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1 プロローグ
ジャンルをファンタジーにしているのですが、SFの色も強く出ています。
SF物が苦手な方にはあまりお勧めしません。
宇宙には数え切れないほど沢山の星がある。
八十八夜の星座に自らの力で輝く恒星。恒星の周りをまるで守るように回る惑星。そしてその周りを回る衛星。
こんな風に星と星とは絡み合い、支え合いながら生きている。
そして生き物がいるのは地球だけではない。案外君の近くにも宇宙人がいるかもしれない。
もしも宇宙人を見かけたら躊躇わずに声をかけてみるといい。その宇宙人はきっと喜んで自分の星に案内してくれることだろう。
これはそんな、ユーモア溢れる宇宙人の、ユーモア溢れる宇宙人による、ユーモア溢れる宇宙人のための物語なのである。