会話96.アスカと鳥谷部母
「アスカちゃーん!! 元気だったー!! まぁまぁ、綺麗になっちゃってまぁ!!」
「おばさん、お久しぶりですー。と言うか、おばさんが出張に行ってまだ半年くらいですから、そんなに変わってないですよ?」
「何言ってるの!! またオッパイおっきくなったでしょ?」
「分かるんですか?」
「そりゃ分かるわ、毎日鍛えた眼力を舐めないで!!」
「うーん、別に特別に何かやったわけじゃ無いんですけどねぇ?」
「羨ましいわぁ……成長期……。私はそんなに胸大きくないから」
「結構あると思いますけど?」
「アスカちゃんとミトリさんに比べたらちっちゃいじゃない」
「ママはまぁ、私よりでっかいですからねぇ」
「まぁ、その辺は置いといて……どう? オウカとは?」
「オウカですか? こないだ一緒にプール行きましたよ!! すっごい楽しかったです!!」
「へぇ!! 良いわねプールデート!! 進展が……」
「いや、デートじゃ無いですよ? 一緒に遊びに行っただけですし。あー、聞いてくださいよー、私オウカにお尻見られちゃったんですよ」
「まって、ツッコミたいところがいっぱいあるんだけど。お尻見たってなんで?」
「ウォータースライダーで……」
「あぁ、そうなんだ……。いや、ほんとなんなの貴女達。と言うか我が息子。何してるのいったい」
「初デートは今度、オウカと一緒に行こうねって話してて。計画立てたんですよー」
「え?! プールはデートじゃなくて初デートに行くってどういうこと?! 私混乱してきたんだけど?!」
「えーっと……詳しく話します?」
「うん、聞かせて。それとさ、改めて聞きたいんだけど……」
「なんですか?」
「アスカちゃんって、オウカのこと好き?」
「そりゃ好きですよ? 大事な幼馴染ですし」
「あぁ、うん……そうなのね……」
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