表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
かくも美しき鉄人かな  作者: 眼名 奈子
3/3

2話 日常

朝、山田 兼人(やまだ かねと)が目を覚ましリビングへと降りると

昨夜、レジスタンスがまたも護送車を襲撃し鉄人を逃がしたというニュースが流れていた。

兼人の母眞城(まき)が「この頃物騒だねぇ」と小言を漏らしていた。

「うん、怖いねー」

妹の愛留(める)がスマホを見ながら話半分で返事をした。

「ちょっと!あんたが一番気をつけてよ!」

そんな愛留に眞城が少し腹を立てる。

朝から不穏な空気だがこれが山田家の日常だ。

「まぁでも、警察とか対鉄(たいてつ)が動いてくれるよ」

兼人は少し笑いながら眞城をいさめた。

「あと、今日大学のレポートで一日外出だから」

「ちょっと、気をつけてよね!」

「気をつけるよ」

兼人は眞城とそうやり取りし朝食を食べ終え自室に戻った。

「カメラとメモ帳あればとりあえずいいか」

レポートの為の準備をし兼人は家を出た。

「まずは、レジスタンス拠点第一候補の港跡まで行くか~」

兼人はそう言い市内の港跡まで足を進めた。

その後ろで黒い影が動いたのに兼人は気づかなかった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