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キミがくれた  作者: 紗渚
29/57

下駄箱、

【29】-notside-









「カノンいるー?」



二組の扉を開いたのは奈乃香の幼なじみだった



「輝?奈乃香なら俊哉と帰ったで?」


「あ、そう…」



輝は少し残念そうな表情をして、そっと扉を閉めた



(一緒に帰ろうとしたのになー…)



彼が下駄箱へと足を向けると、すれ違う生徒は



「輝、じゃーな」


「三上くんバイバイ」



一人一人が挨拶を彼に交わす。


下駄箱につくと、輝はある靴が目に入った。



(あれ?カノンの靴…?)



不思議に思った輝だったが、すぐにニヤリと笑って

下駄箱の下に腰かけた



「ん?」



そこに亮輔があらわれた



「輝、お前何してんの?」



「んーちょっとね」



「だれか待ってんのか?」




「あんな―――――」













【next】

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