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1章

「人は2度死ぬんだよ。」

父がそう言葉を発する。

「1回目の死は『肉体の死』だ。

肉体の死というのはその名の通り、命を落としてしまう事。これは生き物である以上避けられない運命になってる。どんなに長生きをしても寿命が来てしまうからね。

そして多くの人は、この段階で人は完全に死んだと思い込んでいる。でも、実はまだ人は生きているんだ。

じゃあ、2度目の死とはなんなのかというと‥‥」

そこで目が覚めた

「人は2度死ぬ‥‥か」

どうやら随分と昔の夢を見ていたようだ。あの夢の内容は俺が過去、父に言われた言葉だ。

今となってはその内容はほとんど忘れてしまっている。それも無理はないだろう、小難しい話であったし身近にそれらを体験する機会もなかったため、幼かった俺からしたら絵空事のような話だった。

2度目の死とは何だったか、少し気になったがやはり思い出せない。あとで父に聞いてみることにしよう。

そんな事を考えていると、1階から大きな声が聞こえてきた。

「楓!ご飯出来たから早く降りてきて!」

それは母が自分を呼ぶ声だった。朝食が出来たようだ。

時計に目をやると時刻は7時を過ぎていた。

このままのんびりとしていたらホームルームに間に合わなくなってしまう。そのため俺は急いで着替えを済ませて1階に降りた。

目を擦りながらリビングへ行き椅子に座ると、味噌汁が机に置かれる。

「温かいうちに飲みなさい」

母の気遣いに感謝してご飯を食べ始める。

味噌汁が温かいどころかかなり熱く、火傷しそうになったが、一口飲むとそれだけで体の芯まで温められた。

「そうだ母さん。今日は帰るのが少し遅くなる」

今日は部活があるので事前に伝えておく事にする。以前に何も言わずに帰るのが遅くなりとても心配をかけた日があったからだ。

「またどこかに行くの?」

不安そうな顔で母が尋ねてくる。

「少し離れたところにある廃校だよ。あの、幽霊が出るって噂の」

「あらそう‥あそこは悪い話ばかり聞くわよ?数年前に生徒がいじめに耐えられなくて自殺したとか‥」

それは事前に調べてあったので知っている。なんならそれが原因であの学校は廃校と化したのだ。

親からしたらいじめで生徒が自殺するような学校に我が子を通わせようだなんて思わないだろう。そのため日に日に生徒は転校し、続かなくなっていったそうだ。

「よくいろんな所に行ってるし、いつもと変わらないよ」

「それでも心配なものは心配なのよ。何かあってからじゃ遅いんだからね」

「だから大丈夫だって、それに今日は1人じゃないし」

相変わらず心配性な母である。そろそろ慣れてほしいなと思いつつ安心してもらえるようにと色々な言葉を付け加える。

「そうなの?珍しいわね。まあ‥それでも気を付けて行ってね」

はいはいと返事をすると、嫌な言葉が耳に入ってきた

「それと、あんたいい加減進路の事もちゃんと考えなさいよ。いつも言ってるのに何も話してくれないじゃない。ちゃんと考えてるの?」

「‥考えてるよ」

訝しんだ表情を顔に貼り付けながら言い連ねてくる母

「ほんと?もう2年生なんだから、早くしないと今後辛いのはあんたなんだからね」

「‥‥」

また、進路の話だ。

ここ最近の母の話といえば進路の事ばかり。

今の僕には将来やりたい事も何も決まってない。

自分が将来何をしているかとか、一切想像がつかないのだ。

今やってる事といえば部活で好きなように遊ぶことくらいでこれといった趣味もない。自分の未来に興味がないのだ。

でも、母の言う事は正しい。いつまでも遊んでいられない事くらい自分でも分かってる‥

