表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

33/159

会話27.恋人同士

「ただーいまー」


「アスカおかえりー、俺もただいまー」


「オウカもおかえりー」


「毎度、わけわからんなこのやりとり」


「いーじゃん、おかえり、ただいまって大事だよ?」


「そだな。そろそろ手ー離すぞー」


「はーい。あ、荷物持ってくれてありがとね」


「別にこれくらいは問題ない」


「男の子だねー」


「しかしまぁ、あの二人が恋人同士かぁ……。めっちゃ指絡ませてたな」


「オウカったら、アレはやだなんてわがまま言うし……」


「いや、アレ恋人繋ぎだろ? ハードル高いって……あいつらすげえなマジで」


「好きって気持ちはそれだけ凄いんだよ。告白だって素敵だったしぃ」


「……もしかしてアスカ、こないだ呼び出されたのって津江月つえづきか?」


「あれ? なんで分かったの?」


「さすがに分かるよ。確かにあいつなら、呼び出しも安心だわ」


「ごめんね心配させて。ほら、どうなるか分かんなかったし」


「アスカが?」


「あの二人が。分かってて聞いてるでしょ?」


「まぁな。しかし、津江月がそんなカッコいいことを言うとは……」


「意外だよねー」


「ただの巨乳好きだと思ってたがやるなぁ」


「ねー。私の胸、すっごい拝んでたのにねぇ」


「それは聞き捨てならんが、まぁ収まるところに収まった感じだな。許そう」


「私の胸はオウカのだもんねぇ。甘えんぼなんだから」


「そういう意味じゃねーよ」


「まぁ、ミツキもすっごい喜んでたよ。基本クールなミツキが喜んで泣いちゃってたもん」


「確かに幸せそうだったな。彼女かー」


「……オウカも、彼女欲しい?」


「んー……? 俺に彼女ー?」


「……」


「別にいいかなー。好きな子もいないし、彼女できたらアスカと一緒にいられる時間減るしなぁ」


「ふーん、そっかー」


「それに仮に彼女できても、アスカが心配でそっち優先してフラれそうだしなぁ……」


「そっかそっかぁ。えへへ。えへへへぇ……」


「アスカは? 彼氏欲しいとか無いのか? ずーっと告白とか断ってるけど」


「私はほら、オウカがいるし。オウカのお世話もしたいし、素が出せない相手なんていらないよ」


「うーん……それを聞くとなんか申し訳なく……」


「良いの良いの、私が好きでやってるからオウカは気にしないで。絶対に気にしないで。気にして彼女とか無理に作らなくていいから!!」


「お……おう、わかった。了解」


「よろしー」

面白い、続きが気になると思われたらブクマや評価、レビュー等していただけますとやる気に繋がります。評価は1~5のどれをいただいても基本的に喜びます。

感想もお気軽にいただけますと喜びます。こんな会話が見たいなども歓迎です。

全てが執筆の励みとなります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 惜しいです!
[良い点] なんでそこで付き合うって話が出ないのだろうかwww
[一言] なんでくっつかないのか。 恋愛の対象として、気づいてないんだろうな。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