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第1部〜出発(1)〜
私は高林里穂。中1の青春真っ最中。そして、今日も変わらない学校生活が終わろうとしてたのにぃっ!
──それは午後の部活の事。
私は親友の片山來南に呼び出された。呼び出されたのは、人気のない倉庫の裏…私の前には來南1人。
里
「どーしたの?こんなトコ呼び出しちゃってさぁ。」
來
「それは天国に行ってもらうからよ!!」
そして、体育着の右ポケットからカッターナイフを出した。ま、まさか…殺される!?
慎
「相変わらず、怖いことするなぁ〜とりあえず、ナイフしまえ。」
祐
「お前、時々暴走するからな!ってか、貴大は?」