朝から気分が落ちた。このままだとさらに憂鬱になりそうだったため、何も言わずにそそくさと家を出た。



学校に着き、席に座って荷物をまとめていたらすぐにホームルームが始まった。

担任が今日の日程について話している。朝の母との会話で気分が落ちていたためほとんど聞き流していた

「最後に、今日から1年生が部活に参加する。くれぐれも暖かく歓迎してやるんだぞ」

その言葉には反応した。今日から1年が正式に部活に参加する。それにあたって、手厚い歓迎をしようと今日は様々なプランを用意してきていたのだ。

そうでもしないとまた去年のように‥‥

そんな事を考えているうちにホームルームが終わる。礼をしてからすぐに座って先程の続きを考えようとしたところで、後ろから肩をポンと叩かれ声をかけられる。

「よ〜楓、放課後カラオケ行こうぜ」

声をかけてきたのは中学からの友人の○○。特段仲が良いわけではないが、昔からの顔見知りな事もあって関わる事も多い。

「今日は用事があるから無理だ、また今度行こう」

「ちぇっ、また部活〜?」

不満そうな顔をしながら聞いてくる。

「そう、今日は新入部員を出迎えるから忙しいんだ」

そう言うと、驚いた様子で声を大にし、僕の机を両手でバンと叩いてまた尋ねてくる

「お前んとこ人入ってきたのか!?部室に幽霊がいる‥とか、怪しい実験をしている‥だとか!怪しい噂しかないあのオカ研に!?」

「びっくりするだろ落ち着けって、しかもそれら全部嘘だ。誰が言い出したのか知らないけどただの噂でしかないからな」

いつからか俺の入っているオカルト研究部には根も葉もない悪い噂がまとわりつくようになっていたのだ。

そして僕は、ふぅとため息を吐きながら

「しかも、その噂のせいでほぼ誰も入部してくれなかったんだ。あの1年だって俺が一生懸命押してやっと入ってくれたんだぞ」

全く酷い話である。普段やっている事といえば心霊スポットに足を踏み入れる事くらいだ。

ただ残念な事に、それらの活動を積極的に行っていたら、誰もついて来れなくなってしまい事実上部員は僕だけになってしまった。幽霊部員だらけなためある意味幽霊がいるとも捉えれるけど‥流石に無理があるよね。

すると突然、ドン引きするような視線を感じた。

「‥‥なに?」

「いや‥まさかお前、1年を脅したのか?あまりに部員が来ないからって」

「そんな事してないが!?何度も何度も頼み込んだだけだ、これでも苦労したんだぞ?」

とんだとばっちりである。僕はそんな事をするようなやつに見えるのだろうか。

「ちなみにその子はオカルトに興味あるのか?それ次第で話は変わってくるぞ‥」

「それは安心してくれ、ちゃんと興味がある子を勧誘した」

「それならまあいいのか‥?」

まあ、実際のところ活動内容を教えたら少し嫌な表情をしていたがそれは口に出さないでおこう。どうやら納得したみたいだし。

そうこうしているうちに一限の開始を知らせるチャイムが鳴るのであった。


学校が終わり次第、俺は部室に向かっていた。

1番乗りで着いたためしばらく待つことにしたのだが‥20分経っても例の1年が来ない。流石に帰りのホームルームがここまで長引くこともないだろう、もしや何かあったのだろうか。

待ちきれなくなったため迎えに行こうとドアを開けると、目の前で誰かがビクッと体を震わせて飛び跳ねた。

「なんだなんだ!?」

急な出来事に驚きながらもそちらをよく見てみると、そこにいたのは僕がずっと待っていた1年の健太だった。

「‥なにしてんの?」

「あぁ‥いや、その‥少し部室に入るのを躊躇ったというか‥その‥」

この状況から察するに、部室の目の前まで来たがあと1歩が踏み出せなかったといった感じか。これも全部うちの部活が悪い噂だらけなせいなのだろう‥つくづく悲しくなる。僕はただ楽しく活動をしていただけなのに‥

