に作り笑いをした


「そぅだったんですか?!歩チャンこれからよろしくね」


は―――ッ!!???

今朝会ったばっかりじゃない!それなのに何よ初めて会ったみたいに――ッ!!



「文也君は、礼儀正しい子なのねー」


すっかり、お母さんは騙されてこんな奴を褒めている




それからも、アタシは警戒しながら作り笑いをし続けた



「よしッ!そろそろ出ようか」


時田サンのその言葉でアタシ達は外へ出た


お母さんと時田サンは良い感じに寄り添っていた



空気読んで2人にしておいた方が良いかな・・・・??

そんな事を考えていたとき



「父さんたちは、今日2人で過ごしなよ」



「でも、お前たちを置いてはいけないよ」


「大丈夫ですって、後は2人の時間を大切にして下さいよ

ね?歩チャン」


アイツは、アタシの顔を見てくる

ここで無理なんて言える訳ないじゃん!!!!




「・・・―ッそ、そうだよ2人ですごしなよッ!」



お母さんと時田さんは顔を見合わせて照れくさそうに


「・・・そぅさせてもらうかな///」


と声を合わせていった・・・・・






*********


「どぅゆうつもりよッ!」


アタシたちは、お母さんたちと別れて家に帰る事にした


「どぅゆうつもりって???」


アイツの冷たい視線を横から感じる


「アンタ、あたしと兄弟になるって事知ってたんでしょ!

だから、今朝アタシの名前分かったのね!!!」



「そうだとしても、何の問題があるんだよ」


「あー腹立つッ!!アンタいつから知ってたのよッ!!!」


「・・・・っせーな」




「え・・・??」




視界に急にアイツが入ってきて












え・・・・・・??









唇に生暖かいものが入り込んできて・・・・






「ンッ・・・ハぁッ・・・」




力が抜けていく・・・・




「やっと黙った」




足に力が・・・・――




「ちょッおいッ?!」




アイツの声がかすれて聞こえてくる・・・・












********




「んッ・・・・――」


ここは??


なぜか、アタシはベッドの上にいた


「やっと目ぇ覚ましたのかよ」


横には、アイツが立っていた・・・






そぅだ!!

さっきアタシ、コイツに・・・・


犯されるッ・・・―!!



「ちょっお前何処行くんだよッ?!」


「嫌ッ!離してやめてッ!!!」


「待てよッ!まだ足、ろくに力も入んねぇだろ?!」


アタシは、今にも倒れそうなぐらいふらふらになっていた


「あッ・・・・――」



危ない転ぶッ!!!







・・・・・・



・・・・あれ??




目をゆっくり開けてみると



アイツにお姫様だっこ状態


「だから、言ったろ」



「嫌ッ離して痴漢!変態犯される―ッ!!!」



「あ―ッうっせーな!!誰がお前なんか犯すかよ」



「さっき、アタシの口に下入れてきたくせに・・・・・」




「それは、お前がギャーギャー騒ぐからだろ?!!」



「だったのに・・・・」



「え・・・・?」



「初めてのキスだったのに・・・・・」




「は?!!」




「なによ!笑いたかったら笑えばいいじゃない!!」



大きな目にたくさん涙を浮かべて真っ赤になる歩




「悪かったよ・・・・」






え・・・・今コイツ




呆然としている歩に文也は言った



「初めてだったとは

知らなくて・・・・本当悪かったな!」



コイツの口から、こんな言葉が聞けるとは思わなくて

歩は、つい笑ってしまった



「おいッ!何で笑ってんだよ!俺真剣に謝ってるんだぞっ!!」



必死になっている文也が可笑しくて可笑しくて歩は声を上げて笑ってしまった


「おいッ笑うなって!」


文也は歩のほっぺをつねりながら怒ったフリをする


「ごめんごめんー

いたいー離してーッ」


歩がもがくが文也はつねるのをやめない


「痛いー

てか、おろしてよーッ///」


「んあ?俺を笑った仕返しだ」



文也は歩をおろすどころかお姫様だっこをしたままぐるぐると回りはじめた


「目回ってきたーおろしてよーッ!!」


歩は半べになりながら、文也に頼む


「良いけど、お前俺がおろしても歩けねぇじゃん」


そう言って文也は、歩をベッドの上においた



「・・・・――っ」


歩は、また泣きそうな顔をする




「あ〜俺が悪かった!!

