日本のジャングル
翌日、私たちはデルタ部隊を乗せたヘリで
日本のジャングルとも言われている、
TOKYO(東京)に向かった。
【アトラー】「いいか、これはマキシマの痕跡
だけじゃない。今回は自分の命の事も考えろ。
もし無理だと思ったら、これで逃げろ。」
そう言ってアトラーが見せてきたのは、
海辺の近くにあるゴムボートだった。ただこんなので、Zero(日本軍)から逃げれるわけがない。
やはり、ここの資金はどうやらCIA本部から
出なかったみたいだな多分。まぁ仕方がない、
と思っていたその瞬間だった。ある1人のやつが
こう言った時、状況が変わった。
【Δ部隊a】「RPG!」(ロケットランチャー)
そう、日本はどうやら私たちがここにくるのを
お見通しだったみたいだ。だが私たちにも
対策はしてある。
【タッズ】「全部隊に次ぐ。ヘリに付属してある
ミニガンで応戦せよ!」
こんな時にこれをいうべきではないが、一応
言っておく。タッズは、こういうのになると
絶対に指揮官になる。まぁそらCIA上位の戦力
だもんな....。てかこんな事を言ってる場合ではない!
【ジョン】「目の前にZeroが撃ったRPG!迫ってきている!」
【Δ部隊b】「っく!どうやら人感センサーが
ついてやがる。」
【タッズ】「何!?」
もし本当にあのロケランに、人感センサーが
ついているとしたら、俺たちはここでおじゃん
(死亡)になってしまう。だがそれも私たちは
対策してある。
【タッズ】「なら第二作戦始動!」
【Δ部隊】「イエッサ!」
そういうと、Δ部隊はヘリの後ろに積んでいた
特殊な武器を外に向けて撃った。
すると人感センサー付きのRPGは、その撃った
弾の方に向かっていった。
【タッズ】「こいつは、偽人感砲だ。だから
もし、人感センサー付きのRPGが来たらこれで
対応しろ!」
みんな、はいっ!という顔でうなずいた。だが
そう言っていたのも束の間。ヒューンと、
こっちに近づいているものが来ていたのだ。
【Δ部隊c】「タッズ指揮官。あれはなんでしょうか....?」
【タッズ】「あれは.....。っ!Zero戦闘機だ!」
説明しよう。Zero戦闘機というのは、
日本軍(Zero)が作ったどの世界よりも最強な
戦闘機だ。だがなぜこんなヘリごときで
最強戦闘機が来たんだ?まさか本当にここには
来ては行けない理由があるのかもしれない。
なら、ここにはマキシマの痕跡もあるかもな...。
【アトラー】「おいお前ら!前!まえ!」
【全員】「ん?」
ドカーン‼️
【操縦士】「エンジン停止!制御が効きません!
墜落する‼️」
そう、アトラーが前を見ろと言っていたのは、
あの人感センサー付きのRPGがこっちに来ていたのだ。しかもやられたのはエンジン部分...。もう
助かりようがない。あとは神頼みだった....。
だがしかし、ここで俺たちは最悪な展開に
なってしまう。
【アトラー】「タッズ、ジョン!お前らは先に
降りろ!そうすれば分担でマキシマの痕跡を
探せるからな!」
【ジョン】「正気かアトラー!?」
【アトラー】「ああ、正気だ。このままいると
俺たちは全員....」
その時だった。またRPGがこっちのヘリに
飛んできて運悪く当たってしまった。
ドカーン。
そして私が目を覚ますと、私の体の上に
ヘリコプターの上の部分が、乗っかっていた。
とても...重い....。このままだと圧縮されそうだ...。すると、胸ポケットに入っていった
無線が鳴った。
【無線】「こちら.....Δ..。ジョン大尉.....
いまど.......。こちらは.....アトラー......不在
です.........ズズー」
ダメだ。ここは森の中で電波が悪い。さて
どうしよう。とりあえず目標はこの森から
出ることだな。だがどうやって出ようか...。
しかも早く上のやつをどかさないと本当にここで
オジャンになってしまう。
(く、くそ!重たすぎて全然動かない...!)
だ、ダメだ。どかそうとしてもびくともしない。
どうする私?だが待てよ。このヘリは...そうだ!
回転式のプロペラなはずだ。だからこれを回せば
取れて出られるのでは?と考えた。まぁそんなことは意味がないと言ってやりたい。だがしかしこれが
本当に助かる事になったのだ。
(と、、とりあえず回すぞ!1.2.3!)
すると俺の上になっていたプロペラは、回り他の
ところに溜まっていた。ただこんなことは
絶対CIAでは起こらない。多分ね....。
とりあえず起き上がれた私は辺りを探索する事にした。
【ジョン】「こちらジョン。今から日本のジャングルを探索する。」