会話111.ホラー映画
「ギャアァァァァァァア!?」
「うひゃぁぁぁぁぁぁぁ?!」
「こえー……こえー……怖えよこの映画……なんでこんなもん見ようって言い出したんだよアスカ……!!」
「あああああらすじ見たらそこまでここここ怖くないかなっててててて……! おもちゃたんだけど怖すぎるておもます」
「おい、震えすぎて言葉がおかしくなってんぞ。やめろ、それも怖いからやめろ」
「和……和製ホラーはコレだから怖すぎるのよ……! もうちょっとB級感出して怖いけど笑えるみたいなのを……!」
「無茶苦茶だよ、いやもうやめようぜコレ見るの。俺限界なんだけど!」
「わ、私も限界だけど、限界は超えるためにあるのよ……!!」
「なんの覚悟だ! ってぎゃァァァァァ?!」
「うにゃあ!? オウカ! もっと! もっとくっついて怖さを緩和するのよ!!」
「よよよよよし来いアスカ! 大丈夫だ、いざとなったら俺を守ってくれ!」
「力強く守られる宣言!?」
「怖い怖い怖い、なんだよコレ、怖すぎるだろ。なんなんだよこの映画!」
「うううぅぅぅ……もうヤダァ……でも結末気になるよお……」
「アスカ泣くな! お前が見はじめたんだろ!」
「うううぅ……主人公が、主人公がなんかとんでもないことに……!」
「いや、アスカ! これはきっと主人公は助かるぞ……って……あ……」
「終わった……けど……バッドだコレ……あぁ、でも……見終わった……」
「後味悪いけど……やっと終わっ……」
「にょわあっ?!」
「うぎゅゃあっ?!」
「最後……ビックリ……させるのは反則……」
「アスカ!? オイしっかりしろアスカ! アスカー!!」
「オウカ……今日も一緒のベッドで寝てぇ……おねがぁい……」
「わかってる……今日は俺も無理だ……!!」
面白い、続きが気になると思われたらブクマや評価、レビュー等していただけますとやる気に繋がります。評価は1~5のどれをいただいても基本的に喜びます。
感想もお気軽にいただけますと喜びます。こんな会話が見たいなども歓迎です。
全てが執筆の励みとなります。