だが今更そんな事を考えても仕方がないのでとりあえず部室に入れてやる

「あー事情はなんとなく察した。まずは部室に入ってきてくれ、活動内容を教えなきゃだし」

そう言うと、健太はおずおずとしながら部室に入り荷物を置いて座った‥のだが、健太の体が震えて止まらない。緊張しているのが目に見えてわかる。

「なんつか、そんなに緊張されるとこっちも話しにくいというか‥もう少しリラックスしていいよ」

「す、すみません!」

そういって健太は笑顔を作る。だけどそれはとてもぎこちなくて、さっきよりも緊張してるように見えた。

「あのなぁ‥、まあ言ってもしょうがないか‥」

色々と思うところはあったが仕方がない。こんな調子じゃ何も進まないので無理やり話をする。

「確かこの前、ここの活動内容は教えたよな?」

「は、はい‥‥噂のが怖くてあまり覚えてないですが‥」

「あー、うん。わかった。軽くおさらいしよう。

ここでは主に心霊スポットの探索や心霊現象を試したりする。

そして今日の活動内容は、親睦を深めるという意味も込めて廃校に行こうと思ってる」

「え!?今日ですか!?流石に早すぎなんじゃ‥しかも廃校って‥」

天を仰ぎ始める健太。何もそんなに分かりやすく嫌な顔をしなくてもいいのに

「何事も早いうちに色々やった方がいいんだよ。それに俺もいつもあちこち行ってるし慣れてるから、俺について来るだけでもいい」

「は、はぁ‥ちなみにその廃校ってどこにあるんですか‥?」

意外にも食いついて来た。やっぱりオカルトに興味があるというのは本当だったようだ。

「街の外れにある。とはいっても歩きでここから30分くらいだ。つい3年前くらいに経営破綻で潰れたところ、分かるか?」

「ああ、なんとなく分かります。じゃあ今から準備をしてそこに…」

「何を言ってるんだ?」

「えっ?」

本当に何を言っているのだろう。心霊スポットに夕方から行くやつがどこにいるというんだ

「もちろん行くのは夜。21時に学校の校門前に集合してから向かう」

「‥‥」

またしても天を仰ぎ始める健太。

「それじゃ説明もしたし俺は一度家に帰る。今日からよろしく」

そう言って僕はたった1人の新しいメンバーを歓迎したのだが

「‥はい」

と、最悪な反応になってしまうのであった。


そして約束の時間になり、伝えた通り校門前で待っていると視線を感じた。

そちらに目をやると、いつものように浮かない顔をしながら健太がこちらに歩いてきてるのが見えた。

「お待たせ‥しました‥」

開口一番、暗い表情で挨拶をする健太。

この子はいつになったら笑顔を見せてくれるのだろう。

「全然待ってないから大丈夫だ。それじゃあ早速行くとしよう」

「あっ‥!ちょっ、ちょっと!」

「ん?どうした?」

静止をかけられたので足を止める。

「あぁ‥いや‥その‥」

「‥?なんだ?特に用がないならさっさといくぞ」

「はい‥‥」

消え入りそうな声で返事をされる。ほとんど聞こえなかったが恐らく「よろこんで!」とでも言ったのだろう。

そう思った僕は意気揚々と歩を進める。

それから歩くこと約50分。ようやく目的の廃校に到着した。

想定では30分で着くはずが、なぜ20分も遅れたのか。理由はたった1つ、健太がずっと怯えていて到着までにものすごく時間がかかったからである。

本当にどうしてこの子はこの部に入ったのか疑問でしかない。

なんだか出会ってからこの子の怯えている姿しか見ていないのだが、果たして意欲的に活動してくれる日は来るのだろうか。

新入部員への不安を抱えつつ、侵入を試みることにする。

外見は苔や草が生い茂っていて、とても学校のようには思えなかった。

敷地はフェンスなどで囲われているが、色んな人が侵入した痕跡があり、ところどころ穴が空いていたりした。

僕らもそこから侵入し、校舎へも同じように空いている場所から入った。

「やっと始まったな」

「本当にこんなところ、勝手に入っちゃっていいんですかね‥」