今日は、ここに泊まっていけ」


歩は、それを聞いて怯えた



「大丈夫なんもしねぇよ!!」


文也が必死にフォローする



「うん・・・・」


歩は泣きそうになるのを抑えてコクンと頷いた



「俺シャワーはいるけど、一緒に入るか?」


文也は、ニヤッとしながら歩に向かっておどけてみせる



「ばかッ////」


そんな冗談にも歩はドキドキしてしまっていた


「アタシおかしくなっちゃったのかな?///」


歩は、このとき自分の気持ちには、まったく気づいては、いなかった・・・・・







「おーい!上がったぞー」


文也が歩がいる寝室へ行くと






「寝てるし・・・・」


気持ちよさそうに寝ている歩の姿


「俺がいるのに無防備な奴だな・・・」


文也は、ため息をもらし歩に布団をかけてやった


「そんなに可愛かったら襲っちゃうよ?」


歩は静かに寝息をたてている


「・・・―ッて、俺は兄弟に何言ってんだよ///」



文也は歩の髪をなでていくうちに睡魔に襲われた・・・・・










********


「んっ・・・ふわぁっ



て・・・・



キャアアああ!!!」



「んっ・・・朝っぱらから、大声だすなよ」


「なっ・・なんでアンタがアタシの隣で寝てるのよッ!///」


「あー俺昨日そのまま寝ちゃったのか・・・」


「アタシが寝ている間変な事してないでしょうね!??」


「まっさか、お前みたいなガキに何かしようて気も起こらねぇよ・・・」


「――・・・ッ!」


「てかー先シャワー入ってこいよ・・・

タオルと俺が中学ん時着てたジャージ置いておくから」


「ありがと・・・」


そう言って歩はバスルームへと向かっていった




アタシおかしくなっちゃったのかな?!

アイツを見ていると凄く苦しくなる・・・・

何よこの変な気持ちはっ///


歩は、シャワーを浴びながら必死に自分の頭からアイツの顔を消しさった







「シャワーありがと・・・///」




「あ、うんてか朝飯できたから一緒に食お?」



「朝ご飯ぐらいアタシが作るのにっ//」


「お前作れんのー?」


「なッ//失礼ね!家事は得意なんだから」


「じゃー今度俺の好きなハンバーグつくりやがれ」


何だコイツ何様のつもりだと腹を立てたものの・・・・


「プッ

ハンバーグとか子供」



なんて、可愛く思えちゃうアタシて病気なの?!


「ハンバーグ馬鹿にすんなよー!」


とムキになる彼


「はいはい、今度作ってあげるから」


「約束なー

つか、そのうち俺とお前一緒に暮らすんだよな・・・」


「来月には引越し手続きするって」


何か変な感じだった・・・昨日まで赤の他人だった人が

いきなり兄弟になってしまうんだもん



「俺12月21生まれなんだけどお前いつ?」


「アタシ12月16日生まれ・・・・」


「うっそ!まじかよ俺お前の弟って事になんじゃん!!」


「ははは

てか・・・・


今日学校じゃん!!!!」



「まだ、時間あっから、お前ん家行って準備してこいよ」


「うんわかった!

じゃあご馳走様でした!!」


歩は、そう言って文也の家をでていった







*******







「よし!準備OKっ

今日こそは、遅刻しないぞ!!」


歩は、そう言って玄関をでた







「お前おっせーよ!」


門を出たとき後ろから声がした


「え?待っててくれたの?!」


そこには、文也の姿があった



「ちげーよ勘違いすんな///ただ、暇だったからいただけだよ!」




眼鏡をかけている文也は、さっきまでの文也と別人かと思うぐらいガラっと変わる


「昨日ずっと眼鏡かけてなかったよね・・・?」


あれっと思い歩はッ文也に問いかける



「別にどーでも良いだろ・・・」



「あれ、その眼鏡・・・」


歩は文也の眼鏡を取った


「ばッ返せ!!!!!」


「やっぱ伊達じゃん目悪くないのになんで眼鏡かけてんの?」


「お前には、関係ない」


文也は怒った表情で歩から眼鏡を取り返した


歩はずっと疑問だった着ている服や物はお洒落なのに

学校に行くときは、前髪を垂らしぶっとい黒縁眼鏡をかけ

歩には、わざと自分をキモく見せようとしているようにしか、見えなかったのだ


「普通にしてたら、絶対モテるのに・・・」



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