第九話 連携
「···もう大丈夫だよ···ありがとう···!」
いつの間にか立ち止まっていた。
ミアは少し経つとすぐに泣き止んでくれて、自身の話をする前よりも元気に笑ってる。
「いつでも頼っていいよ!」
ミアの笑顔や元気な姿で俺も嬉しくなるし、頑張ろうって思えるから!
「うん···!でも今は···依頼···優先···!」
「そうだった···行こうか!」
ちょっとだけ依頼のこと忘れてた···。このまま帰ってたら何て言われてたか···。あはは···考えたくないなぁ。
≪≫
「そっちにゴブリンが行ったよ!気を付けて!」
「うん···!えいっ···!」
あの後森の中に入ってゴブリン三体と戦ってる。本来ならゴブリンは森の中にいるんだけど、ミアが襲われてるときは森から少し出たところにいたんだよね···。
俺が一体を相手しているとミアのほうにゴブリンが行ってしまい、ゴブリン二体を同時に相手している。
「ギャアッ!」
「っと···はあっ!」
ゴブリンがこん棒を横に振ってきたので、後ろに下がってからナイフを振り下ろす。
町に戻ったときに買っておいてよかったぁ···。
ミアの手助けをしないと···。
「やあっ!」
「ギ···」
「ギャ···ァ」
高速で動いて一気に二体を爪で······あれ···俺いらないかも···?
「凄いな!一気に二体を倒せるなんて!」
「レイルがいるおかげ···!」
···優しいなぁ。
「よし、ゴブリンも倒したし、一旦帰ろうか!」
スキルの効果?による身体強化にも慣れてきたし、次からランク相応の依頼を受けよう!
「うん···!」
「ちょっと待ちな···。ガキ。」
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