少しだけ、
【1】
あの時の君の言葉
忘れた訳じゃないけれど、少しだけ寄り道して、
いいかな?
―――――――
―――――
「ふぁ〜…」
私の名前は
[美倉奈乃香]
この学校に通う中学2年生
今は昼休み。
人はそれぞれやりたいことをやりたいようにする。
私は机に突っ伏して寝ようとしていた。
「奈乃香。起きろ。」
「んー…?」
そこに居たのは
[宮城俊哉]
2年になり仲良くなった。彼はクラスメイトだ。
「次、国語だぞ?」
「………あ」
国語係の私達は
職員室に向かう。
係の事などすっかり忘れていた私に
「アホ」
「うるさい。」
割と直球な俊哉だった。
しかし、そんな彼をけして嫌ではなかった。
人には優しく。誰にでも分け隔てなく接する。
彼には男女問わず誰でもその人間性に憧れた。
彼とは[友達]だ
そして[親友]また私には居る。
「どうにかならへんかな」
「華。」
彼女の名前は
[横峯華]
綺麗な長い黒髪を後ろで一つにまとめ
黒縁眼鏡がきまっている我らが2組の学級委員。
整った美形の口からでてくる言葉は関西弁が少し混じり、乱暴な口調になる。
「華。なにが?」
「アンタらいい加減くっつけや。」
「また、その話デスカ…」
「えぇやん別に」
別に俊哉が好きでもない。だけど、
少しだけ、
それも いいかな
なんて思う
そんな自分がいた。
【NEXT】
ども。紗渚デス
初小説〜(パフパフ)
この先どうなるかわかりませんが
キャラと共に頑張ります
皆様よろしく
お願いしまさァ(ペコリ)