「いいんだよ、それにこれから同じような事を沢山するんだしいちいち気にしてらんないだろ」

「そういう問題じゃない気も‥」

それはその通りなのだが‥説得する為に色々と言葉をかけたが上手くいってないらしい。

「とりあえず!来たからには隅々まで探索するぞ!」

「は、はぁ‥」

そうしてあまり納得していない健太を連れて半ば無理やり探索を始める。

やはり校舎内も苔が生い茂り、壁は傷だらけで落書きも沢山見られた。窓ガラスはほぼ全て割れており、足元には破片が飛び散っていて歩くたびにジャラジャラと音がした。とてもじゃないが歩きにくいので、事前に用意していた軍手を付け、壁をつたいながら歩いていく。

親睦を深める目的もあるため、時々雑談を試みるがあまり会話が続かない。この子はいわゆる隠キャなのだろう。寂しい気持ちもあるが、あまり話しかけるのはよしておこう‥

1部屋ずつ端から探索していくが、誰もいないし何も見当たらない。

「おっかしいなー、幽霊はどこに行っちゃったんだ?」

何も見付からず、つまらなくなってきた僕はそう独り言を呟く。

すると後ろから驚く声が聞こえた。

「え‥幽霊!?」

「ほら、ここは、数年前に自殺した生徒の霊がいるって噂が広まってるんだ。事前に説明しただろ?」

「そんな話1つも聞いてないですよ!幽霊が出るなんて‥‥」

全身を震わせながらも怒り気味に健太が叫ぶ。

「あれ‥?まじか、わり‥」

完全にやらかした。言ったつもりだったのだが言ってなかったらしい。

「もう無理‥帰ります‥」

そう言うと健太は震える足を必死に動かしながら来た道を戻っていってしまった。果たして1人で帰れるのだろうか‥

「気を付けろよー!」

一応言葉を添えておく。おそらく聞こえちゃいないだろう。

「さてと、ここからどうしようか‥」

なんとびっくり、またしても1人になってしまった。

今日の探索を経て仲良くなる計画も崩れてしまい、さらには健太はもう来てくれないかもしれない。

つくづく上手くいかないなと思いながらも次の計画を考えるが‥頭が働かない。思考を切り替えて探索をする事にする。

わざわざ長い時間をかけてここまで進んできたのだ、健太が帰ったからといって帰るような俺ではない。

そして1人で、淡々と、時に独り言を呟いたり幽霊を呼んでみながら探索を続けていく。

無駄に校舎が大きいせいで余計孤独に感じる。いつも通りではあるがやはり孤独というのは寂しい。都合よく幽霊が出てきて、のんびり雑談でもしてくれたらいいのに。なんて、現実味のない事を思ってしまう。

廃校とは言ったものの、当たり前だが普通の学校の構造をしているため普段からあちこち探索をして慣れている僕では40分強ほどで一通り周り終えてしまった。

残るは屋上のみ。来たからには全て探索しようという理由で周っているが、何もないため半ば作業のようなものだった。

屋上へ行くためには扉を開けるしかない。ガラスもないため他の教室のように割って無理やり入ることは出来なさそうだ。

「こんな時のために‥」

そう言いながらバールを取り出して扉と壁の隙間に引っ掛け、思いっきり力を込める。

古くなっているおかげか、案外すんなりと扉を開けることが出来た。

そのまま屋上へ出て、辺りを見渡す。冷たい夜風が疲れた体に当たって心地良い。

そのまま前へ進み、フェンスの前まで来て街を見下ろす。

田舎に住んでいるため、住宅地ばかりで街並みは綺麗ではない。なんならほぼ真っ暗だ。けれども、空には綺麗な星空が広がっている。

「星空が綺麗なのは田舎のいいところだよな〜」

しばらくこの景色を楽しむ。ここへ来た目的なんて忘れて。

こんなに夜空が綺麗なら天文部にでも入っておけば良かっただろうか、と思ったが、やっぱりこのままでいいと結論がつく。

天命のようなものだった。好きなものといえば幽霊か心霊現象の2つだけで、友達も多く作ろうとしないし趣味だって特にない。側から見たらつまらなそうに見えるかもしれないが俺はこの日々に満足している。強いていうなら何も非日常に出会えない事くらいだ。

