勝つだけの戦いだった
「ああそうだ。タッズくんを半殺しに
したのはこの僕さ、ジョンくん。」
「なぜこんな事をしたんだぁー!!」
頭に突きつけた銃を撃とうとしたら、
奴がスッと避けて今度は俺の頭に
銃を突きつけられた。
「なら今度は俺の質問だぁ。ジョンくん。なぜ君はこんな奴と一緒にいる?」
「なぜかって?そりゃあ仲間だからだ」
「ふっ。仲間ねぇ...。」
やつは大声で笑い出し、まるで
大麻をやったかのように狂い出した。
こいつ....一体何者だ?しかし、
こいつとは昔の時会っているような
気がする。
だがその事を思い出せない。
なぜだろうか?いや、今はそのことはいい。今はタッズのことを優先しないと。
なので俺はタッズにこう問いかけた。
「タッズ。動けるか?動けるなら
後ろに隠れていてくれ。」
「はは、動けるならとっくにここから
離れているわ!」
タッズは動けずダウンしたまんま。
ならこのことを考えながらこいつと
戦うしかないな。できるだけいや、
流れ弾が当たらないようにしないとな。
俺は敵にある提案を持ちかけた。
「なぁテメェ。ここで戦うのをやめて
他のとこでやりあわねぇか?ここには
怪我人がいるからなぁ。」
「あいにくだがジョンくん。私も
時間がなくてね。」
くそっ!やはりこんなことでやつは
動かないか。だがこの状態ではあまりにも俺の方が不利になる。タッズが
動けず一発でも当たると死ぬ状態...。
しかし今ここでやつをやらなければ
タッズも俺も死んでしまうであろう。
ああだめだ。全く打開策が思いつかん。
俺が打開策を考えていると、
奴が奇妙な行動をしていた。
「いいねえその考える姿!まるで
たくさんのオオカミに追い込まれた
一匹の羊みたいだw!」
そう言いながらdessert eagleに
弾を入れていた。どうやら俺を一発で
仕留める気だ。だが今俺の手持ちには、
RPGガン(弾なし)とM4、閃光手榴弾
しかない。これだけあれば戦えるという
人もいるが俺は違う。しかも相手は
マグナム。一発でも当たれば瀕死だ。
でもおれの武器はM4...。連射は速いが
威力が弱い。だがこんなとこで怯んでいられるか!こうなったらあとは
神様頼みだ!
「喰らえ!俺のM4乱射!」
俺が放ったM4弾は、見事に
相手から離れ、壁にどんどん当たって
無意味な攻撃になってしまった。
こいつはまずい。このままだと相手の
思う壺に足を踏み入れてしまう。
「おや?もう攻撃が終わりましたか。
なら今度は私の番ダァ!」
ああだめだ。今度こそ悪運も尽きた!
これでこの世ともおさらばだ!
ああ短かったが楽しい人生だった!
本当に本当....いや。
てかあいつ最後の語尾、
こうなってなかったか?
「ダァ!」って。まさかあいつ、
Androidか?
俺は相手の攻撃を避けて、あいつから
絶対に見つからないであろう場所に
身を潜めた。
すると俺の読みは当たっていたのか、相手はおもくそ機械の肌を露出した。
ならお話は簡単。あいつの電源を
切ればいい。
俺は隠れていた物陰から姿を出し、
ロボットに向かって走っていった。
へへ、これは簡単なトリックだったな!
そう思った瞬間だった。
あたり一面が真っ暗になった。そして
俺の目の前に男が1人立っていた。
「やぁジョン。どうやらまた使ったんだね。でもこれだけは注意して。」
「ちょっと待ってくれ。【また使ったんだね】てどういう意味だよ。てかここどこだよ!」
本当ここはどこだ?だが妙に懐かしい。
なんだろう。そこには確か白衣を着た
男や、可愛い美人もいたな。
てかどういうことだ?また使った、て。
なんだ、俺に超能力があるのか?
それなら早く教えて欲しいものだ。
「ああそれも説明したいけど、今じゃ
ない。さぁ早く行って。時間がない。」
「おい、俺の話....。って?ここ、
タッズのとこに行く前のところじゃん。」
俺は気づいたら、タッズのとこに行く前のところに居た。