そして、更にフェンスに身を乗り出そうとしたタイミングで、フェンスがガタガタと揺れ始める。

そこで俺は、自分のいる場所が廃校だったと思い出した。

危うくここから落ちてたかもしれないと思うと少し冷や汗をかく。

時間ももう遅い、そろそろ帰らなければならない。そう思い後ろを振り返った時、僕と同じように街を見下ろしている少女の後ろ姿があった。

いつからそこに居たのだろう。少なくとも俺が来た時には居なかったし、物音など何もしなかった。

俺はその子の事が気になり、歩いて近付いていく。

でもなぜか、違和感があった。

その少女は確かにそこに居るはずなのに、まるで居ないような、この世に存在しないような、そんな違和感があった。

あと数歩で少女のすぐ横に立つといったところで、ピタリと俺の足は止まった。

やっぱり、何かおかしい。近付くべきではない。

脳がそう訴えているのが分かった。本能がこれとの接触を拒否している。これは絶対に関わってはいけないものであると。

こんな感覚初めてだった。その事実がより、事の不気味さを感じさせた。

しばしの間逡巡する。考えに考えても、この先自分の身に何が起こるのか想像が付かなかった。

もしかしたら何か起こるのかもしれないし、何も起こらないのかもしれない。分からない事だらけだ。

ただ1つだけ分かることがある。それは俺が、オカ研の部員として、怪奇に興味を持つ人間として突き進むべきであるということ。

俺は幽霊が見たいから、心霊現象が見たいから、この非日常を脱却したいから、だから俺はこの部活に入ったんだ。

そのためならば、たとえどんな悪評を広められようと、部内で孤独になろうと、周りから避けられようと、どんな場所にだって行けた。

それだけの意思を持ってこれまで動き続けてきたんだ。

だからこそ、こんな絶好のチャンスを逃すわけにはいかないのだ。

そうして覚悟を決めた俺はまた1歩、2歩と足を進め、ついにその少女に声をかけた。

「君、誰‥?」

返事は来なかった。それどころか俺の方に見向きもしない。もしかしたら気付いてないのだろうか。そう思い、肩を叩いて呼びかけようとしたのだが‥

なんと、肩を叩こうとした手がすり抜けた。

「‥‥えっ?」

まさかの事態に驚きを隠せずにいると、その少女がこちらに振り向き、目が合った。

結構歳が離れてるかと思っていたが、身長が低いだけで顔つきは案外そうでもなかった。恐らく1個下か2個下だろう。

こちらを見つめる瞳はとても冷たく、何一つとして生気を感じない。肌は透き通るように白く、長く綺麗な黒髪と対比して光ってさえ見えた。

まるでお人形のようだ、なんてどうでもいい事を思っていると、少女の口が小さく開かれた。

「私が見えるの?」

「見えるって、どういう‥?」

混乱しているからか、頭の中に言葉が正常に出てこない。色々と思ってる事はあるはずなのに上手く言葉に出すことができなかった。

それどころか彼女の言っている事の意味もよく理解する事ができなかった。頭が全くもって働いていないらしい。

すり抜ける手、先程の少女の発言、全くもって感じない生気、そこから考えるにこの子は‥

そこでようやく閃いた。1つの答えに辿り着いた。「もしかして」と、その予想を口にしようとした瞬間、被せるように彼女の口から真実が明かされる。

「私、死んでるもの」

この時、俺の人生が大きく変わるような気がした


はじめまして、露草あまたと申します

今作で人生初めての執筆となります。拙い文章ですが、読んでいただけると嬉しいです

ご指摘、感想等たくさんお待ちしております!

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